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モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店
モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店

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最終更新日 : 2016/05/17

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現地そのままのリアルなパキスタン料理、大阪ハラールレストラン。

モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店

全国の南アジア料理ファンの間で「モスク(イスラム教の礼拝施設)の近くには、現地スタイルの美味しいパキスタン料理店がある」といわれるようになって久しい。確かに自動車関係(中古車輸出業など)のビジネスに従事するパキスタン人が多く住んでいたり、仕事をしている地域、たとえば群馬県伊勢崎市、千葉県野田市、埼玉県八潮市、愛知県名古屋市の名古屋港近辺、富山県射水市などにあるモスク近辺には、それぞれ現地スタイルのパキスタン料理店あり、イスラム教徒だけでなく、「本物の現地料理」を好む非イスラム教徒の間でも人気を博している。

関西においても兵庫県神戸市にある日本最古のイスラムモスク、神戸モスク近くにはパキスタン料理の名店「ナーン・イン」がある。また2010年に設置された大阪モスク(大阪中央マスジド、大阪市西淀川区千船)近辺にも礼拝に来られたイスラム教徒向けに営業しているハラール対応の飲食店が3店あるが、その中で突出して人気が高いのが、大阪モスク正面にある「大阪ハラールレストラン」である。

 

モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店

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2013年4月末にオープンした大阪ハラールレストランは、当初からパキスタン人シェフによる現地スタイルの料理を供していたが、それはあくまでもモスクに礼拝に来られるイスラム教徒向けであり、日本人客(少なかったが)に対しては、日本人に合わせた味で、巷によくあるインド料理店っぽいカレー&ナーンやタンドリーチキンなどBBQを中心として供していた。しかしその現地スタイルのパキスタン料理の美味しさに気づいた日本人客から、イスラム教徒に提供している料理と同じものを供してほしいという注文が増え、比較的すぐに日本人向けセットのオーダーはほとんど無くなってしまった。

 

モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店

では大阪ハラールレストランが供する料理はどんなものかというと、パキスタン北部、パンジャーブ地方の中心地であり、また16世紀にはムガル帝国の首都として繁栄したパキスタン第2の都市ラホールの料理を中心として供している。     

現在、多くのインド料理店では、スパイスを多用してナッツペーストなどを加えたリッチなムガル宮廷料理の流れを汲むカレーや炭焼き窯であるタンドールで調理したタンドリーチキンやナーンなどパンジャーブ地方の郷土料理を中心として供している。つまりラホールの料理は一般的に「インド料理」として認識されているものの原点ともいえるのである。

また日本国内で営業している一般的なインド料理店は、商売上、日本人に受け入れられるように現地で供される料理を日本人向けにアレンジしたりデフォルメしているが、当店では、ほとんどアレンジを加えることなく現地スタイルのままの料理を供している。

 

モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店

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さて当店おススメの料理であるが、パキスタン料理と言えばやはり肉料理であり、マトンカレー(羊)、キーマカレー(挽肉)、マトンパラク(羊肉とほうれん草のカレー)、ニハリ(牛肉や羊肉の煮込み料理)など肉類のカレーが美味しいが、ミックスベジカレーやダール(豆カレー。豆とマトンをミックスしたダールゴーシュトも絶品)など野菜系も意外と美味しい。またビリヤニ(マトンやチキンとバスマティライス(パキスタンの高級香り米)にスパイスやバーブを加えて炊き込んだ米料理)も絶品である。当店では当日供することができるスペシャルな日替わり料理について、店内のホワイトボードに表示されているので、そのラインナップの中からオーダーすれば間違いない。

 

モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店

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またいろんな料理を少しづつ食べたいというお客さんのために3種類のサービスセットが用意されている。(価格は料理の種類によって変わることがあります)

1.サービスセットA 日替わりカレー2種類とナーン 1,200円 2.サービスセットB 日替わりカレー2種類とロティ(全粒粉を使用した薄焼きパン) 1,300円 3.日替わりカレー2種類とビリヤニやプラオなど米料理 1,400円。なおセットの日替わりカレーは指定されているけれど、他のカレーに変更できる場合もある。なおどんな料理をオーダーしてもサラダやドリンクなどがサービスで供される。(原則的に昼夜同メニューです)

特別なパーティーなどには、他店ではなかなかいただくことができないチキンチャルガ(鶏の丸焼き)やマトンラーン(羊の足の丸焼き)を中心としたコース料理も用意されている。

 

モスク近くの名店!現地の味そのままの本格パキスタン料理店

また金曜日はイスラム教徒の休日であり、モスクにて集団礼拝があるので、当店にたくさんのお客さんが訪れる。そのため昼夜ともバイキング形式となっており、カレー2種類にビリヤニなど米料理、パコラ(野菜の揚げもの)、サラダ、デザート、ドリンクで1,200円となっている。注意していただきたいのは、午後1時30分頃に集団礼拝が終わるので、礼拝を済ませたイスラム教徒の方々が大勢(100人以上)来店されるので、非イスラム教徒はそれまでに食事を済ませて店を出た方が良いでしょう。

料理以外にも、店主アバスィ氏のホスピタリティが非常に高いので、ファンになって常連化するお客さんが多いということも特筆すべき点である。なお当店は厳格なイスラム教徒向けのレストランであり、酒類は一切置いていないし持ち込みも不可である。

紹介しているお店はこちら!

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※本記事は、2016/05/17に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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