ある芸人さんが歌っていた、佐賀県をテーマにした曲が流行ったのは何年前でしょう・・・なにもない県というのが、逆に売りになった感もある佐賀県。
ですが、お隣の福岡ケンミンとしては、『福岡こそ(観光するところ)が何もない・・・県外から来た友人を連れていくのは、佐賀なんだけどなぁ』 と思っております。
でも、良い意味で!?『なにもないイメージ』の佐賀県には、おいしいパン屋さんが、あります!という、なんだかややこしい?(笑)記事です。
お店の名前は『アルパカ』さん。
店名を見て、『アルパカ』って、字数も字面も、なんだか『ペリカン(@東京)』さんっぽくてかわいいいね♪と思ったあなたは大正解です!
『アルパカ』さんは、店主さんが『ペリカン』のパンが大好きで、『ペリカン』さんリスペクトで付けたお名前なのです。
そんな『アルパカ』さんが作る食パンが・・・おいしい!!
私も、『ペリカン』さんのパン、中でも食パンが大好きなのですが、その食パンが東京に行かずとも食べれるなんて!と感動すら覚えるおいしさなのです。
お背中側からもパチリ☆
この食パン、まずは必ず『生食』して下さい。
生食とは、焼かずに、何も付けずに、そのまま食べること、です。
生食にこそ、この食パン(角食)の良さが凝縮していると言っても過言ではありません。
まずは、この香り・・・
でた!この香り!と叫んでしまった。ミルキーな香り。スキムミルクでしょうか?この香りがする食パンで、好みでなかった事が無い。
※追記
確認いたしました!スキムミルクでは無く、グリーンコープの美味しい牛乳を使用されているとのこと。^^
原材料 ⇒ 小麦粉 きび糖 イースト 牛乳 シママース
横顔もパチリ☆
しっとり、ひんやり、むっちり。決して『ふわふわし過ぎていない』ぼわんぼわんの『座布団のような生地』
イメージで言うと、絹豆腐ではなく、木綿豆腐。
この生地の密度がゼツミョーなのです!
頭頂部からもパチリ☆
ふわふわ過ぎると、空気を噛んでいるようで、しっかり『粉の風味、生地の甘さ』を感じられないのです。
ですので、この位の『歯型』がみっちり付く位の生地が、理想なのです。
そして、塩梅もほどよいので、ミルキーな甘味と柔らかな粉の味わいを堪能できます。
生食ですと、ミミは存在感がありつつも、歯切れ良く、内生地の邪魔にならない。むしろ、味わい(噛む、という行為で)に深みを出す役割を果たしてくれています。
失礼しまして、オシリ側からもパチリ☆
ハムッ!と噛みしめると、噛んでいるうちに、ふぅ~わりと酵母の発酵香が鼻腔をくすぐります。
何もつけなくても、いや、逆に、この優しい風味をあじわうためにも、何も付けないで!と言いたくなる、この美味しさ、歯触り・・・まさに、ペリカンだ!と思ってしまった。
おいしい・・・!!
最後に正面からもパチリ☆
トーストも試したい、と思いつつ、この美味しさに手が止まらず。
でも、無くなるのが寂しいので、大切に冷凍保存しながら、ちびちび食べてます(苦笑)
生食のおいしさにノックアウトされたこともあり、冷凍後も、レンジで10秒ほどチンして(←普通は禁じ手)、水分が軽く飛ぶ程度にトースト(1分もかかりません、ここはトースターに張り付いて、様子をみるのです!!)
これで、生食状態が復活します。
そして、何も付けない生食を楽しんだ後は、
この、ほんのり温かい生食状態のパンを、『フルーツサンド』にするのも、ものすっごくおいしいので、おすすめです。
こういう密度、こういう柔らかさ、こういう味わいの生地でないと、フルーツサンドは美味しくないと思います。
じんわり、生クリームがとろけて、それをしっとりと包み込む、座布団のような、適度な重みのある生地。生クリームと同じく『ミルキー』な味わいの生地だからこその相性の良さ。
ぜひ一度お試しください。
でも、絶対『バタートースト』も合うはずなのです。だから、最後の一枚くらいは、しっかり焼いてみようと思っています。
紹介しているお店はこちら!
店名:手作りパン屋 アルパカ
住所:佐賀県江北町上小田1512-4
電話番号:050-1550-5234
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜・水曜
公式ページ:http://arupakapan.web.fc2.com/