池袋西口で朝10時から翌朝3時まで開いている激安酒場『八丈島』!
ランチタイムから飲める激安な海鮮居酒屋さんがあると聞いて、やってきたのは池袋西口です。
池袋駅西口を出たら斜め右、交番方面へ渡り、さらに三菱東京UFJを通りすぎた角のコンビニを折れたらすぐ、駅から歩いて2分ほど。
”島酎と地酒の『八丈島』”です。
「明るいうちから飲めるなんて天国!」とお店に入れば、なんとお昼どころではなく、朝10時から飲めるお店! 店内はすでにできあがったお父さん、カップルたちで賑わっていました。
いい感じにひなびている店内では、島焼酎・島グルメを中心にびっくりな激安価格のメニューがいただけます。
どれも新鮮かつ八丈島でしか食べられないものも多く、「明日葉おひたし」、「フクミミ(生のきくらげのお刺身)」、「島寿司」などここが池袋だということを忘れてしまうほどの充実の品揃え!
しかもこの通りどれも安い!! さらに朝から夕方5時まではサービスタイムとして食べきりサイズで一皿290円から頼むことができるんです。
お刺身でフライで煮込みで・・・八丈島食材の七変化をお安く楽しめる
まずは島外ではなかなか見かけない、「あしたばビール」で乾杯!
濃い緑色ですごい色合いですが、飲むと香ばしさがすっきりしていてフレーバービールとしてこれは大いにアリです。
「つぶ貝わさび醤油漬け」
しょっぱなから最高のつまみ。
ピリリとしたわさびが効いたつぶ貝は弾力があってムチムチ。からんだ茎わかめとわさびが辛ウマです。
「お任せプチ盛り刺身」
赤身、カンパチ、シマアジ・・・でしょうか。3点盛りで500円でお釣りがくるとは信じられません。
もちろん身が締まって新鮮、ちょっと濃い刺身醤油に浸すと、ぱっと脂の花が咲くほど身がノッっています。
さらに添えられた海藻がどれもしゃきしゃき。
辛いもの好きさんには、わさび横にマストに置かれている刻み島唐辛子も見過ごせないのでは。
「フクミミの刺身」
フクミミとはきっとその姿が福耳に似てるからつけられたのかと思いますが、八丈島産の生のきくらげです。
これとっても貴重なんだそうですよ! 私も初めてきくらげを生でいただきましたが、コリッコリで食感を楽しむオツマミです。
「いわし梅しそフライ」
まるでこん棒みたいですが、いわしのフライです。
開いた肉厚な身の間に梅を挟んでいます。練り梅とマヨネーズとは鉄板の相性。はふはふアツアツの間にいただきましょう!
島グルメはどれもお酒が進みます。
「八丈島殺し」「島流し」など、希少な島焼酎もラインナップ豊富に揃いますよ。
「飛び魚漁師なめろう」
私がここで一番感動したメニューがこの飛び魚のなめろう!
叩いた後に葉の形にきれいに丸められ、ちゃんと葉脈や飛び魚の尾びれも美しく飾られています。
”なめろう”というと見た目は映えないものですが、こちらのなめろうはアートな盛り付け。
切り身も絶品な飛び魚だけにこのなめろうがお皿を舐めてしまいたいほどおいしい。「なめろう」とはよく言ったものです。
実は食べ終えて、あまりのおいしさに即もう一皿頼んじゃいました(笑)!
「あら大根煮」
鮮度のいいあらを煮込むのですから、魚のだしも一緒にシミシミに大根に沁みています。
たまらずお米が食べたくなりました!
「島寿司(5貫 味噌汁付き)」
〆に選んだのは島寿司。1人前は680円です。
この日はわらさでしょうか。ねっとりとした甘みも感じる島寿司。5貫のうち1つは島海苔が載っていました。
でもごめんなさい。本音を言うと全部魚でいいです(笑)。ノー海苔でいいです。
池袋にいながら朝から夜明けまで島気分で飲める『八丈島』
海産物に恵まれた島、八丈島。
鮮度のいい素材を一ひねりした調理法で八丈島産にこだわり、添えられた海草や島唐辛子までが島気分にしてくれます。
開放感あふれるおいしさを、ゆったりと気兼ねなく和める店内で朝から夜明けまで楽しむことのできるお店です。