東京餃子通信編集長の塚田亮一です。
メシコレでの最初記事は餃子の歴史から入りたいと思います。
いまや日本人の国民食の一つと言っても過言ではない焼き餃子。そんな焼き餃子は終戦後に中国から引き上げて来た人々によって日本に伝えられたとされています。つまり日本の餃子の歴史は約70 年間。意外と餃子の歴史は短いですね。
今回は、創業60年以上の老舗餃子専門店を5店舗ピックアップしてご紹介します。まさに東京に焼き餃子の普及を支えてきたお店たちです。昭和20年代を思い浮かべてノスタルジーに浸りながら当時の餃子を楽しんでみませんか?
創業昭和11年、日本で最古の餃子専門店「スヰートポーヅ」
創業昭和11年と日本では最も歴史のある餃子専門店の一つ。神保町のすずらん通り沿いの黄色い看板が目印です。満洲で餃子店を営んでいたご主人が帰国後にお店を始めたそうです。餃子の皮の上の部分だけを圧着して、左右は明けておくのがスヰートポーヅの餃子の特徴です。ラー油は使わずに一味唐辛子をつけダレに入れて食べるとピリッとして美味しいですよ。
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- スヰートポーヅ
- 餃子 地下鉄神保町駅
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日本の焼き餃子発祥の店!? 創業昭和24年横浜野毛の「萬里」
横浜の野毛にある「萬里」は日本で初めて餃子を販売したと言われている餃子店です。昭和24年創業なので本当に日本初かどうかの真相は分かりませんが、戦後まもなく餃子の販売を始め、日本の焼き餃子の歴史を作って来たことは間違いありません。生姜が効いたサッパリ系の餃子は何個でも食べられてしまいます。戦後の闇市として栄えた野毛の情景を思い浮かべながら餃子を食べるというのもオススメです。
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- 萬里
- 中華料理 JR根岸線 桜木町駅 徒歩3分
- 平均710円 平均2,000円
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- 住所
- 〒231-0064 神奈川県横浜市中区野毛町2-71
- MAP
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- 営業時間
- 火~日・祝日
12:00~21:00
(L.O.20:30、ドリンクL.O.20:30)
平日は14:30~16:30休憩 日曜のみ12:00~16:30(17:00閉店) 月曜定休
当面、営業時間は12:00〜20:30(21:00閉店)です。平日は14:30〜16:30休憩。日曜のみ12:00〜16:30(17:00閉店)。 築60年超えの超低気密店舗で全席常時換気しつつ、エアコンの強化で空調にも配慮しております。 席の間隔は距離を置き、以前の1/3程度の席数です。スタッフの人員不足もあり、席数制限が続きますがどうかご協力ください。
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- 定休日
- 月曜日
年末年始(2022年12月31日~2023年1月3日)
(祝日の月曜日もお休みします)
創業昭和24年、八重洲「泰興楼」の餃子は全長12cmジャンボサイズ
東京駅八重洲に店を構える中華料理店「泰興楼」といえば長さ12cmを超えるジャンボ餃子で有名です。昭和24年の創業依頼、常連客に愛され続けて来た焼き餃子の秘密はその大きさだけでなく繊細な餡の味付けです。見た目とは裏腹にサッパリと仕上がっています。餃子のつけダレに、当店オリジナルのC八醤を少し付けて食べると、更に味が深まります。
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創業昭和23年の西巣鴨「華興」の元祖東京餃子
三田線西巣鴨駅にある創業昭和23年の老舗餃子店。元祖東京餃子と呼ばれれる華興餃子だけでなく、スープに浸かったつぼ餃子、海老が入った円満餃子など、オリジナリティあふれる創作餃子が楽しめます。歴史を守りながらも、餃子の新たな可能性を模索するフロンティア精神あふれる餃子店です。
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- 華興
- 名物「華興餃子」 中華 地下鉄都営三田線 西巣鴨駅 徒歩3分
- 平均650円 平均1,000円
創業昭和29年のきたな美味い餃子店、高田馬場「ムロ」
高田馬場にある、とんねるずのみなさんのおかげでしたでも紹介された筋金入りのきたな美味い店。創業昭和29年のムロは、店舗はボロい餃子の味は絶品。カウンターに座ると目の前で皮から手作りの餃子作りの実演を見ることができます。ノーマルな焼き餃子の他にも、チーズ、カレー味、にんにく、紅(唐辛子入り)の全5種類の餃子が楽しめます。