関内駅で下車し、伊勢佐木モールを日ノ出町方面へ。
途中、右折すると、そこはヨコハマでも屈指のディープゾーン 福富町。
夜になるといろんな意味で賑やか。
韓国料理店や食材店が連なる一角に、今回ご紹介する洋食屋の「イタリーノ」があります。
昭和49年創業という老舗の洋食屋。
今年の夏までは、ボリューム感が半端ない日替わりの激安ランチ(600円!)が人気でしたが、この秋改装されてリニューアルオープン。
営業時間が15:30~に変更となりまして、ランチは休止になりました。昨今の原材料費高騰につき、ランチはしばらくお休みになるそうです。残念…
名物メニューの「ナポリタン」が衝撃的!!!
椅子がベンチシートになったところ以外は、リニューアル前とそれほど変わらない店内に一安心。
ここ、イタリーノでついつい何度も注文してしまうのが「ナポリタン」。
今から20年以上前、当時横浜に在住していた友人に連れて行ってもらって以来、ココの衝撃的なナポリタンに魅せられ、通い続けてます。
ナポリタンって、ケチャップソースでハム・ピーマン・タマネギが入っているあのナポリタンでしょ?という予想を覆す独創的なイタリーノのナポリタン!
「ナポリタン」? それとも「ミートソース」?
待つこと10分ぐらいで到着したナポリタン。
ん???これがナポリタンなのか???
やわやわっとしたコシのない中太麺の上に載っている具はなぜか海老とアサリ!
見た目からしてどう考えてもミートソースのよう。
一口食べてみると、ケチャップならではの酸味は感じられず、こってりと濃厚な味わいはミートソースを食べているんではないかと。なんか混乱してきます。
今までのナポリタンの概念を覆す、オンリーワンな味。
しかも、海老とアサリがアクセントになっていて美味い!
ヤワヤワの麺がこれまたハマります。
ナポリタンっていろいろな解釈があるんだ!と衝撃を受けること間違いなしです。
ナポリタンと一緒に注文したい「ミニキャベツ」
そして、忘れてはいけないのが、サイドメニューの「ミニキャベツ」。
キャベツを千切りにしてドレッシングがかかっているサラダなのですが、これがイイ仕事してます。
山盛りのタワーのようにして提供されるのですが、ナポリタンとの相性抜群。
忘れずに注文されたし。
お腹に余裕のある方は、メインディッシュの「ポークカツ」も是非
先ほどご紹介したナポリタンだけでも結構なボリュームがあるのですが、ここに来たら是非メインディッシュとして「ポークカツ」も一緒に注文しましょう。
ロースを使った「ポークカツ」とヒレを使った「ポークヒレカツ」の2種類あります。
カリッと揚がったカツにデミグラスソースがたっぷりとかかっていて、いわゆる「トンカツ」とは一味違うアプローチ。
こちらも、先ほどの千切りキャベツがどっさりと添えられてます。
洋食屋さんなので、もちろんナイフとフォークで切っていただきます。
お腹が減っていてガッツリ行くなら、「ナポリタン」「ポークカツ」「ミニキャベツ」の3点セットが個人的にはゴールデンパターンです。
お好みで「ポークチャップ」や「ハンバーグ」という選択肢も。
さらにガッツリ行きたいなら、ハンバーグとチキングリルがWで楽しめる「ミックスグリル」もメインとしておススメ。超・満腹になること間違いなし。
ちなみに、ライスを注文すると普通サイズでも結構なボリュームなので、ご注意されたし。
福富町の怪しいネオンの中に溶け込んで独特のオーラを放つイタリーノ。ディープヨコハマの「胃袋」的な名店です。