以前の私の記事、【今や希少!激ウマすぎる「名古屋イチバ系うどん」が食べられる麺類食堂】https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/10810/に書きましたが、「名古屋イチバ系」と私が勝手に呼んでいる系統の麺類専門店のまとめ記事であります。名古屋市公設市場にあったお店や、麺類専門店として飲食店でありながらも麺類各種、うどん汁、天ぷら等をテイクアウトの出来るお店もあり、そして通常のメニューに加えて変り種メニューもあったりして、それらがリーズナブルに利用できるというのが最大の特徴なのです。今やその数は激減してしまいましたが、どこのお店も大人気であり、多くの庶民の心を満たしてくれるお店ばかりです。今回は厳選6店を紹介させて頂きます。
1.めかぶに豚汁!どちらにしようか悩んでしまう長命うどん南陽店@名古屋市港区
名古屋庶民派うどんの代表的存在、長命うどん。中村区の本店とその直営店、そして暖簾分け店と業態はそれぞれで、その地域に馴染んだスタイルで営業されている有名ブランド。その中で私が心を寄せているお店がこちらの名古屋市港区の南陽町店であります。
画像上段は「めかぶうどんコロ、さかな天ぷら」、画像下段は「豚汁うどん中華ミックス、さかな天、生卵 」であります。数ある長命うどんさんですが、これらの激ウマメニューがあるのはこのお店だけ!めかぶの入ったうどん。想像するだけで生唾が噴出しますよね。そして憧れの豚汁にうどんと中華そばのミックスですよ。もうクラクラしてきますね(^^;;;これらが、イワシの天ぷら付けても千円でお釣りがくるという破格値。多くは語りません。実食あるのみなのです。
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2.うどんと中華麺の波状攻撃!美味くてノックアウト寸前の松月@名古屋市千種区
名古屋市千種区、名古屋市公設市場「タッチもとこい」内にある正真正銘の名古屋イチバ系うどん店。メニュー名は「う中ぶっかけの紅たま天乗せ」であります。名古屋ではうどんと中華そばをヒトツの丼に入れる事を「う中」「中華そばミックス」「相盛」「ちゃんぽん」等と言うのでありますが、他の地域の人は驚かれます。珍しいのですかね?
さて本品!お汁は東海クラシカルと呼ばれるムロ鯵、鯖節等の削り節からなる出汁に、たまり醤油等を合わせる我らが名古屋の味わい。名古屋人の味覚センサーを素早くレッドゾーンに跳ね上げる激ウマモノ。紅生姜と玉葱のかき揚げ、紅たま天がタップリの葱の向こう側で凛と屹立している様はゾクゾクする高揚感をもたらします。お汁に浸して笑って食べて欲しいです。そして当たり前ですがムッチムチのおうどんとモギュンモギュンな中華麺の波状攻撃。美味くてノックアウト寸前になるからお試し頂きたい。
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- 松月
- そば 名古屋市営東山線 千種駅 4番口 徒歩9分
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3.ばあちゃんとの思い出の土地に美味い店。長寿うどん@名古屋市南区
一番最初に紹介した長命うどんの系譜のこちらの名古屋庶民派うどん店。私の生まれ育った名古屋市南区の隣町、笠寺にあります。ばあちゃん子だった私は、ばあちゃんに連れられこのあたりに良く来ていたらしく、その頃の記憶は朧気で定かでは無いのですが、イチバ系うどん店大将の働く姿をカッコいいと見てきたのは心に残っています。
今回は「らーめん相盛り、いわし天」と「和風ジャージャー麺一半盛、ごぼう天」を紹介したい。らーめんとうどんの相盛りのコロは冷たい麺と汁のメニューで、締まった弾力ある麺肌のうどんと、中華麺のゴリゴリとくる弾力の輻輳する食感が嬉しいところ。そして和風ジャージャー麺は、ひき肉を豆味噌、豆板醤で炒めた肉味噌をうどんに乗せた一品。通常は中華麺で頂く事の多いメニューだが、柔らかなもっちりうどんで頂けるのが楽しいのであります。
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4.一本入った住宅街にひっそりとある人気店。いしざわ@名古屋市中川区
名古屋の西、中川区と中村区との境目あたりの住宅街の中にあるこちらのお店。基本、庶民派うどん店は一本入った住宅街にひっそりとある場合が多く、店舗も小ぶりで地域に馴染んで営まれているのであります。
今回は「すき焼ききしめん」であります。土鍋ですき焼きできしめんなのであります。これが800円だと聞けば、誰しもザワザワする心の葛藤を抑える事は不可能。壁に貼られたメニューには「けんちんうどん」750円も用意されておりましたが、やはりここは肉で勝負すべきと判断してのコイツなのです。さて、きしめんのような薄く柔らかな麺を土鍋で頂くというのは、麺本来の啜り上げる楽しみは難しく、脆くもプチプチ切れてしまうので、とんすいを使ってフーフーした後、かっ込むという作戦でやって頂きたい。画像は盛り過ぎておりますが、適量のきしめん、具材を美しく飾り付け、好みで一味をハラリとしガブガブっとやるのがオススメだ。
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店名:いしざわ
住所:愛知県名古屋市中川区川前町164
電話番号:052-413-2652
5.色濃いお汁にうどんとそばとトンカツが美味い!だるまや@名古屋市中川区
私の住む家から自転車で10分弱で行ける名古屋市中川区の庶民派うどん店。今回は名古屋でも南方面が多いなぁと思うのですが、下町風情が多く残っている街、というのと関係があるのかもしれないですね。こちらのお店も少し分かりにくい住宅街の中にある人気店なのであります。
この日は「うどん合盛そばのころ、トンカツ乗せ」なのであります。こちらのお店では中華そばの合盛をお願いする事が多いのだがそばというのもまた良いものなのです。まずは当然ながらトンカツですよね。なんと200円で揚げたてをトッピングしてくれるので、前夜に飲み過ぎていない時はテッパンだ(^^;;。次は何と言ってもお汁の濃ゆい色合いである。古くから豆味噌文化圏である東海エリアではたまり醤油を使うお店が多く、それが汁の色となって表れるのであろう。味の方は見た目と違ってサッパリとしていてお出汁の香りが鼻に抜ける美味しいもの。揚げたてのトンカツの衣にこのお汁を吸わせて、うどんとそばとをガッツリ啜り上げれば、我々に出来る事はニッコリとする事だけなのです。
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店名:だるまや
住所:愛知県名古屋市中川区荒江町6-9
6.遠く離れても引き継がれる赤味噌文化と庶民派うどん。長麺うどん@岐阜県可児市
これまでは全ては名古屋市のお店でありましたが、こちらは岐阜県可児市の中心部から離れた田園風景の広がる立地。トップで紹介した長命うどんの系譜のようで、その技、味わい、価格は、しっかり庶民派うどんを継承されており、もしかしたら高みのレベルへと引き上げられているかもなので嬉しい事この上ない。
名古屋からはるばる高速乗って1時間と少しをかけて、食べに出掛けたくなる「みそころうどん、ちくわ磯辺揚げ、卵黄乗せ」であります。たっぷりの味噌がドロンと乗っかって活きの良いおうどんに絡みます。赤味噌大好きの東海エリア関係者にとってはこれはタマラナイ逸品なのであります。この味噌に玉子のマロミは本気でキマクリます。ちくわの磯辺揚げもこの味噌をつけてやったれば至福のひと時となるのです。
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店名:長麺うどん
住所:岐阜県可児市羽崎1441-4
営業時間:10:30~14:30 17:30~20:30
定休日:月曜日