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何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店
何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

最終更新日 : 2019/06/14

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何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

東海道五十三次。亀山宿、関宿の間をぬうように走る東名阪自動車道。その亀山パーキングエリア北側あたりの長閑な山里ではためく「うどん」の幟。高速道路走行中にそのハタメキを発見したのがこちらの激美味うどん店との出会いだった。視力、特に遠方にある文字列を解読する能力が衰えつつある私の視界に飛びこんできたのがこいつだ(^^;;

という事で、今回は三重県亀山市の山里にある古民家改修型のうどん店「池田」さんを紹介したいと思います。昭和初期からある古民家は、玄関左手にベーハ―小屋というタバコの葉を乾燥させる小屋がほぼそのままの状態で残されている歴史的建造物なのだ。このタイムスリップしたかのようなお家で頂くうどんは、ひと味もふた味も違うものなのです。

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

妖艶なる艶やかな冷たい光を放つ『ざるうどん 600円』

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

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これからをむかえようという時期は、なんと言っても「ざるうどん」です。妖艶なる艶やかで冷たい光を放ち、しなやかな麺脚をあらわに横たわるソレは、垂涎の的と言って過言ではない。こちらのうどん。捩じれと縮れが織り成す生唾噴出モノ不思議な粘弾性。各々が幅も微妙に違う個性の持ち主達。ここがうどんファンの泣かせどころだ。啜り上がる時の唇へのポコポコとくるタッチが素敵で、口の中へ入るとむにょんと踊る心地良さ。ここが美味さの秘訣。

お猪口にうどんを泳がせ、胡麻、浅葱、おろし生姜を飾って頂くのが私流。最初の1杯目くらいは美しくエレガントに頂きたいのだ。きゅんと冷えた麺は涼感バッチシ。醤油のカエシと鰹節系のお出汁が実に心地よくうどんを食べさせてくれる。その後味として胡麻と生姜がジンワリ香るのが至福のひと時なのだ。

ふわりとくる刺激的なスパイスの香り『カレーうどん 850円』

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

初めてこちらのお店に伺った時の事だ。店内のどなたか様が食べていたのだろう。ふわりとくる刺激的なスパイスの香り。まごうことなきカレーのソレである。一杯目のうどんを食べ終えた瞬間、「カレーうどんを追加で!」と思わず発声してしまう私がいた。私だけだろうか?これは生理現象だと捉えているのだが、皆さんもそうであろうと話を進めさせて頂く(^^;;

さて「カレーうどん」であります。カレーの粘性あるお汁が嬉しい。それに負けずにムニンと伸びるうどんが儚げで健気であるのだ。ピリリとくるスパイシーな刺激に和出汁が下支えしているのがタマラナイ。そして嬉しい事にらっきょうがふたかけ付いてくるのも忘れてはならない。カレーにはらっきょうが嬉しいのである。

キュンと冷えた涼を求めたい。『梅・めがぶぶっかけ 750円』

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

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日々気温が上がり、暑さも本格的になる今日この頃。キュンと冷えたを求めてしまうのは必然だ。人は灼熱の炎天下に身を置いたとしても腹は減る訳で、そんな時には単に温度的なというもの以外に、視覚的にもソレを楽しみたいという欲望が生まれるのも無理のない話だ。

さてそんな時に、完熟南高梅干三陸産めかぶが冷やかなうどんに乗って登場して来たのならどうだろう。胡麻、刻み海苔、花かつお、浅葱の小口切り、大根おろしにレモンが添えられたぶっかけうどんを想像して頂きたい。完熟南高梅干トロトロで箸で脆くもとろけだし、三陸産めかぶネバリとした粘性がうどんに絡み付く。甘酸っぱくもトロリな粘性をまみえた冷たいうどんを手繰り上げれば、貴方をパラダイスへと導くはずだ。

クセになる独特なコクある「かす」とうどんがグッドバランス『かすうどん 850円』

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

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大阪名物「かすうどん」がここ亀山で頂けるのだ。それもそのはず、女将は大阪にお住まいになられたことあるそうで、時を経て大阪の味をワガモノとされ、上品な「かすうどん」を作り上げたと、そういう訳なのだ。かなりの自信作のようで、「かす」を作り込むところから拘っておられ、そう聞いたのならば頂かない手はない。

牛の小腸を油でじっくりと揚げて作り込まれる「かす」。浅葱、胡麻、糸唐辛子が飾られて、その下にはとろろ昆布も良い仕事をしてくれて、輻輳する味の競演クセになる独特なコクある「かす」の味わいにそれらがうまく作用して、うどんにビタッと寄り添いグッドバランスで攻めてくるのだ。ここは拳を握り小さくガッツポーズをキメて食べすすめて頂きたい。

長~いちくわと、旨味ある半熟卵黄が旨さの決め手『ちく玉ぶっかけ 830円』

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

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ちく玉ぶっかけ。それは竹輪と玉子の天ぷらが、ぶっかけうどんに乗ったモノと想像していただければ話が早い。恐らく多くの読者はそんな事分かっていると鼻で笑うのかも知れないが、実際その通りなのだから話を次へと進めたい(^^;;。特筆すべきはこちらのお店の長~いちくわと、旨味ある半熟卵黄内緒にしておこうかと思ったがコッソリ紹介させて頂く。

今回は申し訳ないがうどん大盛で頂いた(^^;;。当然の事だが腹が減っていたのはもちろんだが、こちらのうどんが美味し過ぎるのだ。長いちく天ガブリとやり、粘弾性豊かなうどんを口腔内で竹輪の竹輪たる旨味と融合させて咀嚼を楽しむ。また、卵黄の持つマロヤカ旨味で、うどんをコーティングしつつやらかせれば、大盛のうどんが一瞬で胃袋に収まってしまう事に納得しないモノはいない。

最後に、

何を食べても美味い!タイムスリップしたかのような古民家改修型うどん店

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いかがでしたか?今回は多くのメニューから、選りすぐった5種を紹介させていただきました。最後におすすめの楽しみ方を3点ほど紹介して締めくくりとさせていただきます。

1.卓上にある煮干し削り節。出汁に使った再利用品が楽しめるのだ。乾燥させた煮干しはそのままいただきカリリとした食感が楽しむのも良し。佃煮状削り節はご飯のお供に楽しんでも良し。どちらもうどんの到着を待つ間のお茶うけとして楽しみたい。

2.同じく卓上にある3種類の調味料。大阪堺、やまつ辻田のジャパンスパイス、山椒柚七味一味3種類が用意されているので、好みによって使い分けたい。例えば、かすうどんには山椒と一味を合わせる。とか、ここでは紹介しなかったが肉うどんには柚子胡椒と山椒を合わせてみるなど、組み合わせは貴方しだいでワクワクが留まることはない。

3.最後は、おばあちゃん手作りおはぎ(80円)である。美味しいうどんを頂いた後は、ホフリと柔らかで甘いおはぎを楽しみたい。懐かしい味のおはぎを頬張りながら天井を見上げれば、古民家特有の大きな梁を見ることができる。伝統的な日本家屋の佇まいに気持ちが安らぎ心地良くなる事間違いなしなのだ。

 

紹介しているブログはこちら!
https://ameblo.jp/fmk3776/entry-12442607684.html

紹介しているお店はこちら!
店名:めん処 池田
住所:三重県亀山市白木町3471
営業時間:11:00~16:00(うどんラストオーダー:14:30)
定休日:月・火

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※本記事は、2019/06/14に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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