皆さん、「ジャンバラヤ」って食べたことありますか?
「あぁ、ファミレスで食べられるスパイシーなピラフね!」
とか思った貴方・・・
勿体無い!!
ジャンバラヤの起源はスペインのパエリヤ。
それがアメリカ・ルイジアナ州あたりでケイジャンスパイスを加えるなど独自の進化を遂げたのが、今日ジャンバラヤと呼ばれる料理なんです。
今回は日本では珍しい、ニューオリンズスタイルのジャンバラヤをいただけるお店をご紹介。
スパイシーで、誰もが美味しいと思えるジャンバラヤ、ちょっと気の利いた忘年会の目玉にもってこいですよ!
さて都内でニューオリンズスタイルのジャンバラヤがいただけるお店はこちら。
「ブルックリンダイナー中目黒店」
カリブなど中南米の料理がひしめく街ブルックリンをテーマにしたお店。
駒沢大学前の本店がジャークチキンなどジャマイカ料理を軸に据えた構成なのに比べ、
こちら2015年に誕生した「中目黒店」はアメリカのケイジャン料理もラインナップに加えた守備範囲の広さが特長です。
珍しいクラフトビールも充実!
忘年会のお店選びで重要なポイントは、やはりお酒の充実度。
こちらのお店ではかなり珍しくて気の利いたクラフトビールがいただけます。
生ビールだって、常時数種類扱っていて抜かりなし。
ワインも充実しているんです。
名物ジャークチキンは外せない!
本店譲りの名物ジャークチキン。
いわばジャマイカのスパイシーグリルドチキンで、お店の解説文によると、
「エスカリオンやピメント(オールスパイス)、タイム、ブラックペッパー、スコッチボンネット(ジャマイカの唐辛子)などのハーブやスパイスをベースに配合されたジャークシーズニングに鶏肉を付け込み、焼成したもの」
ガツッとボディーの利いたスパイシーさと、程よき鶏肉の柔らかさ。
正直いくらでも食べることができる絶品料理です。
ハーフサイズも用意されていて少人数でも安心!
もう一つの名物、ジャマイカンカリー!!
もちろん、私が勧めるお店にカレーが無いなんてありえません。
一見インドカレーにも見えるこのカレー、半分は正解で、つまり昔奴隷としてカリブに連れてこられたインド人がそのルーツ。
ただ、インドのカレーと明確に異なっているのは、用いるスパイスがカリブ式である点。
タイムやピメント(オールスパイス)、ブラックペッパー、スコッチボンネット(ジャマイカの唐辛子)・・・
そこにココナッツミルクを加えマイルドに仕上げたこのカレーは、北インドとも南インドとも違う独特の味わい。
合せるのは米をキドニービーンズとともに炊き込んだビーンズライス。
他では味わえない、素晴らしいカレーなんですよ!!
そして・・・真打ち登場!ニューオリンズ式ジャンバラヤ!!
そして今回一番のおすすめ料理「ニューオリンズ式ジャンバラヤ」!!
中目黒店だけの特別メニューです。
どっかんでっかい鉄鍋で登場する超豪華仕様で、思わずワーッという歓声と、スマホカメラのカシャカシャ音が響きわたること請け合い。
ライスはインドの香り高き最高級米バスマティを使用、ふわっとした食感は驚きモノ。
ケイジャンスパイスの香りに大振りな海老の旨味・・・そしてトマトを用いているのもニューオリンズスタイルならでは。
この至福の味わい・・・ファミレスで食べたアレは一体何だったんだ・・・・??
超絶オススメな一品です。
ちなみに一皿(一鍋?)で6人前くらいの量。
調理に少し時間がかかるので事前に電話連絡しておいたほうがよいでしょう。
その他にも魅力的なメニューがたくさん。
その他、こちらのフライドポテトは「東京一美味い」と評判の逸品。
これも外せません。
こちらはハラペーニョをガンガンにぶち込んでくれたケサディーヤ。
先日アメリカからの客が3皿平らげて帰って行ったというほどの美味さです。
最後のこれ、実はナマズのフライ。
フワッとした白身にカリッとしたコーンミールの衣をつけて揚げた、アメリカの田舎特有の料理です。
ネタというだけでなくかなり美味いので試してみて!!
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ということで、ジャンバラヤという必殺メニューを中心に、カレーやジャークチキン、お酒など、目移りするメニューが豊富なこのお店。
忘年会っていったら色々な好みの人が参加するでしょうし、カレーばっかりでも場がもたない懸念が。
そんな時この「ブルックリンダイナー中目黒店」はかなり重宝。
一つ一つの料理やお酒がマニアも唸るレベルでありながら、全体として幅広い人々が満足できる素晴らしいバランス。
忘年会シーズンは予約殺到も予想されます。
お早目のキープをお勧めしますよ!!
紹介しているお店はこちら!
- ブルックリンダイナー中目黒店
- 南米料理 東急東横線 中目黒駅 徒歩9分
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