今年はちょっと特別な年。
30年続いた平成が、次の時代へとバトンタッチされる年。
でも、時代は変われど食べ続けたい、守りたい味わいもある。
昭和の頃から、老若男女に愛されている老舗のカレーをご紹介します。
時代が変わっても食べ続けられる本物の味わいをぜひ堪能して下さい。
1.カツカレー発祥の店のカツカレー『とんかつカレー カツヤ』
大阪の繁華街のひとつ、ミナミ。
そんなミナミの中心、難波から少しだけ離れたところに佇む、老舗のカツカレーのお店『カツヤ』。
店の看板にも「元祖とんかつカレー」とあるけれど、実は洋食屋さんのここ。
といっても、お客さんの9割が注文するのが「とんかつカレー」。
肉の種類によって、A・B・Cとあり、肉の種類によってカレールーも微妙に変えているのだとか。
カツカレーのカツの厚さも、カツカレーとして味わうにはこれ以上ないというくらいに、ちょうどよい5mm。
注文が入る度にとんかつを揚げていただけるので、いつでも熱々のカツカレーを楽しむことができます。
その満足感は半端なく、
食べ終わったすぐあとにも、またすぐに食べたい・・
そう思えること間違い無しの美味しさ。
時代を超えても食べ続けていた味わいのカツカレーですよ。
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- 元祖とんかつカレー カツヤ
- カレーライス 大阪市営四つ橋線 なんば駅 32番口 徒歩7分
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2.最初甘くて、そのあと追いかけてくる、鮮烈な辛さが病みつきに!『インデアンカレー』。
大阪のカレー好きで知らない人はいないくらいの名店、『インデアンカレー』。
スプーンを口の中に入れると、最初は甘さが広がり、その後から追いかけてくる鮮烈な辛さは、一度食べたら忘れられなくなるほどインパクト大!
『インデアンカレー』の特徴の一つに、徹底的にこだわり抜かれた提供方法があります。
注文を取る人、お冷を提供する人、お皿にごはんを盛る人、そこにカレールーを掛ける人。
それぞれが完璧に仕事をこなすのです、しかも美しく。
そんな提供までの姿に見とれていると、注文したカレーがさっと登場。
提供時間が短いこともこちらのお店の特徴の一つ。
甘くて辛い「インデアンカレー」には、ちょっとしたバリエーションもあり。
ライス大、ルーの大盛りはもちろん、たまご追加、玉子を2個追加の「目玉」など、いろいろ試してみるのも楽しい。
デフォルトでついてくる、キャベツのピクルスは、大盛りにすると4倍の量になる嬉しい特典も!
時代は変われど、「インデアンカレー」の味わいは変わらず。
こちらもぜひ!
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3.半世紀前、地下街で生まれた小さな老舗カレー『ピッコロカリー』。
大阪梅田の地下街の路地に、半世紀前に生まれた小さなカレースタンド、『ピッコロカリー』。
当時としては、カレー1杯が、およそ1,000円と、決して安くはなかったにも関わらず、多くのファンが訪れ、ピーク時には行列ができるほどの人気ぶり。
ビーフカリーとチキンカリーの2本立てで、サラダと薬味が付く。
カレーの薬味に、白菜のお漬物は、当時としては斬新で、多くのファンの心を掴んで離さなかったのだとか。
その味わいは、一口目には、野菜や果物などの甘みを感じ、後からスパイスがじわっと効いてくる、大阪カレーの甘辛いスタイル。
カレーポットに入ったカレールーと、お皿に入ったライスを別々に提供するスタイルは、今でも当時のまま。
昭和の高級カレーの味わいを、是非次世代にも受け継いでほしいものである。
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4.美味しさの秘密は、頑固一徹こだわりの手づくり。やっかいなカレーの『伽麗伊屋(カレイヤ)』。
谷町6丁目の歩道にかかる、赤いウエルカムなテントが目印のこちらのお店。
ふと気になり、お店の入口に目を向けると、「やっかいなカレー」の文字と、頑なにカレーを作る職人の写真。
そんな写真とカレーの香りに誘われて、気がつけば店内のカウンター席に。
こちらのお店、『伽麗伊屋』さんでは、徹底的に手作りに拘った、欧風正統派の煮込みカレーを頂くことが出来る。
店内は、昭和のいい時代を尊重するような、重厚な雰囲気。
妙に落ち着くのは、古さは感じられるものの、清潔感に溢れているからか。
そんな雰囲気を楽しんでいると、注文したビーフカレーが目の前に提供される。
大きなお皿に固めに炊かれたごはんと、タップリのカレールー。
牛肉がところどころ姿を見せているのも、わくわく感を刺激する。
ひとくち食べてみると、旨味が口の中いっぱいに広がる。
牛肉の旨味、野菜の旨味、スパイスの香り、そして適度な辛さが心地よい。
