2020年に向けての大きな課題「ハラール」とは?
2020年に向け、来日ムスリム客をもてなす「ハラール」対応が大きな課題となっています。
ハラールとは、イスラム法で許可された「口にするもの」「身に着けるもの」。
食料に関しては原材料だけでなく、加工や配送方法においても一定の条件を満たしている必要
・・・例えば肉の場合は屠殺時にお祈りするなど・・・があるんです。
世界中で人気の「ニッポンカレーライス」に関しても、ムスリムの方は気軽にいただくことができないわけで、実に勿体ない、実にもどかしい状況が続いていたわけです。
な・・・なんとかしたい!
あのCoCo壱番屋がハラール対応に立ち上がった!
そんな中、あのココイチがハラール認証店舗をついにオープン!
ニッポンカレーライス最大のスタンダードともいえる同チェーンがハラール対応。
まさにエポックメイキングな出来事といえるでしょう。
そのお店の場所は・・・・秋葉原!
「CoCo壱番屋ハラール 秋葉原店」
2017年9月25日オープン。
こちらはかつて「麺屋ここいち」があった場所。
ハラール認証マークと同じ緑の店構えが印象的ですね。
店内のメニューも緑がイメージカラー。
ここで誤解してはいけないのは、緑だからって決してハラール=ベジではないということ。
ムスリム国家パキスタンの料理なんて肉・肉・肉ですからね。
メニューは英語&日本語対応。
ベジカレーの他、牛しゃぶカレーやチキンカツカレーもラインナップ。
ムスリムは豚を食べないので、カツカレーはチキンなんですよ。
牛しゃぶカレー 890円
4辛 +80円
たっぷりの牛しゃぶ肉と玉ねぎ。
通常のココイチカレーと比べると若干表面につやがありトロミが感じられるのですが、気のせいかしら。
それではいただいてみましょう。
・・・お、ちゃんと美味しいですね。
といいますか、通常のココイチより逆に味がしっかりしているような気さえしてしまいます。
牛肉も特に違和感ないという以上に、いい肉使っているという感触。
海外の方をターゲットに、日本カレーの美味さを伝えるお店として特に気合が入っているのかもしれませんね。
THIS IS 日本のカレーライス。
そう紹介し、ムスリムの方を連れてきても全然恥ずかしくない完成度。
これは・・・でかした!ココイチ!!と言っていいのではないでしょうか。
・・・お店を出れば、ムスリムの若者たちの行列。(マレー系かな???)
みんな今まで、「ニッポンカレーライス」を食べてみたいのに食べる場所がなかった、ということなのでしょうか。
全世界でムスリム人口は16億人。
「ニッポンカレーライス」の大いなる可能性が今、開かれたのかもしれません!
紹介しているお店はこちら!
店名:カレーハウスCoCo壱番屋 ハラール秋葉原店
住所:東京都千代田区神田松永町16 内尾松永ビル1F
電話番号:03-6260-8667
公式ページ:http://tenpo.ichibanya.co.jp/search/shop/pc/detail.php?SCODE=2904