グリーン、レッドに続く第3のタイカレー「マッサマン」。「世界美食ナンバー1」に輝き話題沸騰中です。タイ語では「ゲーン・マッサマン」と呼ばれ、「ムスリムの(イスラム教の)汁もの」を意味します。「王宮料理」の起源説もあり、バンコクの5ッ星ホテルでは以前から人気を博していました。コク深い甘さとスパイシーさが特徴で、日本人になじみやすい味です。今回は都内での「マッサマン」おすすめタイ料理店4店舗をご紹介します。
自家製ペーストが香るフレッシュなコクと旨みのタイカレー
上野駅前丸井そばのタイ料理「シヤートムヤムクンポーチャナー」。タイ人のファミリー経営の店で、料理にもタイ式に徹底的にこだわっています。特に「グリーン」「レッド」「マッサマン」のタイカレーでは、自家製のカレーペーストを使い、毎日仕込みと味のチェックに余念がありません。独特のコクと香り、後味の余韻はクセになります。この味を目当てに、女性を中心にリピーター客が多く、またタイ人女性客の姿も見られます。「マッサマン」も14年からスタート。クドさがなく、それでていてスパイシーさもある逸品で、早速人気を集めています。
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店名:タイレストラン シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー
住所:東京都台東区上野6-16-7 DB上野3F
電話番号:03-3835-9297
タイ人客が集う、新宿のタイ料理といえば老舗の「ゲウチャイ」
新宿駅東口は靖国通り沿いの「タイ料理ゲウチャイ」。最近はタイ人観光客でにぎわっており「日本人客が1~2割」なんてタイミングもあるほど。そんな「ゲウチャイ」でも「マッサマンカレー」は大人気で、チキンとジャガイモ、カシューナッツを使った香り高い甘辛仕様で世界ナンバー1の味が楽しめます。写真はビーフの「マッサマンヌア」で、予約すればそんなバリエーションにも応えてくれます。
またランチセットの組みあわせは無限大ともいえる豊富さで、さまざまなタイ料理をその日の気分で選べるのも人気の秘密です。
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孤独のグルメ登場の人気店で世界一のタイカレー
北千住駅前の老舗タイ料理店「ライカノ」。12年の年末に「孤独のグルメ」シーズン2で放映され、その後は行列が絶えない混雑ぶりが続いています。番組に登場した「カイラン菜の炒め物」「牛肉のガパオライス」なども美味ですが、「世界一のマッサマンカレー(牛肉)」も人気メニューとなっています。
「ライカノ」ではリーズナブルな価格設定(680円)で提供しており、「初めてのマッサマン」なんて方には、孤独のグルメ登場店の話題性ともどもおすすめです。
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- タイ国料理 ライカノ
- タイ料理 東京メトロ千代田線 北千住駅 2番口 徒歩1分
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希少な南タイ料理店で、バンコク5つ星ホテルの味を
※[編集部追記]こちらのお店は閉店しました。
JR田端駅近くにある「タイ料理ルンルアン ハラールフード」。日本では希少な南部料理が食べれる店としてタイ料理マニアには知られた店です。コック氏はバンコクの5つ星ホテルでの勤務経験がある方で、「タイ南部由来&王宮料理」と2つの側面を持つ「マッサマンカレー」が味わえます。写真は「骨付き牛肉入り」のもので、コク深さとともにグレービーな風味も楽しめます。ランチはサラダ、ソフトドリンクがビュッフェ形式なのも魅力で、リピーター人気が高いのも納得です。
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店名:タイ料理ルンルアン ハラールフード