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食べた瞬間恋に落ちる!愛知県産小麦粉「きぬあかり」を使った絶品麺6選
食べた瞬間恋に落ちる!愛知県産小麦粉「きぬあかり」を使った絶品麺6選

食べた瞬間恋に落ちる!愛知県産小麦粉「きぬあかり」を使った絶品麺6選

最終更新日 : 2017/05/22

この記事で紹介するのは…うどん・きしめんに詳しいfuji3desseさんがおすすめする愛知県の美味しいうどんについて、厳選して6店ご紹介した記事です。

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「絹のように美しい明るさを持つうどんが出来る小麦」という意味で命名された愛知県で生産されている小麦粉「きぬあかり」。それまで主流であった小麦粉と比べて、より丈夫で、より生産性が高く、そして美味しいうどんが出来るようにと研究し誕生したのであります。愛知県の小麦ブリーダーと農研機構の研究者が2000年より育成、開発を始めて、2011年3月に認定を受けたという生まれて間もない小麦粉。これにより愛知の麦の圃場は焦げ茶色の麦畑が少なくなり、「きぬあかり」特有の明るい狐色へと変わってきて、時代の移り変わりが見てとれるようになったのであります。
それまでの私はきしめんや味噌煮込みをメインで食べていたのですが、この「きぬあかり」で作られたうどんを食べた瞬間、恋に落ちてしまいました(^^;;。そのふわんふわんな柔らかさの中にむっちりと粘り、甘い風味が香ってくるのには本当に驚いて感動してしまったのです。
うどんと言えば殆どがオーストラリア産の小麦粉で作られており、シュッとしてツルツルで弾力豊かなのだけれど味気のないものが多く、この小麦粉の登場でその他の国産小麦の柔らかで風味ある味わいをも楽しむようになっていきました。ですがやはりチャンピオンは「きぬあかり」なのです。その中でも一番のお気に入りは「きぬあかり」の「釜揚げうどん」であります。もちろんその他のうどんも美味しいのでありますが、「きぬあかり」の特徴的な食感、風味を楽しむのは「釜揚げうどん」が最高なのであります。
今回は「きぬあかり」を使ったお店のおススメの「釜揚げうどん」5杯と「つけ麺」1杯を紹介させて頂きます。

1.フワンフワンでポチャンポチャンなタッチのうどんは唯一無二「てつ家@豊橋市」

食べた瞬間恋に落ちる!愛知県産小麦粉「きぬあかり」を使った絶品麺6選

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香川県の超人気有名店「もり家」にて修行し独立された愛知県豊橋市にある人気讃岐うどん店「てつ家」。カウンター席、座敷席の構成で20客強。カウンター席からは店主のうどんの手打ちの作業から、茹で、盛り付けに至るまでを見る事が出来るオープンキッチンのお店です。
そのうどんは画像を見ていただければ分かるかと思いますが、普通ではない状態のうどんなのであります(^^;;打って切って直ぐ茹でるという流れるような職人芸で作りあげなければならないほど、極限にまで超多加水で極太に仕上げられたうどん。きぬあかり特有の絹のような淡いクリーム色で、麺角の糊化した蕩け具合と麺線の捩れたツイストダンスが只ならぬ雰囲気を醸しているのです。
つい優しい気持ちになってちゅるちゅる~と啜ればこれまた驚きのフワンフワンでポチャンポチャンなタッチで唇を刺激します。歯を入れていくとむちぃ~と粘ってお餅のように伸びていき、口の中は甘い小麦の香りに支配され、茹で湯の仄かな塩加減とばっちりとマッチするのです。これに昆布とイリコのお出汁が驚くほどバランスして香川の業と愛知の小麦粉の融合を楽しめるので、食べない手はありませんよ。
もうひとつ。梅干の天ぷら1個40円は是非ともお勧めなマストアイテムなので3個ほど食べちゃいましょう。

紹介しているブログはこちら!
http://ameblo.jp/fmk3776/entry-12056905811.html

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2.ガツンときてブルンブルンと踊るような弾力を持つうどん「香の兎@岡崎市」

