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起源は中国だった!武蔵境『珍々亭』の元祖「油そば」
起源は中国だった!武蔵境『珍々亭』の元祖「油そば」

起源は中国だった!武蔵境『珍々亭』の元祖「油そば」

最終更新日 : 2014/09/24

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石山勇人
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 最近ターミナル駅などの繁華街を歩くと「油そば」の看板を多く見かける。いわゆるスープの入らないラーメンで、ネーミングからハイカロリーを連想させるが実はスープ分のカロリーが引き算され、塩分も少なくヘルシーというのがお店側の主張。

起源は中国だった!武蔵境『珍々亭』の元祖「油そば」

油そば 並

 今回は「油そば」の名付け親、武蔵境にある『珍々亭』をご紹介したい。創業は昭和29年。先代が親戚の経営する本郷の中華料理店で修行し、その時に出会った「拌麺」が油そばの原型だという。

 麺に絡める特製ダレはチャーシューを煮た醤油ダレにラードを加えるシンプルな構成。しかしながら肉の旨味がつまった醤油味にサラっとしたラードの油脂感は若者が欲する味のど真ん中。茹でたてを丼に入れる釜揚げ状態の麺は熱々モチモチで、スープが入らないものの冬でもしっかりと体を温めてくれる。

 卓上に用意されるのは自家製ラー油•酢などの基本調味料。本体の味付けがシンプルなだけに自分流にカスタムするのが「油そば」のスタイルだ。ネギは有料だが相性が抜群なので是非注文して欲しい。

起源は中国だった!武蔵境『珍々亭』の元祖「油そば」

「油そば」と「まぜそば」の違いは?

 さて前回お話した通り「油そば」と「まぜそば」の違いはなんだろうと考える。『珍々亭』の「油そば」の原型が中国の「拌麺(ばんめん)」だとしたら呼んで字のごとく混ぜる麺。要するに「油そば」の原型は「まぜそば」であり2つのメニュー名は同意義と考えて間違いはない。

 歴史的に正しく追うと「拌麺(中国)」→「油そば」→「まぜそば」という順番で登場。これは「拉麺(中国)」→「支那そば」→「中華そば」→「ラーメン」みたいなもので、時代のニーズとともに呼び方が変化したと考えるのが妥当。「中華そば」と「ラーメン」が共存しているように、今後「油そば」と「まぜそば」の関係も長い付き合いが期待できそうだ。

中国の拌麺(油そばの原型)

起源は中国だった!武蔵境『珍々亭』の元祖「油そば」

上海『滄浪亭』で提供される「葱油肉絲拌麺」15元(240円くらい)

起源は中国だった!武蔵境『珍々亭』の元祖「油そば」

上海にある「蘇州麺」を売りにする人気店『滄浪亭

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※本記事は、2014/09/24に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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