屋外で食事をするのが気持ちの良い爽やかな季節になってきました。
今日は、みんなでピクニックに行くのも楽しい初夏にぴったりのパンイベントで味わえる世界のサンドイッチをご紹介します。
『サンドイッチでピクニック』がテーマの青山パン祭りが2015年5月30日(土)、31日(日)の2日間、青山の国連大学前広場にて開催されます。
2日間で80店舗以上が集結する青山パン祭りは今回で6回目。人気のパン屋さんやパンのおとものお店が集まる他、今回は世界のサンドイッチを味わえるブースが登場します。
日本、アメリカ、イタリア、フランス、ベトナム、アルゼンチン、イスラエルなど世界各国のサンドイッチを食べ比べられる青山パン祭りのブースから、都内で味わえるおすすめの5軒をご紹介します。(もちろん2015年5月の青山パン祭りではご紹介したお店のサンドイッチが一同に集結しますのでお見逃しなく!)
まるで野菜の花束!ヘルシーでボリューム満点!『クンバ ドゥ ファラフェル』
お腹一杯食べたいけど、カロリーも気になる・・・・
そんなあなたにおすすめのヘルシーなサンドイッチがこちら。
『クンバ ドゥ ファラフェル』のファラフェルサンドイッチは、まるで野菜の花束!見ているだけでわくわくします。持つとずっしりと重い。それもそのはず、たくさんの素材の旨みがぎゅっと詰まっているのです。進化し続けるファラフェルは改良に改良を重ねた“日本風”のファラフェルです。
中近東生まれのファラフェルサンドイッチは、ピタパンにたくさんの生野菜と、ひよこ豆のコロッケ(ファラフェル)を挟んだヘルシーフード。100%植物性のサンドイッチですが、濃厚な胡麻のソースや滑らかなフムス、ファラフェルの他、サニーレタス、フリルレタス、大葉、トマト、きゅうり、なす、玉ねぎなどなんと20種類以上の野菜を使っていて食べ応えも十分!
ボリューム感があるのにヘルシーなファラフェルサンドイッチは女性には嬉しいサンドイッチです。
お店でのイートインなら自分で具を包むファラフェルプレートや、スパイスたっぷりの香りと深みがたまらないカレーもおすすめ。
店内で焼いているピタも美味しい!富ヶ谷の名店ルヴァンから仕入れた小麦粉と全粒粉を使って作るピタは香ばしくてもっちり。サンドイッチにしてももちろん最高ですが、フライパンで焼いてはちみつを挟むのもお気に入り。ピタだけのお持ち帰りも可能です。
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サッカー観戦をしながら肉汁溢れるあつあつチョリパンを楽しめるカフェ『mf』
「チョリパン」とは、バゲットの中にチョリソーが丸ごと1本入ったサンドイッチ。南米ではサッカー観戦のおともとして、とてもポピュラーな「チョリパン」。
サッカー好きが集まるカフェとして有名なmfでは、美味しい南米料理も楽しめます。
中でも人気なのがこの「チョリパン」!!パリッとフワッとしたバゲットには、ガーリックの香りが漂うジューシーなチョリソーがどどんと挟まれています。噛むと皮がパチンとはじけてあつあつの肉汁が!!バゲットにしみたじゅわっと溢れだす肉汁・・・たまりません。
アルゼンチンスタイルの「チョリパン」は、アルゼンチンでお肉を食べるときの定番ソース“チミチュリ”をたっぷりかけて召し上がれ。mf自家製のチミチュリにはファンも多いのだとか。
ウルグアイスタイルのチョリパンは、チョリソーの上にさらにチップスをまぶした豪快な一品。2つの食感の違いが楽しめます。
チョリパンにはマテ茶かビールが一押し!!
mfではビールの種類も豊富。またマテ茶も色々な国のものがあるんです。肉料理との相性も抜群のマテ茶か、ビールとチョリパンか・・・迷うところです。
サッカーファンにはたまらない店内の雰囲気を味わうも良し、テラス席で昼間からビールを片手にチョリパンを頬張るも良し。たくさんの楽しみ方のあるお店です。
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店名:mf(エムエフ)
住所:東京都渋谷区神宮前3-18-12
電話:03-3401-5600
ベトナムの国民食「バインミーサンドイッチ」を気軽に楽しめる!
