神田神保町周辺は、戦前より中国人留学生などが多くすんでいたことから、今でも多くの中華料理店があります。なかでも餃子に関しては、スヰートポーヅや三幸園、神田餃子屋などの老舗店から、新興の餃子店までがひしめき、都内有数の激戦地区とも言われています。

そんな餃子激戦地区に新たにワインと餃子が楽しめるバルスタイルの餃子専門店が昨年登場しました。

店内はカウンターと2人掛けのテーブルが2席のみとこじんまりとしています。とても明るい雰囲気の店内なので、女性一人でも気軽に入れると思います。

皮も手作りの店主こだわりの創作餃子たち

皮から手作りにこだわった創作餃子が人気の餃子専門店です。餃子の製法は、無類の餃子好きだった店主が台湾に渡って学んできたそうです。

定番の焼き餃子にはニンニクは不使用。翌日のお口の匂いが気になる方も安心です。手作りの皮はモチモチ系でカリッとした焼き目との２種類の食感が同時に味わえます。皮の中の餡は豚肉たっぷりでとてもジューシー。これはビールにもワインにも合います。

ベース餡に濃厚なチーズを足したチーズ餃子や、ニンニク好きの方向けの、ニンニクがたっぷり入ったニンニク餃子も用意されています。

さらにおすすめは水餃子。皮も包み方も焼き餃子とは異なるというこだわりよう。水餃子にかけられた独特の香りのタレも美味しく、食欲が促進されます。

赤ワインとの一緒に頼みたいトリュフ餃子にフォアグラ餃子

ワインとの相性を高めるために店主が考案したオリジナル餃子メニューで忘れてはならないのが、トリュフ餃子とフォアグラ餃子。フランス料理に使う高級食材をなんと餃子の餡に混ぜ込んでしまっています。

トリュフ餃子は、たっぷりのオリーブオイルで焼かれ仕上げにバジルが振りかけられています。餡の中のトリュフと相まって、餃子とは思えぬ香りが店内に広がります。

いずれの餃子も赤ワインとの相性が抜群です。ボトルワインもリーズナブルな価格で提供されているので、赤ワインと餃子のマリアージュを是非お楽しみください。