2017年7月にオープンした、とんかつ専門店『銀座かつヰチ』。一度食べると、「他の豚とは違う!」「また食べたい!」と、リピーターが続々増えているという噂のとんかつ専門店です。メニューは潔く、「桜島美湯豚」「鹿児島六白黒豚」を使用した、とんかつ5種だけ。使用する豚は、徹底して鹿児島産の素材にこだわって一頭買いしているとのこと。 “こだわりの豚”とは一体どんな味なのか、やわらかさなのか…それを確かめに早速行ってみました。
クセのない肉の甘さ!天然温泉水で育った「桜島美湯豚」はあっさりした味わい
はじめにいただいたのは、あっさりした味わいで人気のメニュー「桜島美湯豚」を使用した、「特上ヒレかつ」(1900円/税抜)。
「桜島美湯豚」とは、鹿児島県垂水市の地下約1,300mより発掘された天然温泉水を与えて飼育した貴重な豚なんだそう。この豚が食べられるお店は、都内はもとより、地元鹿児島でも数少ないのだとか。『銀座かつヰチ』ではとんかつの揚げ方にもこだわりがあります。一般的なとんかつの揚げ方は、低温の油でじっくり揚げ、そのまま待つというやり方なのでうすが、こちらでは何度も油から出し入れしながら15分ほどかけて揚げるのがポイント。すると衣がサックサク、お肉がジューシーに仕上がるのです!
早速何もつけずに一口いただいてみました。低温じっくり揚げによるサクサクの食感のあと、「桜島美湯豚」の特徴である脂身のほのかな甘みが口の中にジュワーと広がります。一皿のヒレかつに使われている肉はなんと230g!箸で一切れ持ってみると…ズッシリ。驚くのが、肉厚でボリューム満点なのにしつこさがないこと。そして、やわらかくて歯切れがいいので箸が進んでとまりません!
揚げたてのとんかつに合わせるのは、『銀座かつヰチ』特製ソースとヒマラヤ岩塩、そしてキャベツ用のドレッシング2種。
まずはヒマラヤ岩塩で味を変化させて食べてみましょう。味変させるごとにまた新たなおいしさが生まれ、まさに至福・・・!とんかつの味をさらに引き立てるのは、お店オリジナルの『銀座かつヰチ』特製ソース。甘口の赤ワインを加えてブレンドしたもので、ツンとくる酸味がないため、肉本来の甘さが際立ちます。
脂身のバランスが絶妙な鹿児島六白黒豚!「特撰ロースかつ」はヒマラヤ岩塩との相性が抜群すぎる
ヒレの余韻に浸りつつ、今度はロース!お店イチオシという「鹿児島六白黒豚 特撰ロースかつ」(2300円/税抜)をいただくことに。
ロースといえば「脂身が多め」、「ちょっと重たい」などのイメージがありますが、「鹿児島六白黒豚」の場合、ほどよく肉全体に脂のサシが入り、さっぱりとしていることが特徴とのこと。
岩塩との相性が特におすすめとのことなので、岩塩でシンプルにいただいてみました。岩塩の甘さが肉本来の甘さをさらにアップさせ、塩気のおかげで旨みを強く感じます!岩塩がこんなにとんかつに合うなんて、驚きました。さらに驚いたのはやわらかさ。歯切れがよくてどんどん箸が進むんです。海の塩だと塩辛さが強すぎて、豚本来の甘味を消してしまうとのことですが、ほのかな甘みのあるヒマラヤ岩塩なら、豚本来の甘さとベストマッチするんです。
「サクッ・・・」という揚げたてのとんかつ音が聞こえる!カウンター席は臨場感もバツグン
2000円前後のとんかつというと、一瞬「ちょっと高い」と思ってしまうかもしれません。でも『銀座かつヰチ』では、このサックサクのとんかつと、たっぷりのキャベツやしじみのお味噌汁、季節の香の物、おかわり自由のご飯までついてこの値段なのです。高級店が多い銀座の一等地にありながら、庶民的な雰囲気も心惹かれるポイントです。ホンモノのおいしいとんかつを気軽に食べられるのは、専門店ならではの魅力ではないでしょうか。
とんかつは「絶対ヒレ派」の方も、「いやいやロース派だ」という方も、どちらも納得できる至極のとんかつが『銀座かつヰチ』にはあります!ぜひ一度、極上のとんかつ体験をしてみませんか。
今回紹介したメニューはこちら!
・「桜島美湯豚」を使用した、「特上ヒレかつ」&「鹿児島六白黒豚 特撰ロースかつ
https://r.gnavi.co.jp/pcunpu1s0000/menu1/
・とんかつ専門店ならでは!豚肉のこだわり
https://r.gnavi.co.jp/pcunpu1s0000/kodawari/
紹介しているお店はこちら!
- 銀座かつヰチ(銀座かついち)
- とんかつ(トンカツ) 地下鉄銀座線 銀座駅 A5番出口 徒歩1分
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