ぽかぽか陽気になってきましたね。春はパンピクニックにぴったりの季節です。
井の頭線沿線には小さな美味しいパン屋さんがたくさん。
その中でも、国産小麦にこだわる個人的におすすめの3軒をまとめました。
1日でもはしご出来ちゃう距離なので、井の頭線に揺られながら、のんびり美味しいパンを満喫する休日にしませんか。
スタイリッシュな街のパン屋さん「ル・ルソール」
駒場東大前駅からすぐの静かな場所に店を構える「ル・ルソール」。
お店に入ると美しいクロワッサンが迎えてくれる、パリのブーランジュリーを思わせる一軒。でも、使用するのは国産小麦。自家製酵母を使い、長時間発酵で小麦の味わいを引きだしたパン達は、洗練されていながらしっかりと個性的。それでいてやさしい。
どのパンも、美味しいけれど、必ず食べてしまうのが「パンブリエ」と「ショコラ55」。
芸術的なク―プにうっとりしてしまう「パンブリエ」は、ノルマンディー地方の船乗りが航海に持っていくパンで、日持ちをよくするために生クリームやバターを練り込んである、甘くてなめらかなリッチなパン。海の見える公園で食べたくなってしまいます。
「ショコラ55」はチョコレートとバターをサンドしたプチサンドイッチ。こだわりのバゲット生地に、カカオ55%の甘すぎない上質なチョコレートと芳醇なバターのハーモニー。贅沢なおやつにぴったりです。
甘いパンからお惣菜パン、本格的なハード系までバラエティ豊かなラインナップで、どんな気分の時に訪れても欲しいパンが見つかるお店です。
紹介しているお店はこちら!
- ル・ルソール (Le Ressort)
- サンドイッチ・パン屋
※このお店のページは現在ご利用いただけません
ほっこりあたたかいパン屋さん「komorebi」
「こんなパン屋さんがご近所にあったらしあわせだろうなぁ。」と、西永福駅近くにある「komorebi」に来ると思う。
木のぬくもりを感じさせるあたたかい店内は、焼き立てパンが次々に並べられ、美味しそうなかおりでいっぱい。北海道産の小麦にこだわり焼くパンはどれも本当にやさしい。懐かしのお菓子パンやお惣菜パンはもちろん、お酒にあいそうなおつまみパンやシンプルな食事パンも充実。
おすすめは「バゲット」!素材の生産者さんの想いを感じながらシェフがつくる「バゲット」は、香ばしさと小麦の甘さが引き立ち、そのまま食べても噛むほどに美味しいです。
店内にあるカウンター席で焼き立てパンを頬張れば、誰でも笑顔になってしまうはず。
紹介しているお店はこちら!
店名:komorebi
住所:東京都杉並区永福3-56-29
電話番号:03-6379-1351
カタネスピリットを受け継ぐ「ヨシダベーカリー」
富士見ヶ丘駅の静かな商店街に、真っ白な外観の「ヨシダベーカリー」はある。
カタネベーカリーで修業された、吉田さんがオープンしたこのベーカリーには、とても丁寧にパンが並べられている。「愛おしい」という言葉がぴったりの、とてもお育ちの良いまっすぐな印象のパンたちを見ているだけでなごむ。
おすすめはシンプルな食パン類。「豆乳ブレッド」や「ホワイトブレッド」などの小ぶりのシンプルな食パンも良いし、ミルキーながらあっさりとしているなめらかな定番の「角食」も食べてみてほしい。
新しさを取り入れながらも、懐かしさと安心感のあるラインナップに思わずほっこりとしてしまう。日常に溶け込む、毎日のパンが味わえる一軒です。