カニやらウニやらイクラ以上な海鮮は何か？それは八戸プレミア鯖！と教えてくれた店

大阪の北新地の東隣、アメリカ領事館の真裏に、「老松通り」なる親父達の隠れ家ZONEがある。交通の便の良い味のあるお店は、今やブームのせいか、立ち呑みであっても女性の方でいっぱいな店も多くなってきた。しかしこの老松通りには、まだまだ知られていないが他では味わえない良い素材と良い料理方法を駆使した、オヤジ達の隠れたお店が多数ある。

今回は、その中の一店、鯖という普段から口にしやすい魚を超高級魚に感じさせてくれるお店、 西天満の「ゆず屋」さんをご紹介しましょう。

自家製野菜果物食前ジュースは舌をまろやかにリセットしてくれる！

先ず席に着くと、季節野菜や果物から作られた、食前酒ならぬ食前野菜果物ジュースが出される。店主さんは、鯖に拘るだけでなく美味い野菜作りにも拘り、身体に優しい「素」という食材の良さを感じられる状況に導いてくれる。

初夏には西瓜と豆乳のジュース、冬にはカボスと冬瓜など。酒粕のジュースは、まろやかに舌を整えてくれる。

さあ 鯖を喰おう！先ずは生系から

ゆず屋さんの「八戸プレミア鯖」は、やはり生でも頂ける新鮮さと上品な臭みのない脂が堪らない。

鯖造りは今や珍しい食べ方では無いが、八戸プレミア鯖の造りは、癖一つないお味を堪能出来る。

鯖は少し熱を加えると旨味が際立つ。バーナーで軽く炙った「八戸プレミア鯖の炙りタタキ」は堪らない。

鯖の中の鯖は、これだ！

鯖の中の鯖を店主さんに求めたら、この「鯖の松前」を出して下さった！一晩昆布ジメされた鯖の刺身は、極上の他ない。

美味い鯖は焼くと解る！串焼きは絶品！

魚は生であれば、鮮度がよほど悪くなければ美味く感じてしまう。

素材の良し悪しは、焼くと解ってしまうもの。こちらの串焼きは、鯖の素材の良さを改めて感じさせてくれる。

鯖だけじゃない、野菜にも拘る！

鯖の素材に拘るだけじゃなく、店主さん自ら畑で野菜と向き合う野菜への拘りは、料理にあらわれている。

中でも、野菜の旨みの濃さを実感出来るのは「野菜のバーニャカウダ」だろう。シンプルに蒸篭で蒸された拘りの野菜の味と甘み、旨みの濃厚さを是非味わって欲しい。

素晴らしい料理に合わせお酒も堪能しよう！

美味い鯖にぴったりの日本酒をご用意されている。銘柄はその日によって違うので、是非店主さんに聞いてみよう。

個人的には、野菜のバーニャカウダには白ワインがオススメだ。野菜の旨みの濃さを味わうにはふさわしいお酒だ。

そして、究極の鯖料理はこれ！鯖のしゃぶしゃぶだ！

店主さんが、お客様に是非食べてもらいたいというのが、この生でも食べられる「八戸プレミア鯖のしゃぶしゃぶ」だ。拘りの野菜の入ったお出汁の中で軽くしゃぶしゃぶして旨みが膨らんだ鯖の味は、例えようの無い美味さと満足感だ。

シメは、しゃぶしゃぶの出汁で作られた雑炊を、鯖の血合いで作った佃煮とともに味わう。鯖節という出汁の素があるが、その素に触れた気がするお味で締めくくると、美味さや満足を通り越し、至福を感じられるひと時となる。

自分へのご褒美、大切な人と、特別な日に

お値段は、鯖のしゃぶしゃぶを含めたコース仕立てにすると、お酒も含め 1人6000円から8000円てところだ。決して安くは無いが、得られる至福感を考えれば安いものだ。

自分にご褒美をあげたい時、大切な人と至福感を一緒に味わいたい時、そんな特別な日に利用したいお店だ。

 

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