「スパイスカレー」「間借りカレー」「南インド料理」・・・昨今、カレー業界のトレンドワードはいろいろあれど、実はもっともっと大きなトレンドがあるんです。
それは、「カレーやスパイス料理をお酒とマッチングして楽しむ」お店の急増。
2010年代に入り東京に次々現れた「スパイスBAR」や「スパイス居酒屋」ですが、昨年あたりからより多彩なお店が続々登場。
※2014年の記事「スパイスで呑む!進化系『スパイスバー&居酒屋』珠玉9選!」
https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/5648/
東京だけでなく、大阪やその他地方にもこの動きは拡がり、一昔前の「一皿食べたらおしまい」のカレー屋とは異なる業態的にも大きな可能性が拡がってきています。
「カレーはお酒に合わないんじゃ?」なんて言葉も今は昔。
カレーやスパイス料理をつまみながらビール、ワイン、日本酒・・・はたまたスパイス酒まで。
今回は2018年以降東京にオープンした新店を中心に、刺激と癒しが交錯する多幸感が味わえるお店を、ご紹介してゆきます。
【1杯目】新宿でスパイス呑み。注目の新店『アチャカナ』
【2019年4月オープン】
「スパイスBAR &居酒屋」ムーブメントの火付け役「カッチャルバッチャル」に在籍したシェフによる、話題の新店。
独自の感性でアレンジされたインド料理を軸に、焼酎、日本酒、カクテルやインドワインと多彩なお酒を楽しめます。
名物「ゴルゴンゾーラクルチャ」はオーダー必須!
紹介しているお店はこちら!
店名:Spice Bazaar アチャカナ
住所:東京都新宿区西新宿7-12-23 松沢ビル3F
電話番号:03-6883-3652
Facebookページ:https://bit.ly/2RCC9qI
【2杯目】日本酒と肴、そしてスパイス料理のマッチング。『シュガー サケ アンド コーヒー』
【2016年5月オープン】
「日本酒専門店」を謳いながら、その料理には随所にエスニック、随所にスパイス料理のエッセンスが潜んでいるという、いわば「隠れスパイス居酒屋」。
考えてみれば、日本酒は米が原料。
米を食べる地域のスパイス料理とは相性がいいわけです。
フランス人の蔵元で作った日本酒とアオリイカのビンダルーなんて組み合わせは、ここでしか味わえないもの。
独創的な「和×スパイス」の世界へ!
〆にはホヤのおにぎりなんてのもお勧めですよ。
紹介しているお店はこちら!
【3杯目】タイ東北イサーンの田舎気分で呑む。『モーラム酒店』
【2018年2月オープン】
タイ料理マニアからアツい支持を得るタイ東北イサーン地方のパンチがきいた料理たち。
けれど本格的なのを食べようと思えば現地系のディープなお店に行って、一皿1000円以上のオーダーで、ガツッと辛くて・・・初心者にはハードルがチト高いかも。
そこに来てこのお店、フラッと寄りやすい居酒屋スタイルで、小鉢サイズのイサーン料理を楽しむことができます。
雰囲気抜群、珍しいお酒も多々。イサーンの薬酒「ヤードン」はインパクト大!
紹介しているお店はこちら!
【4杯目】カジュアルに、エレガントに。インドのお酒と愉しむインド料理。『バンゲラズスパイスラボ』
【2019年5月オープン】
昨年銀座で旋風を巻き起こした南インド・マンガロール料理専門店『バンゲラズキッチン』。
船堀にオープンしたばかりの2号店は、他にはない珍しいインド料理とインドワインやインドウイスキー、スパイスカクテルのマッチングが楽しめるお店。
そのメニューはまさに多彩。
本店同様のマンガロール料理から、絶品タンドリー料理まで。
上の写真にある「マトンガラウティケバブ」は、羊肉をまるでフォアグラのようにペーストしタンドール窯で焼いた珍品。
口の中で溶けるような食感はまさに未体験ゾーン!
席も広々、駅からも近いので、大人数の飲み会にも対応できますよ。
紹介しているお店はこちら!
店名:バンゲラズ スパイスラボ
住所:東京都江戸川区船堀3-5-7 トキビル 2F
電話番号:03-6280-3499