世界遺産登録で注目エリア:宗像市で、女性にも人気の自家製麺うどんをご紹介します。
昨年の世界遺産登録で、全国的に注目を集めた福岡県宗像市。
観光客の数も着実に増えており、三女神の伝説でお馴染み『宗像大社』には、海外からのお客さんも多数訪れております。
この記事をご覧の皆さまにも、是非とも宗像大社にお越し頂きたく、併せて宗像市で人気のうどん店をご紹介致します。
屋号は『自家製麺うどん 月うさぎ』で、宗像市の国道と旧道の中間ぐらいに位置します。
看板のお月見をする白うさぎが目印で、店内も落ち着いた雰囲気で女性客が多いのも特徴です。
先ずは王道の、きつねうどん 500円をご紹介します。
ご覧の通りかなり細麺ですが、弾力があり心地よい歯応えが魅力的です♪
自家製麺で、生地の状態で少し寝かせて熟成をかけて…いると思われます。
モチッとして、すすると跳ねるような食感が特徴で、女性にも食べやすい細さです。
甘さ控えめに炊かれた油揚げが、三切れ盛りつけられています。
じゅんわりと軟らかく、煮汁の旨みをつゆにも滲ませ、節系が効いた出汁とも相性抜群です。
お次は汁なしで、カボスうどん(冷)450円です。
季節ものになりますが、年明けに伺った時もまだ提供されていました。
貼り紙には「宗像大穂産川上農園カボス」&「自家製アゴだし醤油」と記載されています。
茹であがった麺を冷水で一気に〆て、ネギを散らしただけの簡素な見た目ですが、これに自家製アゴだし醤油を垂らして馴染ませていきます。
このアゴだし醤油、ビンのラベルに「焼飛魚一本入」と書かれており、芳ばしい風味が特徴的でこれだけでも美味しく頂けます。
ですが、これにカボスを一搾りすると爽やかな酸味が加わり、醤油の塩味をマイルドに感じさせてくれます♪
いつまで味わえるかはカボスの在庫次第ですが、これも秀逸な一杯に仕上がっています。
そして変り種として、特製カレー南蛮うどん 650円をご紹介。
これも汁なしで、茹でた熱々の麺にカレーが掛けられているタイプです。
カレーは出汁がブレンドされて、ほぐした鶏肉の繊維がイイ感じに麺と絡みます。
また、南蛮のセオリー通りネギが散らされ、このシャリッとした歯触りも嬉しいアクセント♪
ルーはさらっとしていて余計な辛さはなく、子供さんでも安心して頂ける優しいタイプで、残ったらご飯も追加して楽しみたい旨さです。