横浜で餃子と言ったら、皆さんが真っ先にイメージするのは横浜中華街ではないでしょうか。
しかし実際には、横浜中華街には200店を超える中国料理店があるものの、歴史的に広東料理店が多いため、北京より北の東北地方を発祥とする餃子を得意とするお店を見つけるのは非常に難しいのが実情です。
今回は、「横浜中華街で美味しい餃子を食べたい」という皆さんのために、焼き餃子、水餃子、蒸し餃子の各ジャンルから、こだわりの餃子を提供している選りすぐりの4店をご紹介いたします。
秘伝のココナツダレ水餃子で行列必至の「山東」に新店舗登場
横浜中華街で水餃子の代名詞と言っても過言ではないのが山東。
秘伝のココナツベースのタレを付けてたべる水餃子が有名で常に大行列が必至だった山東に2年ほど前に2号館が出来て大幅にキャバが増量され週末でも大分行列が緩和されました。
山東の餃子は、モチモチの皮の中にニラの風味が効いたジューシーな豚肉餡がパンパンに包まれています。この水餃子にココナツダレを付けてたべるのが山東流。餃子の皮に箸で穴をあけて秘伝のタレを中にしみ込ませて食べるのがオススメの食べ方。
おみやげに冷凍餃子を購入することができるので、気に入ったらお持ち帰りもしてみましょう。
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店主のトークと共に楽しむ「萬和楼」の台湾スタイル水餃子
水餃子のオススメ店をもう一店ご紹介します。
関帝廟のすぐ脇にある黄色い年期の入った看板が目印の「萬和楼」。
店内に入ると台湾出身のおしゃべり好きな店主のトークが炸裂します。これも小規模店舗ならではの中華街の楽しみ方ですよね。
何十年も変わらぬスタイルという水餃子はムチムチで喉越しのよい皮に、たっぷりの餡が包まれています。
味付けはさっぱり目ですが、野菜の甘みや肉の旨味がしっかり出ているので、付けダレなしでも十分美味しいです。
ベジタリアン向けの精進料理のメニューも豊富なので、ベジタリアンの方やお肉が苦手な方にも安心してオススメできます。
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紹介しているお店はこちら!
モチモチ皮と美しい羽根が魅力の「大連餃子基地」の焼き餃子
中華街大通りに面したDLIAN餃子基地は、店構えも非常におしゃれで高級そうな雰囲気なのですが、意外やリーズナブル価格帯の餃子推しの中国料理店です。
先先代にあたる創業者の方が中国から来日し、3代にわたって餃子の技術を伝承している老舗店です。
手延べのモチモチ皮に包まれた餃子が焼き、水で両方で楽しめるのですが、オススメは、美しい羽根をまとった焼き餃子。
網目状の羽根のカリッとした食感とモチモチ皮の食感のコントラストが楽しい餃子です。
皮の中には豚肉たっぷりの餡が包まれていて、とってもジューシー。肉汁が飛び出るので注意して食べてください。
さっぱり目に行きたい方にはしそ餃子。パクチー好きの方にはパクチー餃子がオススメです。
東北料理専門店「東北人家」の漬け白菜のジャンボ蒸し餃子とニラ饅頭
餃子の本場である中国東北地方の専門店は横浜中華街でも非常に限られた存在です。
善隣門近くにある「東北人家」は、とても貴重な東北料理専門店です。規模はそれほど大きくありませんが店内は非常に明るく清潔感あふれる雰囲気で、子連れや女性客でも安心して入れます。
ベーシックな水餃子も、もちろん美味しいのですが、オススメは蒸し餃子とニラ饅頭。
蒸し餃子はジャンボサイズで皮もしっかりした食感のある食べ応えのある餃子です。豚肉をたっぷり使った餡には細かく刻まれた漬白菜が混ぜ込まれていて、ほんのりと感じられる酸味と甘みが特徴です。
ニラ饅頭は、厚めの皮にニラと卵が包まれた大きめの焼き餃子。ニラの香りが口の中に一気に広がる、ニラ好きにはたまらない餃子です。
にんにく醤油味の東北人家オリジナルの焼きそばもオススメです。
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