横浜で中華料理と言うと、もちろん「横浜中華街」が有名ですが、実は中華街から離れたところにこそ、地元ハマっ子に愛されている中華の名店があるんです。
カジュアルで安くて絶品の中華料理を楽しめる、ハマっ子御用達の名店 李園(りえん)。
我が家では一番人気の地元中華。
何を食べても美味しいのですが、ここ李園で必ず食べてほしい5つの名物メニューを中心にご紹介。
お店の場所は、元町商店街から山手トンネルを超えて本牧方面へ向かう、本牧通り沿いにあります。赤い看板が目印。
最寄り駅はJR根岸線の山手駅ですが、駅からはちょっと歩きますので、石川町からバスかタクシーで向かうのがおすすめ。
いかにも「町中華」らしい店内は、常にお客さんで賑わっていて、時間帯によっては行列必至。
壁一面にメニューの短冊がびっしりと。どれを食べようか迷いますよね。
名物その1 ぷりっぷりの食感がたまらないモツのネギあえ
我が家で最初に頼むのが、モツのネギあえ。もちろん瓶ビールは必須。
瓶ビールを注文すると、キュウリのお漬物が付いてくるんですが、これがおつまみとしてぴったり。
さあ、モツのねぎあえが登場。
ハチノスとネギが辛いタレであえてある一品。
ハチノスは臭みが全くなくて、ぷりっぷりの食感。ネギと辛いタレとの相性抜群でビールが止まらなくなります。
ホルモンが美味しいお店に外れなしの法則!
名物その2 肉厚でカリッとした皮と溢れ出る肉汁を味わえる餃子(ギョウザ)
すっかり気分良くなったところで、続いてのおススメは焼き餃子。
もちもちの皮で肉厚な餃子は、羽根付きタイプのものとは違うんですが、これが絶品。
カリッとした表面の餃子にかぶりつくと、溢れ出る肉汁。
肉感の高い餡が病みつきになります。くれぐれもヤケドにご注意を(笑)。
名物その3 酸味の効いたタレが絶品の油淋鶏(ユーリンチー)
名物の3品目は、油淋鶏(ユーリンチー)。
こちらも、大勢のお客さんが注文する人気メニュー。サイズは大と小がありますので、人数に合わせて選択を。
パリッと揚げられた鶏の唐揚げに、添えられたトマト。なんといっても油淋鶏のタレが秀逸。
絶妙に酸味と辛みの効いたタレを絡めると、感動すること間違いなし。
このタレをご飯にかけて食べたくなる誘惑に駆られます。
箸休めのスライスされたトマトもポイント高いです。
名物その4 一番人気の看板メニュー トマトタンメン
ビールも追加オーダー必至になってきましたが、いよいよ李園の一番人気、トマトタンメン登場。
お客さんのほとんどが頼む看板メニュー!
タンメンなので、あっさりした塩味のスープなんですが、なんとざく切りのトマトがごろごろっと入ってます。
麺は細いのですが、この細麺とトマトが合う。
滋味深い塩味ベースのスープとほんのり酸味のあるトマトが交じり合って、スルスルっと胃袋に入ってしまいます。スープ全飲みは必至。
もはやこれは中華なのか、イタリアンなのかよくわからなくなりますが、一度食べるとハマること間違いなし!
ノーマルなトマトタンメン以外にも、アサリ入りや牛肉入りトマトタンメンなどもラインナップされてます。
名物その5 ボリューム満点の排骨炒飯(パイコーチャーハン)
お腹も満ちてきたところで、忘れてはいけないのが、こちらも人気絶大な排骨炒飯(パイコーチャーハン)。
餡かけチャーハンの上には、カリッと揚がったボリュームたっぷりの排骨(パイコー)。豚の唐揚げですね。
カレースパイスがほんのり効いた排骨(パイコー)にかぶりついてから、餡かけのチャーハンをパクリ。
トマトタンメンとは対照的なワイルドメニューですが、軽くイケちゃいます。
やはり、餡かけっていうのがポイントではないかと。
個人的に、「トマトタンメン」と「排骨炒飯」が、麺ご飯モノのツートップだと思います!
他にも、ビールとの相性抜群のレバニラ炒めや、これまたビールが止まらなくなるナス味噌炒めなど、おススメしたい料理が目白押し。
1人でも十分に楽しめますが、やはり3~4人ぐらいでいろいろとシェアしながら楽しむのがおすすめ。
お店の人の接客も気持ちよいし、料理が運ばれてくるタイミングも絶妙。
いくら通い詰めても飽きることがない、地元中華の名店です。