暑くなってくると、辛いものを体内に注入して思いっきり汗をかいてスッキリしたくなりますよね。
今回ご紹介するのは、「麻婆豆腐」と「担担麺(タンタンメン)」の専門店『担担麺・麻婆豆腐 匠 Jang 』。
『匠』と書いて『Jang(じゃん)』と読むようです。
場所は、横浜駅中央口。横浜駅で人の行き来が最も多いと思われる常にごった返しているエリア。
横浜駅中央通路をそごう方面に向かいエスカレーターで降りて右手。ポルタの一角に飲食店が連なるスペースの奥にある赤い看板が、目的のお店。
明るくキレイ目の店内は、活気あり。一人メシでも家族連れでも入りやすく、使い勝手がよさそう。
メニューは、専門店ということで「麻婆豆腐」と「担担麺(タンタンメン)」をメインに絞ったラインナップ。
麻婆豆腐は、ご飯の麻婆豆腐定食と、麻婆豆腐麺のどちらかを選択できます。
担担麺、麻婆豆腐麺の両方とも、自家製辣油(ラー油)の入ったノーマルバージョンと、四川山椒が効いた麻辣(マーラー)バージョンの2種類から選択可能。後者の方が辛さ度は上がります。
さらにお好みで辛さの調整も調整可能!という、カスタマイズを自由に楽しめるのがうれしい。
まずは、辛さ度「大辛」の「麻辣 麻婆豆腐麺」。
麻婆豆腐をご飯で食べるか、麺と一緒に食べるか非常に悩ましいところですが、麺の方いっちゃいましょう。
丼の上に、四川麻婆豆腐がたっぷりとかかっている光景は、ザ・麻辣!
真ん中にパクチーが添えられています。
麻婆豆腐部分を食べてみると、山椒の香りと辛みが口の中に広がります。
最初はそれほど辛くないかな?と思いますが、そんなことは全くなく、じわじわと麻辣の刺激が効いてきて、口が痺れてきます。
麺は細めのタイプで、この強烈なスープにイイ感じに絡んできます。
気が付くと、発汗、発汗。サウナ上がりみたいな気分(笑)
豆腐部分が辛さを和らげてくれる役割を果たしてくれて助かる。
麻婆豆腐の餡が溶け出したスープは、辛くて痺れるんですが、クセになる快感。
続いて、担担麺に行ってみましょう。
味玉を載せた「味玉のせ担担麺」。辛さ度は「ピリ辛」。
こちらは、ゴマの風味が強くてコクのあるスープ。
見た目は、自家製の辣油がスープを覆っていて辛そうなのですが、ゴマ味が効いたスープと混ざると、マイルドな辛みになって美味しいです。
具材は、シンプルにひき肉、青菜、ザーサイ。ザーサイのコリコリっとした食感がアクセントになってます。
トロっとした煮玉子は、辛い料理が苦手な人には重宝するアイテムかも。
こちらは、「ねぎ担担麺」。
丼を覆いつくすたっぷりのネギ。
シャキシャキっとしたネギの食感を楽しむのもよし、スープに浸してしなしなっとなったネギを麺と一緒に楽しむのもあり。ネギがあると、サッパリした食感で辛さがちょっと中和されたような気になるかな。
麺を食べ終わった後のスープにご飯を別途入れて「麻婆おじや」「坦坦おじや」にして二度楽しむ、という食べ方もできますし、餃子や唐揚げなどサイドメニューもありますので、ビールで一杯やってから麺で〆るという楽しみ方もあり。
あ、麻婆豆腐はやっぱりご飯でしょう!という方には、ご飯の定食もおススメです。
この「麻婆豆腐」と「担担麺」の専門店。実は、横浜中華街の人気店『菜香新館』の系列店のようですね。
横浜駅からのアクセスも良いですし、辛いものを食べたくなった時の有力な選択肢として重宝しそうです。