和牛のツートップ神戸牛と但馬牛を堪能できるしゃぶしゃぶは、選べるゴージャスだしで!
東京にいながら神戸牛のしゃぶしゃぶ会席がいただけるという、複合施設「GINZA SIX」向かいのBINO銀座ビル4階、『個室会席 おもき~離れ~』に行ってきました。
銀座駅から徒歩数分、中央通りから一本入った、ショッピングの後にも立ち寄りやすい好立地に位置する新しいお店です。
個室は日本様式の美しさを持ちつつも、スタイリッシュで新しさも感じられる空間。
ビジネスの会席やこの時期ならば歓送迎会、謝恩会などの区切りの宴席にぴったりな優雅で高級感ある造りでした。
都内の飲食店でも屈指、こだわりの獺祭の品揃えが素晴らしい!
勧められたのが、純米大吟醸50。
こちらはこだわりの日本酒、「獺祭」が「磨き50」、「三割九分」、「二割三分」、「二割三分 遠心分離」、「発泡にごり50」、希少な「その先へ」、「磨き50」「三割九分」「二割三分」の飲み比べセットと7種類揃っているのも自慢なのだとか。
少し甘めな獺祭はたしかに和牛にぴったり。
「前菜」
季節の料理ということで、この日は牡蠣のオイル漬け、焼き白子、〆寒さば菊花が出てきました。牡蠣がマイルドでするんと喉に流れていきます。
寒さば脂ノリがよいところを、細かく刻まれたしそとゆずでさっぱりとまとめられていますね。
「肉八寸」
こちらはすべて但馬牛使用という肉菜の彩盛り四点が出てきました。
赤身ウニ巻き、牛松風、牛時雨おろし、ロービー寿司。「ロービーってなんですか?」と聞いたら「ローストビーフ」の略ですと言われて苦笑い(笑)。
しゃぶしゃぶの前菜にしてはボリューミーと思っていたら、松風はレバーでしっとり、牛時雨おろしは和えてあり意外とさっぱりしています。
メインは豪華神戸牛の赤身と霜降りの相盛り肉を、選べる二種類のだしで!
「鍋物」
特上の神戸牛相盛りセットが美しい器入りで登場、一気にテーブルの温度が上がりました!
整った絹のような赤身のキメ、霜降りのサシ。どちらもお行儀よくきれいに畳まれてみているだけでうっとりしてきます。
しゃぶしゃぶのだしは4種類のお好みのだしから選べますよ!
・王者のワインと呼ばれる赤ワイン、”ジュヴレシャンベルタン”のだし
・獺祭スパークリングの”日本酒”だし
・高級緑茶・白川茶の”お茶”だし
・南高梅入り”黄金の昆布”だし
悩みましたが、ここは神戸牛に合わせて珍しいものを!と思い、赤ワインだしと獺祭スパークリングだしを選びました!
もちろん赤ワインでも獺祭でもしゃぶしゃぶをしたことはいまだかつてありません・・・初体験です。
獺祭スパークリングの日本酒だしはお米本来のほのかな甘みがだしに沁み込み、肉の甘みをさらにアップしているような気がしました! お肉がすごくやわらかく仕上がるのです。
赤ワインだしのほうは立ち込める香りがすごい!!
いい香りでついクンクンと身を乗り出して嗅いでしまうほど。
霜降りをしゃぶしゃぶすると、和牛独特の多めの脂がワインですっきりと仕上がりました。
だいだいを使った酸味の強いポン酢、もしくは気分を変えてごまだれに浸していただきました。
生七味、柚子胡椒、トリュフオイルにヒマラヤ岩塩もありますので、味の変化は幾通りも楽しめます。
アルコールは気化して飛んで気にならなくなりますが、さすがいいお酒だけあって香りはずっと続きますね!
こんな組み合わせのしゃぶしゃぶができるなんて考えたことがなかったです。
贅沢の極み♪
「食事」
〆の七穀うどん
色合いから「おそばかしら?」と思うようなうどんが出てきました。香りがいいですね!
こぶ茶の粉が入ったつゆでツルツルっといきます。
「甘味」
コースの最後は季節の自家製ジェラートで。
神戸牛を獺祭や赤ワインでしゃぶしゃぶするなんて、考えたこともなかったです。このアイディアがすごい!こんな鍋が出てきたらしばらく話題になりそうです。
一品一品が正装スタイルなので、目上の上司、ご年配の方の覚えもよさそう!
「ちょっと背伸びして銀座でしゃぶしゃぶでも」というときに、ぜひお薦めしたい一軒です。