創業明治中期、四国霊場第76番金倉寺門前、レトロなうどん店「はなや食堂」
創業が明治中期という、昭和の雰囲気が感じられるレトロな店構えの 「はなや食堂」 さんです。
昔ながらの佇まいの店内は三人のオバちゃんが切り盛りされています。
カラフルな毛糸のシートカバーが着けられた椅子のカウンター席。
右側の奥まった所にはテーブル席もあります。
食堂と名の付くお店ですが、製麺機を使って自家製麺を提供されております。
メニューはこんな感じで、一般店ながらめっちゃリーズナブル!
ちょうど天ぷらを揚げられていたところ。
これが「はなや食堂」名物 「幸せの黄色い天ぷら」 です。
この天ぷら衣が黄色っぽい感じですが、こちら中讃地域では昔から天ぷらの衣に色粉を混ぜ合わせ揚げる風習があるそうです。
さて、この長さ20センチ以上ある黄色い天ぷらは、いったいナニでしょうか?
ゲソ天とは違いますよ~
長細い黄色い天ぷらの正体は「手長ダコ」の天ぷらです。
右側の丸いのが頭で、左に伸びる頭の五倍ぐらいあるのが「手?」です。
あれ?全部「手」なんですか? 「足」もあるんじゃないの? という事は「手足長ダコ」になっちゃいますね~(笑)
ハサミでチョッキンチョッキンして、皆さんにお裾分け、揚げたてのタコ天はめっちゃ美味しかった~
特に「頭?」の中にある「内臓?」「脳味噌?(笑)」は、トロ~リ苦味と旨味があって大人の味です!
ああぁぁ~お酒が欲しくなります(笑)
いただいたうどんは、熱いうどんに熱いかけ出汁の「かけうどん」
「かけうどん」といっても、蒲鉾二枚と小さなお揚げがトッピングされています。
ホンマ、これ一杯が200円とは・・・・・・・
透き通った綺麗な黄金色の熱々のお出汁は、ほんのりとイリコ風味で少し甘目の味付けでしみじみと美味しい~
「手長ダコの幸せの黄色い天ぷら」はハサミで切り分けてご同行者とシェア。
さすが茹で立のうどんは、小麦の風味良く弾力があって適度なコシもあってめっちゃ美味しい!
歴史を感じる昔ながらの佇まいのお店で、優しい味わいの昔ながらのうどんをいただける幸せ。
あぁ~美味しかった~! 大満足 !!!
紹介しているお店はこちら!
- はなや食堂
- うどん 土讃線金蔵寺駅 徒歩10分
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