香川県と言うと、誰もが真っ先に思いつくのが「讃岐うどん」だろう。
2011年にPRしていた「うどん県に改名しました」というフレーズは今でも記憶に新しい。
そんな「うどん県香川」にはうどん以外にも様々な特産品があるのをご存知だろうか。
中でも「オリーブ」は、香川が日本国内で初めて経済栽培を成功させたということもあり、現在では国内のオリーブ生産量の95%を占めているのである。まさにオリーブ王国でもあるのだ。
今回はそんな香川県が誇る食材の中でも、そのオリーブを利用したオリーブ食材から成る「絶品オリーブグルメ」をご紹介しよう!
1.【豚肉】オリーブ夢豚の肩ロースのロースト@リストランテ フリュウ
まず最初に紹介するのが、地元香川県の食材をふんだんに使用したイタリアンが楽しめる『リストランテ フリュウ』の「オリーブ夢豚の肩ロースのロースト」だ。
「オリーブ夢豚」とは、オリーブを搾った後の搾り果実を飼料として、出荷前30日以上与えた豚のことで、2015年にブランド化。
しっとりと美しいピンク色の断面を持つオリーブ夢豚のローストは、しっかりとした赤身の旨味とさっぱりとした脂身の甘味による絶妙なバランスが特徴だ。
ザクザクッと歯切れの良い食感で、噛めば噛むほどにあふれ出す旨味は他の豚肉と一線を画すおいしさ。
肉好きならばぜひとも一度は食してみたい食材だ。
◆紹介している記事はこちら→ http://kazkaz-daizu-kimochi.blog.so-net.ne.jp/2016-11-04
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2.【牛肉】オリーブ牛の炙り焼き@島宿真里
続いては、香川県小豆島に構える温泉宿『島宿真里』の「オリーブ牛の炙り焼き」だ。
「オリーブ牛」とは、オリーブ豚と同じく香川県産オリーブの搾り果実を配合した飼料を出荷の2ヶ月前から毎日200g以上与えられて育てられた3等級以上の牛肉のことで2011年にブランド化。
絶妙な火入れによる美しいワインカラーの炙り焼きは、噛めば噛むほどに上質な肉汁があふれ出してジューシーな味わい。また、オリーブの中に豊富に含まれるオレイン酸と抗酸化成分により、肉質が非常にやわらかくヘルシーに仕上がっているのである。
肉通の人でもこのオリーブ牛を一度口にすれば、「世の中にこんな牛肉があったのか!」と思わず叫びたくなるほどの感動すら覚えることだろう。
まさに、香川県が満を持してお送りする究極のオリーブ食材だ。
◆紹介している記事はこちら→ http://kazkaz-daizu-kimochi.blog.so-net.ne.jp/2016-11-09
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- 島宿真里
- 会席料理
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3.【魚】オリーブハマチの刺身@さざなみ亭
オリーブグルメのトリを飾るのは、香川県高松市に構える瀬戸内海の新鮮魚介料理が楽しめる『さざなみ亭』の「オリーブハマチの刺身」だ。
「オリーブハマチ」とは、2008年に誕生した香川県産オリーブの葉の粉末を添加した餌を20日以上与えた養殖ハマチのこと。オリーブの葉に含まれるポリフェノールによって酸化・変色しにくい肉質に改善されて身が引き締まり、さっぱりとした脂がのるのが特徴だ。
一口いただいてみると、コリコリとした食感で確かに身が引き締まっているのがよく分かる。また、さっぱりとしながらもしっかりとした旨味が感じられ、通常のハマチとは明らかに異なるおいしさだ。
まさに香川の県魚「ハマチ」と県木「オリーブ」が織り成す華麗なるコラボレーショングルメである。
◆紹介している記事はこちら→ http://kazkaz-daizu-kimochi.blog.so-net.ne.jp/2016-11-14