餃子一筋50年以上の老舗店『瓢たん』

まず一軒目は、JR元町駅から少し南下した所にある『瓢たん』。カウンターのみの小さなお店ですが休日には行列ができる超人気店です。焼餃子は一人前（370円）から注文できます。水餃子の様にプリッとした皮の餃子がふっくらした蒸し焼き加減で仕上げられ、その食感はとても良いです。そして、その餃子に酢・ニンニク醤油・ラー油、そして赤味噌ダレを順に付けて、そして最後には全て混ぜて食べると飽きることなく幾つでも食べられます。因みに『瓢たん』は三宮にもお店があります。

定時閉店前には売り切れ御免の人気店『赤萬』

続いて二軒目は、『瓢たん』を背に丁度裏手路地にある『赤萬』です。『瓢たん』と人気を二分する有名店です。恐らく観光客の方はこの二軒のどちらか、或いはどちらも訪問されることが多いと思います。その日に仕込んだ餃子が売り切れると即閉店となり、私も何度か残念な目にあっています（涙）。焼餃子は一人前（280円）から注文できます（土日祝日は一人当たり二人前から）。やや小振りで焦げ目の部分がパリッとした食感の餃子は餡もジューシーでとても美味しく、味噌ダレは『瓢たん』の赤味噌に対して、『赤萬』は白味噌でややピリ辛に調合されています。因みに『赤萬』は三宮にもお店があります。

客席のカウンターでご主人が餃子を作る絶品餃子『大学』

続いて三軒目は、中華街『南京町』から路地裏を北上した所にある『大学』です。こちらのお店にはカウンター席とテーブル席がありますが、カウンター席ではお客さんの横でご主人が黙々と餃子を包んでいらっしゃいます。その作り立てを焼き上げる餃子は感動の美味しさです。こちらの焼餃子は二人前（540円）からの注文になります。カウンターに出された餃子は少し濃い目の焦げ加減、バリッとした食感が味わえます。こちらのお店も白味噌ダレです。味噌ダレにはこの様に焦げ目があり堅い食感の餃子が合うと思います。

ユニークなご主人が迎えてくれるアットホームな『ぼんてん』

続いて四軒目は、『南京町』から少し西に外れた場所にある創業20年の『ぼんてん』です。他の店は観光客の方も多くいらっしゃいますが、こちらは常連客の方が多いです。その訳はこちらのご主人の人柄です。兎に角お客さんとのカウンター越しの会話が凄くフレンドリーです。どんな話題になるかは行かれた方のお楽しみです（笑）。少し小振りの餃子は二人前からの注文となります。（餃子のお値段はメニュー表がないため分かりません…苦笑）。ご主人はお客さんと話しながらも、注意深く餃子を焼かれている姿は職人気質が感じられます。そして、表面をフワッと裏面をカリッと焼き上げられた小振りの餃子は、少し甘めの白味噌ダレに抜群に合います。因みに『ぼんてん』も三宮にもお店があります。