店内にはハード系、ソフト系、サンドイッチ・・どの世代にも喜ばれるよう、あらゆる種類のパンが並びます。
『シュガーリーフ』さんは、福岡市城南区の住宅街にある、一見ほっこり系、町のパン屋さん。
ですが、その実態は!元・有名ホテルのブーランジェリーで腕を振るわれていた、本格派シェフのお店なのです。
近くに高校や大学があったり、住宅街という土地柄もあり、メロンパンやサンドイッチなど、昔ながらのほっこりメニューもありますが、どれも『きちんと、美味しい』です。
材料が、ちゃんとしていますし、それにシェフの『真面目すぎるほど真面目』な性格からでしょう、常に味の探究を怠らない姿勢が、どのパンの味にも滲み出ています。
大人気という、アンバターサンドをはじめ、フレンチの名店のリエットをサンドしたパンや、曜日限定の食パン・レーズンパン等々ご紹介したいパンはたくさんありますが・・・
今回フューチャーしたいのは、「クリームパン」です。
手のひらに収まる可愛いサイズ。
ふわっふわ。
ビックリする位、ふわっふわ!で柔らかく、口中で蕩けるようなブリオッシュ生地。
柔らか過ぎて、キレイに切れない嬉しい悲鳴。
気になるその断面は・・・
黄色~ カナリアみたいにキレイな黄色~。
断面から、す~っごく良い香りがします。
お酒が効いてる!
これは食べる前から、好みの予感満載です。
カスタード+生クリーム
で、とろっとろ。
洋酒+柑橘系の風味を感じたので
グランマニエか何か入ってる~?と、
後日、店主さんに伺ったところ、コアントローだそうで♪
なるほど~。
そんな、コアントローを効かせた大人味クリーム、
ちゃんと甘いんだけど、
この大人風味のおかげで、甘すぎる印象になりません。
たまごの風味、
生地(バター)と生クリームの乳乳しい風味
お酒の芳醇な風味。
これらがガッツリタッグを組んで・・・
個人的には、
シュークリームよりも洋菓子寄りに感じる
( どんなんだ )
そういうレベルのクリームパン。
そして。
このまま丸ッと食べ終わりたいのをぐっとこらえ。
泣く泣く、半分残し。
そうです、
勝手な自論
『 クリームパン、翌日、もっと美味しい説 』
を検証致しました。
するとすると・・・
う~ん♪ 我慢して良かった!!
( というか、2個買えよ。という自己突っ込み )
コアントローがクリームに、生地に、
全体に、
まわる~ま~わる~よ~♪(『時代』 風に)
芳醇な香りと風味が、
口中に広がりまくり、でございます!
後口に、鼻腔に、
柑橘系の爽やかな酸味を残して・・・
そして、
トロットロだったクリームも落ち着き、
ぷるぷるになりまして、
シュークリーム超えから、高級プリンになりました。
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いやはや、
美味しかったなァ。
店主さん的には『少し甘すぎるかな?』
とも、思っていらっしゃるとのことで、
この後、もしかしたら改良されているかもしれません。
大人味のクリームパン、
ごちそうさまでした。
紹介しているお店はこちら!
店名:シュガーリーフ
住所:福岡市城南区鳥飼7-6-2
営業時間:10時~19時
定休日:日曜