昨年の11月にOPENしたばかり。
最近の福岡は、パン屋さんのオープンラッシュ!しかも、どのお店も個性的&実力店ばかりなので、どこにいこうか嬉しい悲鳴です。
そんな新店の中で、今回ご紹介させて頂くのは福岡県那珂川町・博多南駅の目の前にあります、Pain du jour ( パン ドゥ ジュール )さん。
なんとなんと、
こちらのシェフは、フランスの有名店にいらっしゃったそうなのです
そして、バゲットは、そのレシピそのままとのこと~!
ということは、
ですよ。
福岡に居ながら、フランスの風を感じることが出来る、というわけですね!(狂喜乱舞)
夕方の訪問となった為、店内はすでに品薄でしたが(人気店ですねェ)バゲットはかろうじて残ってくれていました。
自家製の天然酵母使用のバゲットは、
普通より短いわけでも小さいわけでもないのに、
この(150円)価格・・・(感涙)
これは、シェフが
フランスのひとにとっては、とてもとても身近な存在のバゲットを、
日本のひとにも手軽に食べて欲しいという
そんな熱い想いからくる、優しさの結晶価格なのです
まずは、袋を開いた瞬間の
粉の香りに悶絶・・・
おいしいパンの香り。間違いない!
そして、
断面からは、ここちよい酵母の香り。
酸味のある香りなのですが
何と言ったらよいのか・・・
フルーツと、花束を
一緒に嗅いだような?
酸味がありつつも、華やかで、優しくて、
けして、ツンと来ない、柔らかな香り。
たまらず、
まずは、焼かずに生食、です。
ハムッ!とひとくち。
まずは、クラストの引きが印象的。
薄いんですけど、存在感ありまくりなのです。
そして、その中のクラムのもっちり感。
水分量も、弾力も、噛みごたえもあって、
男前~!なクラムです。
食べているうちに、
なんだか、
クラストとクラムが、それぞれ独立してるわけでなく、
もしくは、一体化してるというわけでなく、
こ、これは、
クラストがクラムを包み込んでいる!?
ような印象を受けるのです。
そして、お次は
軽く焼き戻してから頂きます。
クラストがカリッとするくらいまで。
すると、エッジ部分がカリッカリになり、
粉の甘さが凝縮!
この部分、本当に甘いです。
やはり、焼き戻すとクラストは活きてきますね~。
対して、
もっちりむっちりの男前クラムは、焼き戻しても健在。
クラムは、粉の甘み、というよりも
酵母を味わう、という印象。
前述の、
花のような、フルーツのような、
心地よい酸味を満喫できます。
そして、オシリ部分(及びエッジ以外のクラスト部分)は、
カリッとしつつも、
生食の時の引きを継続していると言いますか、
ちょっとリュスティックのクラストっぽくも感じます。
そして、立派な蜂の巣気泡
蜂の巣の壁も、分厚く、立派でございます。
こんなにクラムが男前系だと、
クラストも男前のガリゴリ流血バゲットのパターンが
多い(と思う)のですが、
こちらのバゲットは、
内生地が男前、
それを包み込む、お母さんのようなクラスト、と言ったところでしょうか。
( 余計わかり難い )
以前聞きかじった
『 フランスのパンは日本ほど焼き込みが強くない 』
というのは、
このクラストにも表れているのでしょうか
バゲット以外に、このヨーグルトライも美味しかったです。
無塩バターにしようか、有塩にしようか、
悩んじゃってヤキモキ♪ (←気持ち悪い )させられちゃう
そんな塩梅
試した結果、
どちらもOK!
個人的には、無塩の発酵バターで頂いた時が
粉の甘みも、酵母の風味も味わえて
とても好きでした。
いやはや、
なんとも味わい深いバゲットでした。
おフランスの風を更に感じるべく、
この日売切れていたクロワッサンも
絶対食べたいと思っています。
ごちそうさまでした♪
紹介しているお店はこちら!
店名:Pain du jour( パン ドゥ ジュール )
住所:福岡県筑紫郡那珂川町中原2-52-7
電話番号:092-952-0888
Facebookページ:https://www.facebook.com/paindujour2016/