【宮城・石巻エリア】茶色い麺が美味い！ご当地焼きそばが味わえる5店

最終更新日： 2017/09/22

今回は宮城県の石巻エリアから、焼きそばがオススメのお店を5軒ご紹介します。

石巻では茶色い二度蒸し麺を使った焼きそばが長年親しまれてきました。鶏がらや煮干・昆布などの出汁で麺を蒸焼きにし、後からソースを好みで掛けるのが標準的な調理法です。

今回ご紹介するお店はどこも震災で大きな被害を受け、ご苦労の末に営業を再開されました。そういえば一部区間が不通だったJR仙石線も今年6月までに全線復旧する予定だとか。あの日から4年。着々と復興は進んでいるようですね。

特徴的な建物の石ノ森萬画館や、猫島として知られる田代島など、石巻エリアにはマニアックな見所も沢山あります。海の幸はもちろん、それらのスポットと焼きそばを目当てに訪れてみてはいかがでしょう？

１．藤や食堂 - 「石巻茶色い焼きそばアカデミー」会長が営む昔ながらの食堂

石巻駅前の近くにある藤や食堂さんは「石巻茶色い焼きそばアカデミー」会長が営むお店です。3.11の津波で被災しましたが、ご家族の協力もあって同年7月に営業再開されました。

こちらの焼きそばは石巻独特の茶色い二度蒸し麺を使用しています。物の本によると麺を炒める際に揚げ玉を乗せ、煮干出汁で割ったラーメンスープを絡ませているとか。色の割りに味が薄めのソース後掛けスタイルなので、「石巻焼きそばソース」をたっぷり掛けてお召し上がりください。トッピングの目玉焼きも端がカリカリに焼かれていて美味しいですよ。

紹介しているお店はこちら！

藤や食堂: 食堂ＪＲ石巻駅徒歩3分

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２．豊浦やきそば専門店 - 創業50年超の専門店がご自宅をリフォームして営業再開

石巻の郊外、渡波(わたのは)という地域にある豊浦やきそばさんは創業50年を越える焼きそば専門店です。こちらは津波で店舗を失いましたが、ご自宅をリフォームして震災から1年足らずで営業を再開しました。

現在提供しているのは特製焼きそばの一品のみ。テイクアウトや近隣への出前がメインですが、お茶の間でいただくこともできます。

麺は茶色い太めの角麺。こちらも出汁をたっぷり含ませてあるのか、思ったよりも柔らかめです。卓上の中濃ソースを掛けると、出汁の旨味とソースとの相乗効果で優しい円やかな味わいになりますよ。具も麺もボリューム十分の特製やきそば、ぜひ一度ご賞味ください。

このお店を訪れたときのブログ記事はこちら
http://goo.gl/zsav1K

紹介しているお店はこちら！
店名：豊浦やきそば専門店
住所：宮城県石巻市渡波栄田174-3
電話番号：0225-24-2162

３．三浦屋 - "いわゆるひとつのB級グルメです"の看板が目印！

石巻の西隣、東松島市の国道45号沿いにある三浦屋さん。こちらも石巻焼きそばの代表的なお店です。3.11からわずか2ヶ月足らずで営業を再開し、災害復旧に従事する職人さんやドライバー、ボランティアの方々の活力源として愛用されてきました。

麺はもちろん、このエリア独特の茶色い二度蒸し麺！味付けはやや薄めで、卓上のソースを好みで掛ける後掛け式の焼きそばです。Mサイズでも結構な量があるのが嬉しいですね。ちょっと珍しいハムエッグのトッピングがオススメですよ。

紹介しているお店はこちら！

三浦屋: 焼きそば JR仙石線陸前赤井駅徒歩10分; 平均1,000円

- 0225-82-3424
- 電話する
住所

〒981-0500 宮城県東松島市大曲寺沼2

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