立ち食い蕎麦の市場も大手チェーン店が席巻しつつありますが、こちらのお店はこの場所で現役、頑張り続けています。
一見普通の、いや、かなり小さめのお店ですが、昭和の時代から熱烈ファンに支えられている人気のお店です。
メニューもシンプルで値段も普通、なのに常に客足の絶えない人気の秘密は何と言っても「肉そば・うどん」でしょう。
もちろん、他のメニューもあるのですが「南天=肉」なんでしょう、多くの方がこの肉系を選んでいます。こちらはその王道の肉そば+生卵。
肉の量が多くて嬉しいです。
ちょっと平打ち太めの蕎麦に甘辛く煮込まれた豚肉、その上に珍しく笹切りでたっぷりのネギ、そして甘辛さを少し控えめにしたつゆが全体をまとめています。
スタンダードなこれでも満足度は高いのですが「肉ダブル」はさらにインパクトがあります。
正にダブル。「麺の量と肉の量が同じぐらいあるんじゃ?」とすら感じてしまいます。これは食べ応え十分です。
天かすかけ放題。途中から肉たぬきにして大きく味変させることも可能です。
さらに「最初から味変、複合技」にも対応してくれています。
個人的にはキャベツがとても気になるのですが王道はやっぱりカレーでしょう。カレーも蕎麦派な私ですが、肉があるとなぜかうどんの気分になりました。
はい、美味しい。 肉たっぷりだと美味しさは数倍に跳ね上がります。
始発から終電まで空いているその安心感、テイクアウトも可能と正に地元密着、地域に愛されているお店です。