京橋で初めて呑むなら 先ずはサービス大将の洗礼を受けては
JR京橋駅 中央改札を出て東側に少し進むと、個性的な立ち呑み屋さんが並ぶ
通称『立ち呑みストリート』と呼ばれるエリアがあります。
中でも 私が 初めて京橋に呑みに来られた方や遠方からお越しいただいた方に
先ずご紹介する 京橋の立ち呑みレジェンド的お店
『まるしん』さん
先ずは ショーケース前の大将の前に立とう!
goodなポジションはショーケース前の大将前に立つ事だ。
何故ならば 大将のトークは抜群の酒のアテでもあるからだ。
また、大将がその日の仕入れや下ごしらえ中の状態によって
出される『これ食べ!』と出して下さるサービス品の洗礼を是非受けて貰いたいからだ。
初来店の方には いりこ出汁ベースで旨味輝く出汁に浸かった
湯豆腐が名刺とともにサービスされる。
運が良ければサービス品二連発、三連発もありえるから凄い。
レジェンドなメニューを味わって欲しい
さて、サービス品だけで帰るには申し訳ない。まるしんさんに行かれたら、先ずは 刺身を味わって貰いたい。420円~650円とお手頃の価格で ふんだんに厚切りのマグロをはじめ様々な旬な肴が皿いっぱいに盛られる。
魚に満足頂ける事は間違いない。
肉料理も色々あるが、まるしんさんならではと言えば
皮付き三枚肉をちゃんと使われた 蒸し豚450円
豚肉の美味さだけではなく皮と身の間のコラーゲン(ゼラチン質)を
楽しめる本格的なものだ。
明石焼は冬場は是非熱燗と
寒い季節には、暖と優しさを味わいながら呑んでもらいたい。
明石焼370円は ふわふわな柔らかい出汁巻きの中にタコが沢山入っており
あの湯豆腐のいりこ出汁がかけられた一品だ。
熱燗とともに温まりながら味わうと最高の一品。
冬季限定の 粕汁は 関西トップクラス
呑みのアテとして、また呑みのシメとして味わう
まるしんさんの粕汁は絶品だ。
魚ベースの粕汁で 魚の臭みを見事に消した下処理は
長年魚と格闘してきた大将ならではの仕上がりだ。
今年は11月に入ると始めるらしい。
ディープそうに見えて女性客の多いお店
一見、ディープそうで おっちゃんしかいなさそうな
お店とイメージされるかもしれないが
常に20〜40%の割合で女性のお客さんが居られるのも
大将の人柄と まるしんさんの味がなせる事なのかなと
私は感じるね。
京橋に初めて来られたなら ここから呑み始めるのはいかがでしょうか。