田端駅至近という立地にもかかわらず、坂の上にあるためあまり目立たないタイ料理屋さん「ポム タイ料理」。
お店の名前は、コックのポムさんの名前をそのまんまストレートに前面に!
そしてこのポムさん、在京タイ大使館の元料理人ということで腕は確かなのです!
こちらでぜひ食べて欲しいのがタイ南部料理!
なぜなら、ポムさんはタイ南部スラータニー県育ちなので本物の南部料理を熟知しているからなのです。
ただ、やはり日本のタイ料理事情に合わせてレギュラーメニューは南部料理よりも日本でメジャーな所謂タイ料理が多いです。
今回はメニューにある南部料理と、予約して特注した南部料理をご紹介します!
ガイ・トム・カミン
鶏肉入りターメリックスープ。
鶏肉は柔らかく、スープは辛くてスパイシーかつハーブもたっぷりで飲みほさずにはいられないターメリック色の黄色い逸品!
クワ・クリン・ムー
辛さががっつーーーーん!!と来るメニュー。
豚挽きに絡まるオリジナルペースト由来のハーブ感とスパイス感がたまらない!
たっぷりのバイマックルート(こぶみかんの葉)千切りのグリーンも美しく香り高い。
プラー・トート・カミン
ターメリック色の鯖フライに、同じくターメリック色の揚げクラッシュニンニクがのってます。
外はサクッと中は柔らかな南部お魚料理。
ホーモック・クロック
ホーモックといえばバナナの葉で包んで蒸し上げるのが一般的なのですが、こちらのホーモックは日本では稀少な器具で蒸しております。
レッドカレーペーストにココナッツミルクの風味、そして鯖入り〜、ふわふわ食感〜♪
こちらももちろん南部式ターメリックな黄色です。
ゲーン・タイ・プラー
タイ産の干物魚由来のものと思われる独特な風味と、この料理のキモである魚の内臓の塩漬けのコクが様々なハーブと絡み合い、なんとも言えない美味しくて辛いスープになります。
カオ・モック・ガイ
ターメリックとカレー粉で色づけされ、クミンなどのスパイスの入るジャスミンライスは炊き具合・風味ともに最高です!
さまざまなスパイスでつけ置きされた鶏肉も最高です。
さっぱり酸味の野菜のアーチャートと、甘めのミントソースとともにいただきます。
2種類のナムプリック
ナムプリック・ロン(画像左)
粗めにカットされたプリッとした海老がたっぷり入り、ココナッツミルクも程よい濃さで、甘みの中に芯があるナムプリック。
ナムプリック・カヤム(画像右)
かなり辛い味付けで、シラスが入ったスパイシーでコクのあるナムプリック。
ナムプリックは、付け合わせの野菜と一緒にいただきます。カービングとか盛りつけとかがさすが一流コックと思わせます!
ゲーン・マッサマン
今や日本でも知れ渡ったマッサマンカレーですね。
鶏肉、じゃがいも、ピーナッツ、玉葱がメイン具材の美味しいタイ式カレー。
ゲーン・ソム・プラー
南タイの香りがガツンと効いた、黄色くて辛くて酸っぱい南部式魚のスープ!
こちらのタイ南部料理は本当にどれもオススメなのでぜひ食べてみてください!
今回ご紹介した約半分はメニューにありますが、メニューにないものでも事前に予約しておけば快く相談にのっていただけます。(下準備に時間の掛からない料理で材料が揃っていれば、その場で頼んでも作ってもらえる確率は高いと思いますが、やはり事前予約が確実です。)