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徳川氏の菩提寺である岡崎市大樹寺を東へ行った所にあるこちらのお店は、朝の7時から営業されているこの地方では珍しい「朝うどん」を楽しめる讃岐うどん店であります。(朝うどん=朝からうどんを食べられる事)店内はコの字のカウンターとテーブル席、座敷席で20客強で、店主は奥の厨房で調理をされているのだが、時折カウンター横の製麺室にて讃岐手打ちの技を披露されて、その迫力を楽しめるというスタイルのお店である。
こちらは「きぬあかり」を県内でいち早く使い始めたお店で、讃岐で学んできた店主の業と「きぬあかり」との付き合いの歴史の長さが美味さの秘訣といって過言ではないだろう。先に挙げた豊橋の「てつ家」とは対照的なガツンとくるコシの強さをもった釜揚げうどんで、ブルンブルンと口の中で踊るような弾力を持つうどんなのです。
そして「たまご」が美味いのである。地元の専門業者が自然の餌に拘って育てた卵、ランニングエッグという卵があるので是非ともトッピングして頂きたい。白身がさらりとしながらも弾力があって、色鮮やかな黄身がコクある美味さで生卵の味わいをぐっと引き揚げてくれるのです。アッツ熱のうどんをお出汁の効いたお汁にくぐらせて、この生卵に絡めるTTU(Tamago Tuke Udon)を駆使して啜り上げれば、瞼を閉じ、斜め45度上方に顔を向け、拳を握るしか他に出来る事は無いのであります。


紹介しているお店はこちら!
店名:香の兎
住所:岡崎市井田町字4-209
電話番号:080-3626-2033
営業時間:7:00~15:00(L.O.14:45) 月曜日のみ10:00~15:00(L.O14:45)

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3.三河を代表するうどん職人の作る細面の美人を思わせるうどん「清田庵@蒲郡市」

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JR東海道本線、蒲郡駅を真っ直ぐ北へ800m。街の繁華街からは随分と外れた住宅街にあるこちらは大正11年創業と言う歴史あるめんるい食堂なのです。レトロ感満載の山荘風の建物で入口を入るとウエイティングスペースがあり、漫画本やら子供の頃に遊んだ知恵の輪やら小さなゲームなどがあり、ピークタイムの待ち時間も楽しむ事が出来るのです。店内は木がふんだんに使われていて落ち着く雰囲気で寛ぎの空間となっており、ランチ時にはウエイティングスペースがいっぱいになるほどの人気店でいつも賑わう地元密着型のお店なのです。
「きぬあかり」100%使用で打たれているうどんは、三河地区の伝統なのか細面の美人を思わせる美しい細麺でありながらも、しっとり蕩ける麺肌で粘性豊かな食感なのであります。釜揚げ桶に入れられて登場し、八重桜の塩付けが浮かびその桜の香りがほのかにうどんに移るあたりが嬉しいところ。合わせるお汁は鯖節と宗田節の香り高い風味を持ったものでほんのりした甘味をうどんに絡ませてくれるのが美味しいのであります。
もうひとつ。何といっても食後のデザートは必須もの。たったの100円で嬉しいミニあんみつが頂けるのです。小さな器にしっかりと盛られた餡子に小瓶の黒蜜をチロリと回しかけるタイプ。これが美味しいのです。うどんを食べた後でもミニあんみつであればダイエッターもニッコリでありますよ。

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http://ameblo.jp/fmk3776/entry-11876542615.html

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4.5種類の薬味で味変させながらむにょーんと伸びる粘性あるうどん「饂飩坊一休@名古屋市昭和区」

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名古屋市営地下鉄、八事駅4番出入口より北西方面へ徒歩2分という立地にあるこちらの麺類食堂。昨年30周年を迎えられて先代大将、二代目大将との二枚看板で切り盛りされているお店である。通りを挟んで北側直ぐの所には真言宗八事山興正寺があり、広い境内には重要文化財である五重塔、ビオトーブ、庭園に像高6.1mの釈迦牟尼大仏が可愛らしく鎮座しており、散策するもの面白い。また毎月21日はマルシェが開催されて、農産物や工芸品などが売られており楽しめるのでありますが、そのマルシェの日はメニュー限定で釜揚げうどんが無いので注意が必要だ。
さてあたりは閑静な住宅街の中にあって4階建ての1階がお店。大きな窓からは高級料亭八勝館の庭園の木々が望める厳かな風情なのだ。製麺担当は二代目大将との事で「きぬあかり」に中力粉特性の小麦をブレンドして打たれているとの事で、分厚い朱色の器に入って登場してきます。
箸で持ち上げるとむにょーんと伸びるような粘性あり、ふわふわもっちりで麺脚がなめらかで美しいラインを描き、優しい甘味のあるうどんなのです。付け合せの薬味は、當胡麻、大根おろし、おろし生姜、刻んだ葱と大葉が付くのが嬉しいところ。アッツ熱のお汁にうどんを泳がせて、これらの薬味をその都度変化させて啜っていくと、何度も違った表情に出会えて楽しい事この上なしなのでお試し頂きたい。

