製麺所併設のセルフうどん店でイリコのせうどんをいただく! 宮川製麺所 @ うどん県善通寺
香川県善通寺市の四国こどもとおとなの医療センター裏の 「宮川製麺所」 さんは、1950年代から営まれている製麺所。
郊外の住宅街に立地されていますが、30台利用可能な大きな駐車場がありますので、車で訪問するのが便利です。
電車だとJR土讃線「善通寺駅」下車で徒歩約20分ぐらいかな?
日曜日定休で、毎朝8時から営業されている完全セルフの製麺所併設のうどん店。
お店の玄関を入り、横に小麦粉の袋が置かれた通路を真っ直ぐに一番奥まで行くと・・・・・
一番奥に大きな釜や製麺機が置かれた製麺室になっていて、スーパーなどで販売される卸用のうどんががんがん作られています。
製麺室入り口横には黄色い籠に入った大小の丼が置かれていて、好きな玉数の丼を自分で手に取り・・・・
慣れてる方は蒸篭に入れられた出来立てのうどんを箸で自分の丼に入れるか、慣れていない方は製麺しているおばちゃんに声をかけて好きな玉数のうどんを丼に入れてもらいます。
茹でたて〆たてのぴちぴちつやつやの冷たいうどん!もうこれだけでめっちゃ美味しそうです。
これに冷たいぶっかけ出汁をかけると「冷ぶっかけうどん」です。
冷たいつけ出汁を別容器でいただくと「冷つけうどん」
この冷たいうどんにそのまま熱いお出汁をかけると「ひやあつうどん」
あつあつの「かけうどん」がご所望ならば・・・・・
うどんをテボに入れ釜湯で湯煎します。
もちろんセルフの作業ですよ~
うどんを湯煎するときに手に持っている丼も一緒に釜湯で温めると、讃岐うどんツウに見られますからぜひ実践してみて下さい(笑)
こちらの釜にはイリコ(煮干し)と昆布が入った熱いかけ出汁が入っていて、自分でかけ出汁をうどんの上にかけます。
釜の中を底から掻き混ぜるとイリコが浮いてきますので、イリコ入りがお好きな方は好きなだけどうぞ!
薬味はネギと天かす、おろし生姜に唐辛子。
おろし生姜は自分でスリスリしてくださいね~
トッピングの天ぷらやコロッケもこの時に取ります。
お支払いは食べ終わって食器を返す時にする後払いですので、くれぐれも食い逃げに注意してくださいね(笑)
こちらのテーブル席でいただきましょう。
お店の外の長椅子で食べる方や、立って食べるご常連さんもおられます。
うどんをさっと温め「あつあつ」の「かけうどん」(小 一玉)をいただきました。
もちろんお出汁の釜を掻き混ぜ浮いて来たイリコ(煮干し)を載せました。
イリコの風味豊かなお出汁は、イリコ好きにはたまりません!
やや細目でもっちりしたうどんは、少し柔らかめですが、コシも弾力もあって実に美味しい。
瀬戸内海燧灘伊吹島産のイリコに、昆布でとった黄金色のお出汁は、イリコ特有の嫌な苦みや臭みなど無くすっきりとした味わいなので、よほどイリコ嫌いな方じゃなければどなたでも美味しくいただけると思います。
これが宮川製麺所さんの「時代は変わっても、昔と変わらない出汁と麺」なんだそうです。
味は抜けちゃってますが、柔かいイリコちゃんは頭からバリバリ、良いカルシューム補給になりますね(笑)
うどん玉は一玉80円、お出汁が一合70円で小売りをされています。
店内で食べるうどんは、小(一玉)160円、大(二玉)240円、特大(三玉)320円と、めちゃめちゃリーズナボー!
お支払いは食べ終わって食器を返す時にする後払いです。