カレーライスは日本食です。
我々日本人にはあたりまえの食べ物でも、海外の人々からすると衝撃的に美味い神秘的な食べ物。
ためしに海外でカレーライスをふるまって御覧なさい。
相当な確率でカレーライスを初めて食べた外国の方はそのあまりの美味しさに目を丸くするんです。
「ニホンニハ ナンテオイシイタベモノガ アルンダ!」ってなもんで。
ロスでもNYでも日本のカレーチェーンは大人気。
上海や台北あたりでも「日式カレー飯」の店に行列ができていると聞きます。
では、そんなカレーライス好きなグルメ外国人が日本に来て、
「せっかく日本に来たから是非、日本のカレーライスが食べたい!」と言ったとしたら、
あなたはどこへ連れてゆきますか?
・・・そう、なかなか難しいのです。
インドカレーやら、欧風カレーやら、タイカレーならば、美味しい店が幾つか挙げられるものの、いざ日本のカレーライスとなったら途端に困ってしまう。
これは由々しき問題だぞ、と。
あまりにあたりまえすぎて、外食では見過ごされがちな食べ物「カレーライス」。
その魅力を、再発見してみませんか?
1.東京カレーライスの名店。「カレーの店 スパイス」(幡ヶ谷)
東京が誇るニッポンカレーライスの激ウマ名店。
なつかしさがあるのに、他のお店では絶対食べられないオリジナリティがある。
まさにオンリーワンのお店です。
ご夫婦が作り続けるのは、ポーク、チキン、ビーフの3種のカレー。
それぞれ味わいが異なるため、オススメは合いがけです。
ポークはフルーティな香りが魅惑の甘辛。他店にはない独特の美味さ。
ビーフは粘度が高い欧風仕立て。
チキンはチリペッパーに加えブラックペッパーもしっかり効いてなかなかの辛口。
2016年にはJapanese Curry Awardsを受賞。
かなりの老舗ではありますが、まだまだ長く続けて、日本カレーライスの美味さと奥深さを世界の人々にここで知って欲しいものです。
紹介しているお店はこちら!
2.必食!究極のおうちカレー。 「カレーや うえの」(鷺ノ宮)
メシコレはじめいろんなところで紹介させていただいている「カレーや うえの」。
いわゆる「おうちカレー」の美味さを究極までに極めた凄いお店で、Japanese Curry Awards2014を受賞しています。
ニンジン、ジャガイモと具材を別々に仕込み ベストなタイミングで合わせることで、いつ行っても食感や風味を最大限生かしたカレーを提供する職人技。
ふつうのカレーなのに、全然ふつうじゃない、圧倒的クオリティ。
その驚きは実際に食べていただくしか。
しかもお値段かなりリーズナブル。
チキンカツ、餃子、炙りチーズなど豊富なトッピングも楽しいですよ。
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店名:カレーや うえの
住所:東京都中野区白鷺3-1-1
電話:非公開
営業時間:【月~土】11:30~14:30 17:00~23:00 【第2・4日曜】12:00~14:30
定休日:第1・3日曜
3.はじめ甘くて後から辛い。大阪のソウルフード。「インデアンカレー丸の内店」(東京)
大阪では不動の人気を誇る「インデアンカレー」。
東京唯一の店舗がこちら。
一口食べるとフルーティな甘さ。
二口食べるとヒリっとした辛さ。
この甘辛の時間差攻撃こそが「インデアンカレー」の真骨頂。
食べ終わったころには、また食べたくなっている、謎の中毒性がある不思議なカレーなんです。
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4.創業大正元年!築地を支える朝カレー。「印度カレー中栄」(築地市場)
移転問題で揺れる築地市場。
その場内にある人気のカレー屋さんがこちら。
創業大正元年ですから、今年でなんと105年!!
ちょっと誰も追いつけないほどの老舗です。
店名の「中栄」とは、「欲張りすぎず、中ほどに栄えればいい。」という創業以来の経営方針を表しているのだとか。
基本のメニューは「インドカレー」「ビーフカレー」「ハヤシライス」の三種で、合がけでの注文がオススメ。
ちなみにカレーライスに千切りキャベツを乗せるスタイルも、この店から始まったそうです。
営業は朝の5時に開店し、午後2時には閉店という、まさに築地仕様。
移転問題の行く末が気になりますね・・・
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- 中栄
- インドカレー 都営大江戸線(環状部) 築地市場駅 A1口 徒歩1分
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