2018年のトレンドとしてとみに注目を集める「中華カレー」。
今回はちょっと面白いお店を紹介します。
ホンコンチャンキーチャチャンテン、素敵な響きでしょう?
さあ、声に出してみてください。
ホンコンチャンキーチャチャンテン、ホンコンチャンキーチャチャンテン・・・・
ホンコンチャンキーチャチャンテンは、香港式「茶餐」。
「茶餐」(チャチャン)は、香港式のカフェ。
現地スタイルの茶餐を日本に再現した貴重なお店、それがこの「香港 贊記茶餐廳」(ホンコンチャンキーチャチャンテン)なんです。
テーブルには香港現地そのままのカフェメニュー。
日本でほとんど出会わないものもたくさん。凄い。
さらに食事メニューもかなり豊富。
特に「港式飯」と銘打つワンプレートご飯のバリエーションにワクワクが止まりませんね。
その中にはもちろんカレーも。けれどここのカレー、只者じゃなかったんです。
香港チキンカレーライス
見てください!
長さ12cmほどもある一枚板の巨大鶏肉。
皮ごとパリッと炙られています。
カレーはとにかく濃厚でかなりスパイシー。
結構な辛口で、赤唐辛子に加えブラックペッパーがかなり効いています。
それだけでなく、何か独特な隠し味がある感じ。
紹興酒のような、なんともいえない香りが仄かに。
巨大鶏肉は表面パリッと中ジューシーで完璧。
さらにゴロッとした具材はジャガイモではなく、なんとスイートポテト。
辛いカレーとのコントラストが面白すぎますね。
これは個人的にかなりツボ。
ずっと食べていたい美味さの中華カレーですぞ!
港式鴛鴦
鴛鴦(ユンヨン)は香港式のコーヒーミルクティー。
茶餐の人気メニューですが、日本じゃとんとお目にかかりませんよね。
ミルクコーヒーの中に香る茶葉がクセになります。
蛋撻
合わせたのは好物のエッグタルト。
マカオスタイルのパイ生地とは異なり、しっとり柔らかなタルト生地の香港スタイル。
繊細な美味さですよ。
カフェに良し、食事に良し。
ここは日本か香港か、未体験の世界をどうぞ、飯田橋で。