バインミーとはベトナムのソウルフードともいえるサンドイッチ。片手で食べられる気軽さから、街中の屋台だけでなく、バスターミナルなどあちこちで販売される庶民のファーストフードです。
渡航先のカナダでバインミーにハマってしまったというオーナーが高田馬場に「バインミーサンドイッチ」をオープンしたのは2010年のこと。美味しいバインミーが気軽に味わえるお店として人気を集めています。
パンはさっくりと軽めで、具材を思う存分楽しめるバインミー。さっぱりしたなますとお肉やレバーぺストなど濃厚な食材がマッチしたたっぷりの具材は、レモングラスやニョクマム(ベトナムの魚醤)やパクチーなどの爽やかな味わいで絶妙なバランスにハマる人続出。
一番人気は“ベトナムハムとレバーペースト”二番は“えびとアボカド”なんだそう。
食券を購入するとその場でサンドイッチを作ってくれます。作り置きではないのも美味しさの秘密です。パンをトーストし、切れ目をいれて、具材を挟んだらあっという間に完成!定番のバインミー数種類の他、月替わりのバインミーも楽しみです。
大人気のバインミー以外に、「もっちりパン」も並びます。実はこのパン、ベーグルの製法で作ったもちもちの食感のパン。こちらも隠れた人気商品です。
カジュアルに本格的なバインミー、あなたもいかがですか。
※青山パン祭り2015初夏は31日(日)のみの出店です。
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- バインミー☆サンドイッチ
- サンドイッチ・パン屋
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伝統のカスクルートを味わえる『ブーランジュリーボネダンヌ』
三宿にある小さなパン屋さん「ブーランジェリーボネダンヌ」は私のお気に入りの一軒です。
まるでパリのパン屋さんを思わせるこのお店では、注文を受けてからひとつひとつ作るバゲットのサンドイッチ(カスクルート)が味わえます。
ジャンボンブール(ハムバター)はフランスの国民食ともいえるサンドイッチ!日本だとハムとチーズが定番ですが、フランスの一番人気はハムとバターなんだとか。自慢のバゲットに、もも肉のハムとフレッシュバターを挟んだシンプルなサンドイッチは絶品。最小限のこだわりの素材だからこそ、バゲット本来の素朴で力強い味わいが楽しめます。フランス産の小麦を100%使用し、塩と浄水もフランス産。小麦からおこしたルヴァン種の酸味と、まろやかなレーズン酵母が素敵に共存するスペシャルなバゲットのサンドイッチです。
もちろん、ジャンボンフロマージュ(ハムチーズ)も選べます。こちらはもも肉のハムにコクのあるグリュイエールチーズを使用。どちらにするか迷ってしまいます。
店内中央には、ハード系からヴィエノワズリー、お惣菜パンまで様々な種類のパンが並びます。決して多品種ではありません。でも、こんなパンが欲しいなぁ・・・というパンが必ず見つかる、そんな懐の深さがあるのです。
中でも個人的に好きなのが、「シャルポンティエ」と「ミューズリーブロート」そしてぷっくり可愛い「マドレーヌ」。フランス語で「炭焼き職人」の意味を持つ「シャルポンティエ」は、焦げる寸前まで焼きこまれたクラスト(皮)がたまらなく香ばしい。それでいて、クラム(中身)はつややかで、どこまでもみずみずしい。全粒粉の香ばしさがぎゅっと詰まっていて、噛むほどにふわりと香る逸品です。
開店からまだ1年半弱、「地域密着のお店を作りたかった。」という店主さんの言葉通り、ボネダンヌの店内には次々と≪私のお気に入り≫のパンを買いに来るご近所さんがやってきます。私はご近所さんではないのだけれど、そんな日常の光景にこのパン屋さんで立ち会えるのがたまらなく嬉しかったりします。優しくてじんわりとあたたかく、あなたにそっと寄り添ってくれる、そんな一軒です。
※青山パン祭り2015初夏は31日(日)のみの出店です。※
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くせになる食感のベーグルサンド『ポム ド テール』
『ポム ド テール』のベーグルは皮はバリっと、中はもちっとむぎゅっと噛みごたえ十分。噛むほどに粉の美味しさがにじみ出てきます。この独特の食感の秘密は、イーストの量を極力抑え、低温でじっくりゆっくりと発酵させた生地を高温で長めにケトリング(ゆでる)するから。つやつや整然と並ぶベーグルはぷっくりしていて誇らしげ。なんだかとても愛らしいのです。
『ポム ド テール』では、100種類以上あるベーグルの中から日替わりで約25種類程度を焼き上げています。焼き色がしっかりとつき、クラスト(皮)は厚くて引きが強い!理想はフランスパンの端っこの様なかたさだそう!驚きです。クラム(中身)はランダムな気泡があり、弾力が素晴らしい。クラムとクラストのコントラストがたまらない、唯一無二のベーグルです。
ベーグルのフレーバーの豊富さも魅力のひとつ。お菓子や料理はもちろん、「和食」からヒントを得ることも多いのだとか。人気の「味噌ナッツベーグル」は五平餅の発想から生まれ誕生したベーグル。他にも「チーズ胡椒ベーグル」や「ポムシナモンベーグル」「かぼちゃベーグル」など定番のフレーバーがたくさん。具入りのベーグルは、半分に切るときれいな渦巻き模様が現れます。具をまきこむタイプの渦巻きフィリングはポムドテールならでは。
「塩梅」を大切にする優しい和のこころがニューヨーク生まれのベーグルを新たな食べ物に進化させました。ベーグルはもちろん、フィリングたっぷりのベーグルサンドもおすすめです。
※青山パン祭り2015 初夏への出店は31日(日)のみです。※