上野〜東京駅間を結ぶ「上野東京ライン」がこの3月14日に開業し、宇都宮線・高崎線と東海道線が相互直通運転となり、東海道線の各駅からも上野駅まで乗り換えなしで来ることができるようになりました。
そんな便利になった東京下町の顔「上野駅」周辺で、お買い物や美術館めぐりの途中のランチにぴったりの、一度は食べておきたい特徴あるカレーを提供する3軒のお店をご紹介いたします!
「カツカレー」 クラウンエース
最初にご紹介するのは、駅前ガード下にあるスタンドカレーの老舗、カレー専門店「クラウンエース」。
このお店の一番人気は「カツカレー」。お客さんの約8割が注文するというそれは、なんとこのボリュームでたったのワンコイン、500円(税込)! 他にもハンバーグカレーや唐揚げカレーも500円という安さで、トッピングなしのチキンカレーやポークカレーに至っては400円という激安価格です。
カレー専門店だけあって、ビーフ、チキン、ポークとベースのソースがそれぞれ用意されており、その味は昔の洋食屋さんを彷彿とさせる懐かしい美味しさです。
ソーセージやチーズ、コロッケなどのトッピングも選べるほか、ちょっとウレシイのはカウンターに用意された取り放題の3種類の薬味。定番の福神漬けはもちろんのこと、花らっきょう、紫蘇きゅうりと味の変化を楽しめて、お値段以上の満足感がありますよ!
紹介しているお店はこちら!
- カレー専門店 クラウンエース 上野店
- カレーライス JR上越新幹線 上野駅 不忍口 徒歩1分
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「ラムビリヤニセット」 ハリマ ケバブ ビリヤニ
2軒目は上野駅浅草口から、そのまま浅草方面に5分ほど進んだ右手にある「ハリマ ケバブ ビリヤニ」。昨年6月に出来た、比較的新しいお店です。
このお店でのオススメは、店名にも冠されている「ビリヤニ」。
ビリヤニとは、様々なスパイスと具材をインドの高級米「バスマティ」といっしょに炊き込んだ、インド風の炊き込みごはんです。
最近は街のあちこちにインド料理店を見かけるようになりましたが、ビリヤニを置いてあるお店はまだあまり多くありません。メニューで見つけて注文してみても、ビリヤニとは似ても似つかない、ただのカレーチャーハンが出てきたりすることもよくあります(笑)が、このお店は専門店ですので本格派の美味しいビリヤニが楽しめます。
ラム、チキン、野菜から選べる「ランチビリヤニセット」では、サラダ、ライタ(ビリヤニには付き物のヨーグルトサラダ)、ドリンクがセットで付いて、なんと驚きの1030円(税込)という下町価格! この価格でありながら、ボリューム満点の山盛りで、具材もスプーンに乗り切れないほど大きなお肉がゴロゴロ入っていて、その本格的な美味しさとボリュームに思わずニンマリしてしまいます。
紹介しているお店はこちら!
- ハリマケバブ ビリヤニ
- 上野 インド料理 JR 上野駅 徒歩5分
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「パンダカレー」 チカショクさくら
最後にご紹介するのは台東区役所職員食堂の「チカショクさくら」。台東区役所東口地下にある食堂で、一般の人も利用できる、隠れた上野の人気食堂です。上野駅浅草口から徒歩3分ほど、上野警察署のすぐ裏手にあります。
この食堂でのオススメは何と言っても「パンダカレー」!
以前は5食限定のレアアイテムだったのですが、最近は営業時間中ならほぼいつでも食べられるようになりました。
可愛いルックスから、子供向けの甘口カレーかと思いきや、パンダの故郷、中国の激辛調味料「豆板醤」を使った、実はオトナ向けの辛さとなっています。他にもパンダの好物が「笹」ということで、鶏のささ身やタケノコが入っているなど、区役所の食堂とは思えない遊び心満載のカレーです(笑)。
ちなみにこのゆる~いパンダの顔は、片抜きしたゴハンに黒ゴマペーストで、注文のたびに店員のオネーサンが絵を描いて作ってくれます♪ 税込み510円で上野気分を満喫できる楽しい一品です!