福岡には美味しい名物料理が沢山ありますが、皆さんは福岡の料理と言ったら何を思い浮かべますか?
定番のとんこつラーメンからモツ鍋、水炊き、辛子明太子、うどん、などなど。
色々と上がると思いますが、忘れてはならないのが餃子です。
特に注目してもらいたいのが鉄なべ餃子。
餃子を鉄なべに入れたまま食べるというスタイルは、鉄鍋棒餃子の登場以来ある程度一般化しましたが、実はルーツは福岡なのです。
福岡スタイルの鉄鍋餃子は、一口サイズの小ぶりな餃子がカリカリに焼かれているのが特徴。鉄鍋の予熱でいつまでも熱々の状態で食べることができるのも魅力ですね。おつまみとしての餃子の最高峰の一つと言っても過言ではありません。
最近は、九州居酒屋の流行に乗って全国各地で鉄鍋餃子を出すお店が増えてきているのですが、ホンモノに出会えることは滅多にありません。
そこで、今回は東京にいながら食べることができるホンモノの福岡スタイルの鉄鍋餃子を3店ご紹介したいと思います。
【南阿佐ケ谷・なかよし】博多老舗店の製法を守り続ける伝統的鉄なべ餃子
東京で鉄なべ餃子といって真っ先に名前が上がるのが阿佐ヶ谷の「なかよし」です。こちらは、福岡の鉄なべ餃子の老舗店「博多祇園鉄なべ」から暖簾分けしたというホンモノの鉄なべ餃子店です。
鉄なべに、キツネ色に焼き上げられた小さな餃子がビシッと隙間なく並んでいる姿の美しさは感動ものです。
こんな小さな餃子なのに職人さんが皮から手作り。博多祇園鉄なべの製法をしっかりと受け継いでいます。
大量のゴマ油でカリッと焼かれた皮の中には、キャベツやニラなどの野菜中心の餡が詰まっています。ゴマ油の香りに加えてニンニクが強めに効いていて、とてもパワーを感じる餃子です。
タレ無しで食べても十分美味しいのですが、酢醤油ベースのタレと柚子胡椒と一緒に食べるとサッパリして、何個でも食べられてしまします。
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【渋谷・九州藩】元祖九州居酒屋で職人が皮から仕込む熱々鉄なべ餃子
かつて銀座に本店を構えるなど、九州居酒屋の草分け的存在だった九州藩(以前の店名は「九州」)。現在では、渋谷の宇田川町に一店だけになりましたが、その実力は健在です。
こちら九州藩のイチオシ!メニューが鉄なべ餃子。
ほとんど全てのお客さんが注文すると思われます。
職人さんが手延で作った皮で包まれた餃子が20個、鉄鍋に隙間なく詰まっています。
カリッとした焼き目の食感とモチモチした皮の食感の組み合わせが素晴らしいです。
餡は生姜が効いておりサッパリ目の味付け。カツオ出汁ベースのつけダレと柚子胡椒を少し足して食べると、更に餃子の味が深まります。
九州居酒屋なので、からし蓮根やさつま揚げ、きびなごの刺し身など、九州の郷土料理と焼酎が色々と楽しめるのも魅力の一つです。
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- 九州藩 渋谷宇田川店
- 和風居酒屋 JR 渋谷駅 ハチ公口 徒歩3分
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【代々木・御天】とんこつ香るラーメン店で赤の柚子胡椒添えの本格鉄なべ餃子
店の中に入ると豚骨の香りがガッツリと漂ってくる福岡出身者も納得の本格派の博多ラーメン店。
サイドメニューも充実しているので、夜は居酒屋の様に使える便利なお店です。
御天はラーメン店でありながら本格的な博多の鉄鍋餃子が食べられるのが魅力。小さめの餃子が鉄なべにぎっしりと詰まっている姿は壮観です。
皮はしっかりした作りで焼き目がカリッとした食感に焼きあがっています。その皮の中にはサッパリした味付けの餡が詰まっています。
赤い柚子胡椒と専用ダレを付けて食べるのがオススメです。
小ぶりのサイズでサッパリした味付けなので、ビールを片手にハフハフ言いながら何個でも食べることができちゃいます。
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- 千駄ヶ谷 御天
- ラーメン JR中央本線(東京-塩尻) 代々木駅 東口 徒歩3分
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