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http://ameblo.jp/fmk3776/entry-11922096474.html

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5.デッカイたらいでやってくるフワフワもちもちウネウネうどん「千年ニコ天@名古屋市熱田区」

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名古屋市熱田区、県立熱田高校南東にある3階建てマンションの1階テナント角部にあるこちらの麺類食堂。店内は中央にカウンター、左右にテーブル席と座敷席で30客程のキャパで、うどん、きしめん、煮込み、冷や麦までを自家製麺として打ち、夜は海鮮モノ料理や極上の銘酒までを扱う只ならぬお店である。近くに名古屋市中央卸売市場本場があり早朝より新鮮な魚介類の仕入に出掛け、年に数回は北陸その他の蔵元まで出向いて杜氏と語らって来るという拘りには脱帽モノで、足繁く通うファンが多いのも頷ける。
さて「きぬあかり」100%に拘る店主。これと決めたら貫き通す性格のようで、その熱心な探究心は、水合わせする時の水の温度、水質、塩分濃度にまでに至り、合わせるお汁の出汁は昆布と4,5種類の節を使い、名古屋市内で唯一の醤油醸造所から取り寄せる癖のある溜り醤油は譲れないと拘っているようだ。
直径27cm程の大きな木製たらいで供される釜揚げうどん、この店では「たらいうどん」と呼ぶのですが、立ち上がる湯気とそのたらいの大きさには思わず微笑んでしまうところ。フワフワでもっちもちの極太うどんであるが為、ウネウネとその身をくねらせる弾力に出汁と醤油が絡み、思わず立ち上がって叫びたくなる衝動を抑えるのに必死な自分がいるのに気付くのです。
もうひとつ。冬季であれば是非とも牡蠣を食べてみる事をお勧めする。店主が拘る広島県地御前産の牡蠣天ぷらがデカくて美味いのである。牡蠣は苦手な私なのですが、この店の牡蠣は種類が違うのでは無いかと思うほど美味しいから試してみて損は無い。


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http://ameblo.jp/fmk3776/entry-12217718813.html

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6.流水に冷えた麺に体温が移ると淡く小麦の香りが広がるつけ麺「麺屋さくら@半田市」

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最後は半田市にあるラーメン屋さん。名鉄河和線、住吉町駅を西へ出て道なりに真っ直ぐ100m程、3階建てのビルの1階角にある大人気のお店であります。店内はL字のカウンター席となっていて10客のみ。ウエイティングスペースは6客程という小ぶりなお店で、外待ち用のウエイティングチェアも10数席用意されているのはありがたいところだ。
さてラーメンと言えば通常、硬質小麦の強力粉を使用するものなのだが、つけ麺に関しては粗蛋白の少ない薄力粉と言って良い「きぬあかり」を使い製麺されているから驚きのお店である。ふわふわの柔らかタッチのうどんのような麺ではなく、ブルンブルンでコシのしっかりした麺を作りだすのに、畳みから足踏み等うどん屋並みの重労働を熟す製麺師と言う名の店主の奥様の技モノなのだという。
つけ麺は濃厚、カレー、和だしの3種類に新しく味噌が登場したので、この日は味噌を頂くことにした。極太麺をそのまま口にすると、流水に冷えた麺に体温が移ると淡く小麦の香りが広がる。うどん屋のうどんの香りとは違うのだが、かん水を使っている割にソレの風味は殆ど無くツルツルでモチモチとして美味しいのである。つけ汁はまったりとしてボコボコと超高温なので麺をどっぷりつけ込んでしまうと、とても啜り上げられる温度で無くなるので、最初のウチは蓮華を駆使して頂くのが私のスタイルである。豆味噌と米味噌をブレンドし、ナッツのコクが効いたスープのパワーは素晴らしく、ちょこんと付けてやるだけでもニンマリとなれるのだ。
もうひとつ。つけ汁を半分程度残しておき200円追加して「雑炊!」とカウンター越しにお願いすると、味の調整を行い玉子絡めて姫三つ葉が添えられた激美味雑炊を頂くことが出来るのでお勧めしたい。

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http://ameblo.jp/fmk3776/entry-11915151365.html

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※本記事は、2017/05/19に公開されています。メシコレで配信している記事は、グルメブロガーの実体験に基づいたコンテンツです。尚、記事の内容は情報の正確性を保証するものではございませんので、最新の情報は直接店舗にご確認ください。

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