途中で、カウンターの上に置かれた薬味、福神漬とらっきょうを一緒にいただくと、更にカレーに華やかさが加わる。
昭和の良きカレー、これからもずっと食べ続けていたい思いが膨らんでゆく。
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5.お店に入って10秒で提供される、こだわりのビーフカレーに夢中になる『SAVOY(サヴォイ)』。
三宮に行く時は、ここに行くのが楽しみで仕方がなかった時期がある。
カウンターと後ろの壁の間が、30cmあるかないかの小さな店の中は、いつも『SAVOY』のカレーを愛する客で満席の事が多い。
席に座ると、「ごはん、どうしましょ?」と声がかかる。
これは、「ごはんの量は、少なめ、普通、大盛り、どうしましょうか?」の意味。
もちろん、どれをお願いしても値段は同じ、ここはビーフカレー1本勝負のお店なのだ。
最初にミニサラダが提供され、それを追うようにビーフカレーが提供される。
オプションで、生玉子を着けることも可能だが、辛いのが苦手でなければ、まずはデフォルトで食べていただきたい。
繊維状になるまで煮込まれた牛肉の旨味が凝縮されたカレーは、辛口でサラッとしたタイプ。
あっさりとしながらも複雑な旨味で、いくらでも食べられるような気になる。
カウンターの上に置かれた、福神漬、らっきょう、人参ときゅうりのピクルスは好きなだけ食べることが出来る。
こちらのお店のカレーに合うように作られているので、美味しくてつい食べすぎてしまいそうになる。
並んでいることが多いが、みんなサッと食べてサッと出るので、待ち時間は少ない方。
行列ができていても、是非チャレンジしていただきたい。
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- サヴォイ
- カレーライス 神戸高速鉄道東西線(三宮-西代) 神戸三宮(阪急電車)駅 西口 徒歩2分
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6.時代は変われど、大盛りは変わらず。 美味さとボリュームで満腹満足!『カレーダイヤ』。
「本当に美味しい店」と書かれたお店の看板を、思わず見度見してしまう人も少なくない、谷町線 千林大宮駅近くのカフェレスト『カレーダイヤ』。
元々喫茶店だったこちらのお店、
特製のカレーの人気が凄すぎて、今ではほとんどカレー専門店に。
中でも、とんかつ、コロッケ、エビフライが乗っかったスペシャルカレーが大人気。
食べ盛りの体育会系の学生さんには、とんかつ2枚、コロッケ、エビフライが乗っかった、「トマホークカレー」が人気!
こう書くと、揚げ物がメインで、カレーは普通なのでは?
そう思われるかもしれないけど、こちらのお店のこだわりはカレーそのもの。
【じっくり煮込んだコクのあるカレーです。】
看板に書かれたその言葉に偽りはなく、カレーだけでも充分に美味しい。
口の中に広がる旨味と香り、そしてスパイスの香りと辛さは心地よいの一言!
こちらのお店も今は、二代目が主に切り盛りされ、次世代に引き継がれながらも、
変わらぬ美味しさを提供されている。
これからも、伝統を守りながらも進化していくのだろう。
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7.蕎麦の味わいと、スパイシーなカレーが絶妙なカレー蕎麦の『番馬亭』。
日本人って、カレーが好きですよね。
しかも、美味しいカレーがたくさんある。
インドカレー、パキスタンカレー、タイカレー、ネパールカレー、欧風カレーとある中で、
ジャパニーズカレーと言う分野も、外国の方から支持されているほど、日本のカレーって、人気があるらしいですよ。
バリエーションもカレーライスだけではなく、カレーうどん、カレーラーメン、カレー蕎麦まで。
こちら、西宮北口の『番馬亭』さんの名物は、カレー蕎麦。
それも、エビフライが乗っかった、エビフライカレー蕎麦や、とんかつが乗っかった、カツカレー蕎麦が人気なのだとか。
しかも、珍しいだけではなく、きっちりスパイシーで美味しい。
平日でも、開店時間の10:55になると、数人がお店の入口に並ぶほど。
そんなお客さんのお目当て、「エビフライカレー蕎麦」は、大きな器にタップリのカレー出汁、そして上には、ぷりっぷりの太いエビフライが3本も乗っかって登場。
最初に出汁をいただくと、思った以上にスパイシー!
そこに、蕎麦屋さんらしく、旨味がきいた出汁をくわえているものだから、いくらでもカレー出汁を呑み続けてしまいそうになるのです。
そこに、蕎麦。それも、蕎麦屋さんのちゃんとした蕎麦を合わせると、カレーの旨味をきちんと受け止め、より一層旨味を倍増させる。
これは、一度食べると病みつきになります。
食べ終わっても、またすぐに食べたくなるカレー蕎麦。
行列が絶えないのも納得の味わいです。
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