気が付けばもう12月も半ば。今年もあと僅かです。
いつものサイクルで生活をしているはずなのに、「師走」というだけで慌ただしさを感じるのは、なぜだかとても不思議です。
忘年会やら、クリスマスパーティーやら、と体に悪そうな外食が続くこの季節。
同じ外食でも、少しは体にいいものを食べなきゃ!!
って思う事ありませんか?
今回はそんな方にピッタリな、パリの有名パン職人の方が監修する、日本初上陸のカフェをご紹介しましょう!
場所は西武渋谷店B館、地下一階にあります。
「CAFE ARDINNE(カフェ アルディーヌ)」。
今年の9月オープン。フランスのパン職人である、ジャン・キルシャー氏作るスペシャリテ、「アルデネ」を使用したフランス式オープンサンド「タルティーヌ」専門店です。
この「アルデネ」は、通常の小麦ではなく、栄養価の高いといわれている古代小麦「スペルト小麦」が
使用されているのが特徴です。
また、安全性の高い手作りの食材の証、「Slow Food」をルクセンブルグで認定を取得しているので、まさに、安全、安心、ヘルシーなパン。そんなパンで作られているタルティーヌのお味はどんなものなのか、興味津々で店内にはいりました。
店内はベージュと茶色を基調とした落ち着いた雰囲気で、ちょっとしたサロンのようです。お店のあるフロアも静かなので、ゆったりとした時間を過ごせるようなお店となっていました。
タルティーヌのメニューは、定番が3種類、月替わりが1種類、スイーツ系が2種類となっていて、他にもケーキやワッフルなどもあり、お食事だけでなく、ちょっとしたおやつ休憩にも利用できるようなラインナップになっていました。
その中から食べてみたのが、この「Nordic」。アルデネを薄くスライスしたものに、クリームチーズを塗って、レタス、スモークサーモン、ケッパー、レモンを載せたものです。
アルデネのクラストはハード系らしい、しっかりとした噛み応えがあって、クラムはむっちり。酵母の特徴である、酸味が少しありました。
塩、小麦、水、というシンプルな構成のパンなので、具材の邪魔をせず、王道の組合せのクリームチーズ&サーモンとの相性もよくて、とても美味しかったです。
パンが薄いのでボリューム的にはどうなのかな?と思いましたが、具材がたっぷりですし、サラダ、スープ、マッシュポテトもついていたので、十分お腹いっぱいになれる量でした。
そしてこちらは、アルデネを使ったフレンチトースト。アルデネを卵液に浸して、大ぶりに3つにカットしたものです。トッピングはバニラアイスとメープルシロップでした。
卵液は中までしっかり染みこんでいるタイプではないので、外側は柔らかですが、中心部はパンの固さが残っていました。これ自体に甘さはないので、バニラアイスやメープルシロップと一緒に食べるとちょうどよかったです。
あまり温かくないタイプのフレンチトーストで、少し変わっていましたが、アルデネの良さがきちんと残っていて美味しかったです。
アルデネ以外にも、エシレバターを使用したクロワッサンのサンドイッチもありました。こちらはトマトソースとマッシュルーム、チーズの入った、ピザ風のクロワッサンサンドです。
ハラハラとするタイプのクロワッサンで、パイのようです。トーストされていたので、パリパリとしたところと、ふんわりとしたところ、と食感の違いがあって、食べていて楽しいです。
チーズがたっぷりですが、クロワッサンがバター控えめな軽やかなものなので、重たさがなく、スペシャリテではなくとも、しっかりと美味しいクロワッサンサンドでした。
他のタルティーヌも美味しそうですし、テイクアウト用としてアルデネや、クロワッサン、パンオショコラなどの販売もあるので、通いたくなってしまいますよね。
まだあまり知られていないようなので、ゆったりとした時間を過ごせて、渋谷の穴場的なカフェとなりそうです。
知っておくと便利なカフェ。少し落ち着いた空間で、ゆったりヘルシーなお食事を食べに、今日のランチに行ってみてはいかがでしょうか?
紹介しているお店はこちら!
- Cafe Ardinne
- カフェ
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