なんと!600円台でお腹いっぱい…これぞ大衆中華の心意気!
東大阪市の東エリアでも、もっとも乗降客数が多い瓢箪山駅の、南に延びるのがジンジャモール瓢箪山商店街。
実はこのジンジャモール瓢箪山商店街は、国道上にアーケードが架かっている、日本でもここと長崎市浜町の2か所にしかない、かなり珍しい商店街なんですよ。
両側の商店を眺めながら2~3分も歩くとアーケードが終わり、左手に辻占いで有名な瓢箪山稲荷神社の石鳥居が姿を現します。
その鳥居をくぐって参道を50メートルほど行くと、オレンジ色のテントが目印の『ミンミン 瓢箪山店』があります。
1953(昭和28)年創業の、誰もが知る元祖焼き餃子の一大グループ、中国庶民料理の店ミンミンの暖簾分け店になるんですね。
階段を上がった2階にお店があり、駐車場が無い代わりに、向かいのマンションに駐輪場があるんです。
店内は入ってスグがL字カウンターになっていて、奥に座敷席が6卓ほどあり、外観の見た目よりキャパはあるんじゃないでしょうか。
昼どきは座敷席もいっぱいで、先に電話で席の予約と注文を済ませて、来店したらスグに食事に取りかかる常連さんたちの姿もチラホラ…
直営店にはないオリジナルもたくさんあって、その店独特のメニューに出会えるのも、暖簾分け店の楽しみの一つですよね♪
かなり年季のはいったお品書きには、焼きそば370円や焼きめし420円、チャーシュー麺でも470円と、いつの時代の値段設定?と思わせるような、激安なメニューがズラッと並んでいます。
そしてコチラでイチオシなのがこの5種類の定食。
すべて600円台で、どの定食にもメイン、ご飯、スープの他に、焼きそばが付いてくるという、安くてガッツリ食べたい方にはゼッタイお勧めな定食になってます。
とりの唐揚定食 650円
子どもの拳ほどもある大きな唐揚げ4~5個に、キャベツと塩を添えて提供されます。
それだけでも結構なボリュームなのに、焼きそばとご飯とスープがついて、圧巻のビジュアルになってるでしょ~♪
これで650円なんですから驚きですよね。
揚げたて熱々の唐揚げは、かぶりつくとジュワーっと旨みが溢れてきて、まさしく王道の美味しさを感じさせてくれます。
そしてこれが、どの定食にもついてくる焼きそばです。
写真からもお分かりだと思いますが…ハイ、決してミニサイズとかではないんです。
モヤシと細切りの豚肉も入ってて、シッカリ1人前のボリュームは、小食の方ならこれとご飯だけでもお腹いっぱいになるんじゃないでしょうか…(^▽^;)
酢豚定食 650円
これは酢豚定食のメインです。
揚げた豚肉がゴロゴロ入ってる他に、玉ねぎ、ピーマン、人参、きゅうりと野菜もタップリ。
このボリュームにヤッパリ、焼きそば、ご飯、スープが付いてくるんですよ。
豚肉のうまに定食 650円
皿から溢れんばかりは豚肉の旨煮です。
豚肉の天ぷらと、炒めた白菜、人参、タケノコを、中華味の餡で綴じてあります。
これにも他の定食と同じ内容のセットが付いてきます。
ジンギスカン定食 620円
ミンミンと言えば伝統のジンギスカンも有名ですよね。
噛み応えのある羊肉と玉ねぎを甘辛く炒めてあって、ご飯がススムこと間違いなしです。
炸麺(硬いやきソバ) 520円
コチラは単品も安くて魅力的。
パリパリに揚がった麺に豚肉、人参、ピーマン、モヤシ、木耳などの餡がかかっていてアッサリしています。
卓上のお酢を回しかけて食べても美味しいですよ♪
炒飯(やきめし) 420円
キレイなドーム型に盛られたチャーハンは、玉子がタップリ入っててふんわりとした食感。
スープが付いて420円って学食並のコスパの良さですよね♪
いかがでしたか?
メニューの種類が多くてまだまだ食べたい料理がいっぱいです。
太閤秀吉さんゆかりの稲荷神社へのお参りとセットで、安くて美味しくてガッツリな中華を食べに、是非とも瓢箪山まで足を運んでみてください。