日本を代表する「カレーの聖地」東京・神保町。
「スマトラカレー共栄堂」「エチオピア」「キッチン南海」「まんてん」「ボンディ」「カーマ」「ガヴィアル」「ジャズオリンパス」「Cafe HINATA-YA」「チャントーヤココナッツカリー」「鴻」「エブラック」「マンダラ」「ディラン」「パンチマハル」「ペルソナ」etc...etc....
名店とよばれるお店が一体幾つあるのやら・・・・
けれど2016年、その勢力図、というかパワーバランスに異変を起こすほどの実力店が次々に登場。
カレーの聖地・神保町は、また新たな時代へと突入したのです。
今回の特集では、2016年神保町に登場した名店3店をご紹介。
聖地の「今」をひしひしと感じてくださいませ!!
1.東京の北インド料理を代表するスターシェフ、神保町に降臨!「アロマズ オブ インディア」
2016年3月29日オープン。
先日、惜しまれながら11年の営業を終えた秋葉原インド料理の名店「ジャイヒンド」。
そこでチーフシェフとして腕をふるっていたアミットさんが待望の新店を神保町にオープン!
東京の北インド料理を代表する「ジャイヒンド」の伝統を受け継ぎながら、より振り切った味わいが期待できるこのお店。
剛腕シェフの「わが城」といった雰囲気もありつつ、アットホームな雰囲気もあり、居心地もなかなかのもの。
オススメは「チキンミルチ」。
ミルチ=唐辛子ですから、辛いには辛いのですが、ただ辛いだけでなく、唐辛子の香ばしさがしっかりグレービーに定着しているのが素晴らしいんです。
またカレーだけじゃなく、タンドリー料理も絶品。
添えられたミントソースまで、抜かりなしの美味さですよ。
紹介しているお店はこちら!
2.日本人シェフが手掛ける、南インド・ケララの洗練。「Spice Box」
2016年1月13日オープン。
今や東京でも熱心なファンが増えてきた南インド料理。
ここ神保町にも日本人シェフによる南インド料理店がオープン!!
シェフは南インド・ケララ州コーチンの五つ星ホテルで修業した方。
古くから貿易港として栄えたコーチンはヒンズー、イスラム、仏教、キリスト教が共存したインターナショナルな街で、ちょっと神戸にも似たハイカラな空気があるんですが、このお店はまさにそのイメージ通り。
インドと聞いて多くの日本人がイメージする猥雑な喧噪とは異なった、洗練された雰囲気の中、華やかで手の込んだ南インド料理が楽しめますよ。
3.進化した「デリー系」が神保町に降臨。「ビストロべっぴん舎」
2016年8月23日オープン。
日本を代表するカレーの老舗名店「デリー」の系譜を引く「柏ボンベイ」、その西口店の元店長が開いたお店です。
「デリー系」のアイコンである激辛カレー「カシミールカ」はもちろんのこと、 薬膳、エビ、牛スジといったオリジナルカレーもラインナップ。
しかも辛さがチューニングできるときた。
名店の味が進化に進化を遂げ、カレーの聖地に降臨。
これからの神保町を代表するカレー屋としての風格も充分な、期待の星ですよ。
紹介しているお店はこちら!
店名:ビストロべっぴん舎
住所:東京都千代田区神田小川町3-10-1 駿台ビル 2F
電話番号:080-7896-5596
そして12月、神保町にもう一軒、期待の新星オープン予定・・・・乞うご期待。