規格外の愛と情熱！東京インド料理界を騒然とさせた３つの新店

2016年５月。東京中のインド料理マニアが待ち焦がれていた、珠玉の３店がほぼ同時にオープン。

そのいずれもが、日本人シェフのインド料理＆カレーに向けた途方もない愛と情熱が結実した、驚くべきお店。

インド料理好き、カレー好きなら泪が出てくるほど素晴らしいお店なんです。

期待の超新星、帰ってきた巨匠、トップランナーの新たなる挑戦・・・・

既存のチェーン店では味わえない独自の世界観は、ハマればハマるほど抜け出せない魅力たっぷり。

いずれも見逃せない３店、一挙紹介！！

インドと日本を融合させる巨匠、待望の復活！「和魂印才たんどーる」

2016年５月11日オープン。

東京インド料理の先駆け「アジャンタ」で修行した日本人シェフが開いた、いわゆる「アジャンタ系」の名店たち。
その中でも日本の感覚とインドのテクニックを融合させた独自のアプローチで異彩を放っていたのが沼袋「新・印度料理たんどーる」の塚本シェフでした。

が、「新・印度料理たんどーる」は諸事情により2015年3月に閉店。

復活が望まれていた名店がついに！場所を初台へ移しての再始動です！！

新たな店名の「和魂印才」という言葉通り、インド料理の調理技法を用いつつ、和の素材や味わいを活かしたその料理は、もう他では味わえない美味さ。

とにかく、めちゃくちゃ美味いわけです。

オープン当初は無理せず、ひとまず水・木・金のランチ営業のみ。

メニューは週替わりのセットが基本。

ちなみに写真のセットはこんな感じでした。

★カレー2種盛りのセット
・鶏ひき肉とナンコツのキーマカレー
・根菜カレー（大根、人参、ゴボウ、レンコン）
・キャベツとブロッコリーと切干大根のスパイス炒め
・海苔ピクルス
・新生姜の甘酢スパイス漬け
・雑穀ライス
・サラダ

もう、キーマカレーは史上最高かってなくらい美味いし、インド人には絶対発想できない海苔ピクルスとか面白すぎます。

サイドメニューのチキンピクルスなんかも涙が出る美味さですよ。

今後、様子を見ながらの営業時間変更もあるかと思いますので、お店のツイッターで営業状況や提供メニューをご確認の上での訪問がオススメ。

そして、記事紹介していて言うのもなんですが、あくまでも個人店であり、かなり料理にも手をかけているお店ですので、ガンガン大量の客を捌くことができない場合があるかもしれません。お客としての愛と配慮をよろしくお願いいたします。

紹介しているお店はこちら！
店名：和魂印才たんどーる
住所：東京都新宿区西新宿4-41-10 スカイコート西新宿１Ｆ
電話番号：03-6276-2225
Twitter：https://twitter.com/Mr_tandoor
※営業時間・メニューはお店のTwitterでご確認ください

マニアックに、敷居は低く。南インド料理ポピュラー化の実験場。「エリックサウス東京ガーデンテラス店」

2016年５月10日オープン。

八重洲で人気の南インド料理店「エリックサウス」が、紀尾井町「東京ガーデンテラス」に２号店を出しました。

けれどここ、ただの２号店ではありません。

マニアから見てもマニアックな南インド料理を、スッと一般の方々に受け入れやすいカタチで提供する、いわば「ロックとポップスを共存させる」実験場といえるお店なんです。

つまりこういうこと。

一般の方「このインドのソーセージ、ピリッとスパイシーでお酒に合うね！美味いよ。」

マニアな方「うわ、カシミリチリを使ったゴアのソーセージなんてマニアックなの出してんだ！」

一般の方「へぇ、インドのパエリア、ホクホクしてて美味いね。」

マニアな方「え？毎回ダム調理して仕上げるハイデラバディビリヤニがレギュラーなの！？」

一般の方「あ、スイーツも置いてんだ。カフェ使いにもいいね！」

マニアな方「え！マイソール・パクなんて食べたことない！」

・・・ってな具合。

内装もかなり洒落ていて、

特別な知識が全然なくても、お洒落で料理がおいしいバルとして楽しめるし、

コアなマニアな方々には、その期待を上回る仕掛けが待っているという二重構造。

これ、マニアックな情熱だけでなく、周到な計算がなければ実現できるものではありません。

素晴らしいお店！！

紹介しているお店はこちら！
店名：エリックサウス東京ガーデンテラス店
住所：東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス2F
電話番号：03-6272-5529
営業時間：[月～金] 11:00～23:00（L.O.22:30）　[土・日・祝] 11:00～23:00（L.O.22:30）
定休日：なし
エリックサウス東京ガーデンテラス店

三茶に現地インド完全再現！マニア待望の新店ついに始動。「SUNVALLEY HOTEL」

2016年5月5日オープン。

東京のインド料理マニアたちが、今か今かと待ちわびていた新店が満を持してオープン！

一応言っておきますがここ、宿泊施設じゃあありません。
インドの街角では「HOTEL」と言えば食堂。
つまりここ、「日本人による、リアル現地の再現にこだわった、インド料理のお店」なんです。

以前よりInstagramでとんでもなく美味そうな自作ビリヤニの写真や、
インド現地の街角で出会った様々な料理の写真をUPしていたお二人が、ついに開いた自分たちのお店。

「日本人はナンとバタチキ好きだから～」とか、
「クリームたっぷりバターたっぷり」とか、
「本場三ッ星ホテル出身シェフの」とか、
そういったジャパン向けマーケティングは完全無視。

故にマトンは髄液ガッツリ沁みだしウマウマだし、
南のフィッシュカレー「チャパラ・プルス」はタマリンドの酸味バリバリだし、
インドの街角で「うめぇぇー！」って感動した料理をそっくりそのまま、この日本で完全再現。

もちろん、食材も気候も違うわけですから、ただ完全再現と言っても簡単ではないことなのでしょうが、とにかく「この味は日本では食べられない！」って思ってた味がここにあるんですから、それはホントに素晴らしいことなんです。

さらに、インドの完全再現は料理だけにとどまりません。

内装、メニュー、そして照明・・・それら全部、手作りだってんですから、その情熱とこだわりは凄いとしか言いようがありません。

熱い情熱が結実した、ある意味究極の個人店。

故にお客殺到の際は、待ち時間を覚悟したり、売り切れの可能性もあります。

現在予約は受け付けていませんが、店頭にファミレス方式で記帳できるので、早めの訪問をお勧めします。

なお、当日のメニューやお店の状況はTwitterで確認すると良いですよ。

三茶まで、インドへ旅する気分でどうぞ。

紹介しているお店はこちら！
店名：サンバレーホテル（SUNVALLEY HOTEL）
住所：東京都世田谷区上馬1-15-10 オリエント三軒茶屋ハウス1F
電話：非公開
Twitter：https://twitter.com/SunvalleyHotel
※営業時間・メニューはお店のTwitterでご確認ください

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