2月に入って、ますます寒い日が続きますね。
寒い日には食べ物で体を温めたいところです。
極寒の中国北部では、体を温める食材として「羊肉」が積極的に食べられているのをご存知ですか?
日本ではジンギスカンのように焼き肉にして食べることが多い羊肉ですが、中国では火鍋で食べたり、串焼きにしたり、煮込んだりと、いろんな食べ方があります。
そして、実は羊肉は餃子の具材としてもポピュラーな存在なのです。
今回はそんな羊肉餃子を出す5店をご紹介したいと思います。
皆さんも寒い冬を乗り越えるために羊肉餃子で体を温めてみませんか?
神田のガード沿いで自然派ワインと楽しむ羊肉餃子「味坊」
JR神田駅のガード沿いにある中国東北料理専門店「味坊」は羊肉料理の人気店です。
味坊の人気メニューの一つが羊肉餃子。水餃子と焼き餃子が用意されています。水餃子は手延べのかなり弾力のある皮に羊肉の旨味がギュッと詰まっています。ラム入り焼き餃子は、パリっと香ばしく焼かれた皮とラムの餡の香りが非常に良く合います。
餃子の他にも、羊肉の串焼きやクミン炒めなど羊肉料理が目白押し。自然派ワインが多数取り揃えられてお値段も一本2500円からとリーズナブル。ワインと一緒に羊肉を楽しむことをオススメします。
幡ヶ谷のモンゴル専門店「青空」のモンゴル風蒸し餃子と水餃子
幡ヶ谷の商店街の中にある「青空」はモンゴル人も集うモンゴル家庭料理の専門店です。羊の食べ方を知り尽くしたモンゴルの餃子にはボーズとバンシとがあります。
ボーズは蒸し餃子。小籠包のような見た目ですが皮はモッチリと厚め。中にはジューシーな羊肉がたっぷり詰まっています。バンシは水餃子。青空ではスープに入ったスタイルの水餃子が提供されています。
餃子の他には骨付きの茹で羊肉のチャンスンマハや、馬乳酒などモンゴルならではの料理やお酒が楽しめます。
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池袋西口の四川料理専門店「楊2号店」のモチモチ手延羊肉水餃子
池袋の東京芸術劇場前の劇場通りを挟んだ向かいの路地裏にある中国家庭料理「楊2号店」は四川料理の人気店です。
楊2号店では羊肉の水餃子が食べられます。モチモチの手作り皮の中からは羊肉餡の肉汁が飛び出してくるので注意が必要です。
焼き餃子は豚肉餡ですが、美しい羽根のついた焼き餃子でこちらもオススメ。
餃子以外も、花椒を思いっきり効かせた汁なし担担麺など、本格的な四川料理や羊肉料理が食べられます。
モンゴルの岩塩にこだわった巣鴨「シリンゴル」のボーズとバンシ
巣鴨と千石駅の間ぐらいに住宅街の中にポツンとたたずむモンゴル料理専門店「シリンゴル」。
モンゴル産の岩塩にこだわった本格的なモンゴル料理が人気で、モンゴル人力士なども故郷の味を求めてやってきます。
羊肉独特の香りが楽しめる蒸し餃子の「ボーズ」がオススメです。小籠包の様な一口サイズのボーズと中華まんじゅうの様な大きめサイズのボーズと2種類が楽しめます。
また、モンゴルの水餃子「バンシ」も合わせて食べて欲しいメニューです。こちらは塩味の優しい味付けのスープ入りの水餃子です。
毎日8時前後から始まる馬頭琴の生演奏も雰囲気を盛り上げてくれます。料理だけでなく店全体でモンゴル文化を楽しんでください。
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【虎ノ門】唇が痺れる四川料理と羊肉餃子を焼き、水で楽しめる「天然居」
虎ノ門駅から徒歩5分ぐらいあるいた雑居ビルのなかにある「天然居」は、花椒がよく効いた四川料理と羊肉料理が人気の中国料理店です。
天然居の羊肉餃子は、焼きと水でいただけます。焼き餃子は羽根付きでパリパリの食感が楽しめます。水餃子は羊の旨味が凝縮されたジューシーな肉汁が魅力。
羊肉以外にも、豚肉、牛肉、海鮮と様々な餡の手作り餃子が用意されているので、食べ比べしてみるのも楽しいですよ。