岐阜県多治見市の創業85年の老舗「信濃屋」で感動の麺を三杯いただく !!!
1930年頃名古屋にて創業、1948年多治見にて再開されたという創業85年の老舗
岐阜県多治見市の 信濃屋 さんに行ってきました。
営業されているのは週四日だけ、それもお昼だけの営業で麺切れ終了早じまいと、かなりハードルの高いお店です。
難関店なので11時30分の開店時間より早く到着したのですが、お店のご厚意で店内で待たせていただけました。
玄関を入った最初の部屋には、四人掛けテーブル席が一席と、小上りに四人掛け座卓が二卓
続いてお座敷の部屋が二部屋、奥のお座敷にはテレビが置いてあります。
お座敷の部屋の横が厨房になっています。
小上りの4人掛け座卓
お茶はセルフサービスです。
店内唯一のコチラのテーブル席に座りました。
さて、なにを注文しましょうか?
お店の外の貼り紙には達筆でいろいろ書かれていますが・・・・・・・・・
店内にあるお品書きはこの通り
現在はこの三種類の麺類しかありません。
ところでなんと書いてあるか読めますか? ^^;
右から「うどん」、「ころかけ」、「支那そば」でしょうか?
一品目は、冷たいうどんに、冷たいかけ出汁?ぶっかけ出汁?の「ころかけ」(小)です。
ネギとおろし生姜は最初からのっかって提供されますが、他の具は一切ないシンプルなうどんです。
天ぷらやおにぎりなどのオプション類も置いてなく、麺と出汁で勝負のようです。
そのお出汁の仕込みには三日間もかかるので、必然的に週四日間だけの営業になるのだそうです。
ふんわり柔らかく角の取れた太麺ですが、独特の食感で今まで食べた事のないうどん、これはこれで実に旨い!
冷たいお出汁は、かけ出汁とぶっかけ出汁との中間のような感じ
たまり醤油に節類のお出汁は、見た目は黒いので濃いように思われますが、けっしてそんな事は無く、醤油の程良い酸味と塩味で、うどんとの相性は抜群に良い。
白胡麻も良いアクセントになっています。
続いて、温のうどんに、熱いかけ出汁の「うどん」(小)
温の麺の分だけ、よりふんわり感を強く感じます。
伊勢うどんとも違う独特のうどんで、絶妙に美味しいです。
節類のダシがよくきいていて、たまり醤油の旨味と酸味とのバランスが良く、ゴクゴクと飲めるお出汁です。
続いて「支那そば」(小)
「うどん」のお出汁に脂分が加わってコクのある和風中華出汁といったところで、実に旨し!
薄くて平打ちの麺は、独特の食感とコシで、このスープと良くマッチしていて美味しい~♪
いやぁ~ 凄い! 素晴らしい! こんな麺があるんですね~ 感動の麺でした !!!