辛い、本当にカラい! でも、スプーンを持つ手が止まらないのです。
暑い夏は、なぜか辛いカレー、
しかも、半端なく辛いカレーが食べたくなります。
そして、この思いは決して抑えることが出来ない・・・・
と言うわけで、大阪の江戸堀にある焼鳥のお店、
『肥後橋南蛮亭』さんに行ってきました。
なぜ、辛いカレーが食べたいのに、焼き鳥屋さんなのかって?
こちらのお店は、確かに焼き鳥屋さんなのですが、
ランチタイムには、本気の辛口、チキンカレーがいただけるお店でもあるのです。
ランチタイムのメニューはこんな感じで、
「鶏丼定食」の他に、「大辛口 チキンカレー」、そして「週替わりのカレー」をいただくことが出来るのです。
この日の「週替わりカレー」は、「豚バラだいこんカレー(小辛)」。
「チキンカレー」と、「週替わりカレー」を両方ともいただける、
「ダブルカレー」というのもありますよ。
店内に入ってすぐのレジカウンターで、先にお会計を済ませて、
それから席に着くシステムです。
会計を済ませたら、注文札を受け取り、空いている席に座ります。
店内は、奥行きがあって、テーブル席がずらりと並んでいます。
開店時間の11:30過ぎから、近所の会社に勤めていいる人や、
外回りの営業マンで、どんどん賑わっていきます。
カレーを注文している人と、鶏丼を注文している人は、
半々くらいでしょうか?
鶏丼、気にはなっているものの、いつもカレーを注文してしまいます。
そんなことを思いながら、スマホなど見て遊んでいると、
注文したダブルカレーが出来上がってきました。
提供時間は、5分以内。
早いですよ!
「チキンカレー」と週替わりの「豚バラだいこんカレー」が、一皿で両方楽しめてしまう。
いわゆる「合いがけカレー」ですね。
思えばこちらのお店は、このスタイルを15年以上やっているのだとか。
巷で合いがけブームが来るずっと前ですよね。
左半分が、チキンカレー。
これ、結構辛いけれど、かなり美味いのです。
そして、右半分は、週替わりの豚バラだいこんカレー。
ガラリとルックスが変わります。
先ずはこちら、豚バラだいこんカレーからいただきましょう。
大きめに切られた豚バラは、食感を残しつつもすごく柔らかく煮込まれていて、
かなり美味しいです。
そして、チキンカレーもいただきましょう。
繊維状になるまで煮込まれたチキンの旨味が堪らない!
最初に旨味が口の中に広がり、後から爽快な辛さがやってくるような感じ。
普通の人にとって、辛さは相当なものだと思いますが、
パワフルな旨味を受け止めるのに、良いバランスだと思いますよ。
ヒジキものっかってたりして、いろんな組み合わせも楽しむことが出来ます。
このチキンカレーは、辛さに弱い人は決して手を出してはいけない領域の辛さを持っています。
辛いのは好きだけど、ちょっとしんどい・・・・
そんな方には、真ん中にかけられたココナッツミルクがお助けとなります。
逆に、これが苦手な方や、ダイレクトに辛さを楽しみたい方は、
「白抜きで!」と、注文しましょう。
そして、もう一つの辛さ緩和アイテムはこれ。
サッパリとした酸味が美味しい、キャベツのピクルス。
私はこれ、大好きです。
チキンカレー、週替わりの豚バラだいこんカレーを、交互に楽しんだ後は、
2つのカレーをコラボさせていただくのも美味しい。
旨味と辛さと、豚バラのゴロッとした食感。
いろんな美味しさが合わさって、複雑な味わいを楽しむことが出来ますよ。
そんな感じで、あっという間に完食。
いつ来ても満足、満腹になれること間違いなし!
鶏丼、チキンカレー、週替わりカレーと揃っているので、
辛いものが得意な人と、そうでない人が一緒に行っても大丈夫。
ぜひ味わってみて下さいね。