１．世界遺産登録に沸く宗像・福津エリアで、多くの女性客に支持される人気店『こなみ』

海水浴で人気の福津市津屋崎エリアで、週末の昼間のみ営業されるうどん店です。

女将さんは「博多うどん」でも「讃岐うどん」でもない、オリジナルのうどんを食べて頂きたいと、修行を積んで２０１６年６月に開業されました。

女将さんのご主人の実家が地元では老舗の製麺所を営んでおり、提供されるうどんの生地もそこから取り寄せて店内で製麺しています。

季節によって冷たいつゆを使ったものや、旬野菜の天ぷらなど品書きの内容が変わりますが、今回は冬の定番：餡かけうどんをご紹介です。

きのこと湯葉の餡かけうどん蓮根天のせ ９００円

麺は細い部類で、軽く手もみが施されたちぢれが特徴で、すすり心地や独特の食感がたまりません。

つゆの浸った上から餡がかけられ、ちぢれのお陰で麺との絡みも抜群で、最後まで熱々で頂けるのも嬉しい限りです。

湯葉の上品な味わいにだけでなく、地元の農家から仕入れる蓮根の天ぷらは、肉厚ながら中はホクホクの揚げ上がりで、この店の冬場の人気具材として、追加注文も出来ます。

営業時間は短いですが、是非とも味わって頂きたい海辺の人気店です♪

 

紹介しているお店はこちら！
店名：こなみ
住所：福岡県福津市津屋崎４－１０－１３
営業時間：１１：３０～１５：００
営業日：当面は土・日のみ
公式サイト：https://conami5732016.wixsite.com/udon

２．外観からカフェと見間違えそうな、インスタ映え間違いなしの『うどんと鶏めし 福すけ』

糟屋郡久山町で、かつてラーメン屋が入っていた店舗を改装され、２０１５年４月にオープンされたお店です。

外観は、暖簾と提灯が下げられているので、うどん屋だと判断できますが、店内はまんまオシャレなカフェの様相で、中年の私には勇気が必要です！

品書きのサンプル写真を観ていると、まるでインスタを意識されているのか、真似して撮影すればそのままアップできそうな、綺麗なアングルばかりです。

こちらは自家製麺ではないようですが、細麺ながらも程よい弾力があるので、少し寝かせてから切っていると思われます。

今回は、季節ものの定番：福すけ特製鍋焼きうどん １,２９６円（税込）をご紹介します。

一人用の土鍋に、海老天・揚げもち・水菜・鶏肉・椎茸・油揚げ・長ねぎが浮かんで、中央にはお約束の生卵が鎮座しています。

熱々のつゆは、節毛と軽く煮干しが感じられますが、鶏肉と椎茸の甘味がつに滲んでいて、鍋焼きの醍醐味が感じられる味わいです。

麺にも旨みが浸透して、生卵を崩して全体に絡めまくれば、熱さよりも食欲のほうが上回り、食べ終える頃には汗びっしょりになっていました（笑）

薬味の小皿やお冷のピッチャーなど、色々と女性ならではの気配りが感じられ、丼の形や柄もかなりの種類があり、重ねにくそうですがお客さんの目を楽しませてくれます。

この店も女性客が多くて、初めての方にも安心して入って頂けますので、うどん女子のソロデビューにはお勧めのお店です♪

３．小柄な女将が切り盛りする、海の中道界隈で確固たる人気のうどん店『あずま家』

今回ご紹介する中では一番古株で、２０１１年の春ごろオープンされたうどん店です。

外観のとおり、年季の入った味のある店舗ですが、常連には某スポーツ選手も居たりする、隠れた人気店です。

金印でおなじみ、福岡市東区の志賀島が近いため、ドライブや海水浴で来られた家族連れや、サイクリングの途中に立ち寄るお客も多く、小柄な女将さんはほぼワンオペで、調理から片づけからと全てこなしています。

ご紹介するのは、月見うどん ３９０円ですが侮るなかれ、ここのつゆは鰹を主とする節系の旨みが強く、濃厚な黄身の味わいにも負けません！

つゆの個性が弱いと、黄身の味わいに支配されてしまいますが、このつゆと黄身のバランスは抜群で、私はほぼ８割がた月見を頼んでしまします(笑)

麺は自家製ではありませんが、女将さんが初めてこの製麺所の麺をすすった時に、「これを使って店をやりたいっ！」と、直感的に思われたとか。

おでんやお稲荷さん、また志賀島で採れた新鮮ワカメのトッピングなど、サイドメニューも充実されており、男性のお客さんでも大満足のお店です。

 

紹介しているお店はこちら！
店名：うどん あずま家
住所：福岡県福岡市東区大岳４－７－６
営業時間：１１：３０～１５：３０
定休日：月曜日　第２第４火曜日
（月曜が祝祭日の時は営業され、翌日の火曜日がお休み）