話題の「台湾まぜそば」の元祖が新宿にできたということで早速訪問。こちら『麺屋はなび』は名古屋において2008年創業という比較的新しいお店ながら「台湾まぜそば」というメニューを世に知らしめた先駆。卵の黄身と唐辛子の赤味という鉄板コラボが食欲をそそる気鋭のご当地ラーメンだ。
元祖台湾まぜそば780円
元祖と謳うそのビジュアルは、秘伝の台湾ミンチを味の軸として卵を中央に配置し取り囲むようにニラ•ネギ•ニンニク•のり•魚粉の5種がトッピングされる賑やかなもの。ニンニクや卵•魚粉など首都圏に見られる「まぜそば」との共通点が多く馴染み深いのも人気の理由だ。
まず台湾ミンチをいただき元祖の味を確認。豚挽肉に鷹の爪の辛味、醤油の旨味がのるストレートな味。辛さの調節はできずノーマルでも力強い刺激を感じる。そして豪快にかき混ぜる。「台湾まぜそば」の醍醐味はなんと言ってもその辛味と豚の旨味。それらを卵の黄身がまろやかに包み込み、複数のフレーバーが折り重なる特有の味わい。また麺を食べ終えても台湾ミンチが丼に残るため、無料の追い飯をからめ最後まで食べ切るのがおすすめだ
麺は全粒粉が配合される風味の強いものでモッチリとした食感。刺激の中にもしっかりと存在を主張する極太麺。通常のラーメンよりも多い茹で前で200gという麺量は、汁無し系としてはスタンダードながらやはり結構な食べ応えだ。
最近何かと話題の「台湾まぜそば」だが、土台となったのは名古屋『中国台湾料理 味仙』を発祥とする「台湾ラーメン」。地場に根付くラーメンをアレンジして世に広めるという、今後ご当地ラーメンのあり方の指標に成り得るアグレッシブなスタイルに要注目。
参考
名古屋市にある『味仙 今池本店』
『味仙』の元祖台湾ラーメン
紹介しているお店はこちら!
- 麺屋はなび 新宿店
- ラーメン・つけ麺 東京メトロ副都心線 東新宿駅 徒歩5分
※このお店のページは現在ご利用いただけません