今年ももうすぐ終わりですね。
日本の大晦日といえば年越しそばですが、中国では水餃子が欠かせません。
親族が集まってみんなで餃子を包むというのは中国では定番風景となっています。「餃子」という字は「家族が交わって子の刻過ごす」という意味から来ているという説もあります。更に水餃子は中国の古いお金である馬蹄銀の形を模しているため、大変縁起の良い食べ物として重宝されています。
そんな美味しくて縁起物でもある水餃子を食べて2015年の運気を上げちゃいましょう!
と、いうわけで、今回は首都圏で食べられる美味しい水餃子の店を5店舗ご紹介したいと思います。
【横浜中華街・山東】秘伝のココナツダレで楽しむニラたっぷりの水餃子
横浜中華街で水餃子といえば山東です。モチモチの皮の中からニラの風味が効いたジューシーな豚肉餡が隠れています。この水餃子に秘伝のココナツベースのタレを付けてたべるのが山東流。箸で皮に穴をあけてココナツダレを中にしみ込ませて食べると更に美味しくなります。
行列必至の人気店ですが近くに別館もできたので混んでいる時にはそちらを覗いてみるのも良いかもしれません。持ち帰りの冷凍餃子を購入して自宅で楽しむ事も出来ます。
【新宿・随園別館】プリプリの皮が旨い!職人技がひかる水餃子
随園別館の水餃子は大連出身の点心師が一つ一つ作り上げます。皮は強力粉の配分がかなり高めのハードタイプ。モチモチの食感で皮の味も美味しいです。餡はあくまでも皮の引き立て役で、豚肉中心の餡でニラやニンニクといった香りの強い野菜は入っていません。
水餃子に加えて揚げ餃子もオススメです。もち米を使った柔らかくて厚めの皮がサクサクに揚げられていて、中にはひき肉ベースの餡が包まれています。中国では咸水角(ハムスイコー)と呼ばれる点心料理です。
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【八重洲・博雅】まるでタンメンの様な野菜たっぷりの水餃子
東京駅八重洲中央口から徒歩3分の好立地にある昔ながらの中華店「博雅」。名物料理の水餃子のインパクトの大きさに注文したお客さんは皆驚きます。どんぶりに、清湯スープと大盛りの野菜がもられて出てくる姿はタンメンそのもの。野菜の下からはレンゲに乗り切らないぐらいのこぶし大の巨大な水餃子がゴロゴロ出てきます。
博雅の水餃子を食べると、水餃子が麺類だという事を再認識できると思いますよ。
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- 博雅
- 中華料理 JR上越新幹線 東京駅 八重洲中央口 徒歩3分
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【新丸子・瓦奉店】六本木の水餃子の超人気店が新丸子で復活
新丸子駅近くにある瓦奉店は、テーブル3つとカウンターのみという10席ぐらいしかない非常に小さなお店ですが、実は知る人ぞ知る水餃子の人気店。かつて六本木で伝説的な人気を博していた水餃子のお店を新丸子で復活させたのが瓦奉店です。現在は娘さんが一人で切り盛りをされていますが、水餃子の味は当時のものを引き継いでいます。
国産小麦で作った皮はとにかく厚くて存在感抜群。モッチモチです。餡も皮に負けずにしっかりした味付けがあされています。野菜の旨味もしっかり感じられます。
水餃子単体で黒酢で食べるのも美味しいですが、生薬タップリの薬膳スープと食べるのもオススメです。
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- 水餃子専門 瓦奉店
- 餃子 東急東横線 新丸子駅 西口 徒歩3分
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【堀切菖蒲園・哈爾濱餃子】ハルピン出身のご夫婦が作るトマト入り水餃子
ハルピン出身のご夫婦2人で切り盛りをしている餃子専門店です。店内はカウンター5席のみですぐに満席になるので、いつも行列が絶えません。中国東北地方の現地の餃子をそのまま再現した餃子は皮が分厚くてモッチモチです。
水餃子だけで数種類のメニューがありますが、個人的にはトマト水餃子がおすすめです。トマトと餃子の相性が良いという事が実感出来ると思います。
生餃子のお持ち帰りも可能なので、ご自宅に持ち帰って家族で楽しむのも良いと思います。
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- ハルビン餃子
- 餃子 京成本線 堀切菖蒲園駅 徒歩1分
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