オーストリアの王家御用達パン屋さんが日本にやってきた!
オーストリア第2の都市グラーツにお店を構える、グラーツ最古のベーカリー
ホーフベッカライ エーデッガー・タックス
創業はなんと1569年。
9代目となるロベルト・エーデッガー氏は、かねてから海外に支店をだしたいと
思い続けていられたそうです。
その記念すべき1号店が、2015年9月5日土曜日にオープンしました。
場所はマーチエキュート神田万世橋。
べーカリー無風地帯の神田秋葉原地域にようこそー!
今回、門外不出のレシピをエーデッガー氏から伝授され、日本で忠実に再現するのは、
ウィーン菓子の名店Neues(ノイエス)の野澤シェフです。
オーストリアのパン屋さんって、どんなパンを売っているのかな・・・
パンマニアとして、とっても楽しみにしていました。
お店のスペシャリテはハンドカイザー。
一般的には、カイザーゼンメルとよばれている王冠を模したパンです。
通常は専用のスタンプで型押しして作りますが、こちらではひとつひとつ手作りで成形。
ぷっくりとしたかわいらしいフォルム、きめ細かな生地はもっちり弾力に富んでいます。
おいしいパンたちのラインアップは25種類ほど。
ライ麦を使った大型パンや、デニッシュ類、クロワッサンの原型ともいわれているキプフェルなど、伝統的なパンがならびます。
カラフルなサンドイッチもとっても魅力的。
ちょっぴり贅沢なオープンサンドやケーキなどは日本限定だそうです。
王家御用達の伝統を表現したスイーツ類も、あれこれ食べてみたい!
店名の『ホーフ』は王の『ベッカライ』はベーカリーという意味。
お店は平日なら朝8時半から夜9時まで。
どんなシーンでもパンが楽しめるなんてうれしいですね。
また、レシピの大半は王家御用達の称号を与えられた1888年当時のまま。
さぁ!! 芸術と食欲の秋のはじまりです!
皇帝が愛した極上のパンを見て味わって、オーストリア文化にふれてみる・・・・
今年の秋の1ページに加えてみるのもいいかもしれません。
紹介しているお店はこちら!
店名:ホーフベッカライ エーデッガー・タックス
※[編集部追記]
こちらのお店は、本記事公開後に休業されております。
再開時期などの情報はお店の公式ページをご覧ください。
http://www.edegger-tax.jp/