フランス料理をバンズに挟む！？テレビでも話題の「フレンチバーガー」

最終更新日： 2017/01/10

人気NO.1はフランス・シャラン産鴨肉を贅沢に使ったハンバーガー

「名古屋駅」から徒歩10分、地下鉄桜通線「国際センター駅」から徒歩5分。柳橋交差点から東へ進んだ江川線沿いにある、フランス料理の食材や技法を生かした「フレンチバーガー」専門店「Paris Burger (パリスバーガー)」をご紹介します。

まずは、パリスバーガーで人気NO.1「シャラン産鴨もも肉のコンフィバーガー」。

ロースト用の鴨肉を食べる事に関して、国民1人あたりの量はフランスが世界一なのだそう。そんな鴨肉の中でも、フランスでは質が良いとされている「シャラン産」の鴨肉を使ったハンバーガー。

コンフィとは、低温の油でじっくり加熱する事で保存性が高まり、肉を柔らかくしっとりジューシーに仕上げる、フランス発祥の調理法。鴨肉はコンフィにし、食べやすくほぐしてトッピング。
パティは牛・豚の合挽きを使用。毎朝店の向かいにある柳橋市場で仕入れた新鮮な肉を使うのが、パリスバーガーのこだわりだそう。
まるでハンバーグのようにふっくら柔らかく、かなりの量の肉汁が口の中いっぱいに溢れ出てきます。これまで食べ歩いてきたグルメバーガー店の中でも1、2を争う肉汁の多さ！
そんな肉汁と肉の旨みがたっぷり広がるパティに、鴨肉のコンフィの旨みが絶妙にマッチ。ししとうの苦味、きのこの旨みが、それぞれバランスよく主張し引き立てます。

ソースは3種類。ケッパー・ピクルス・フォンドボーなどを使った、シャスソース。粒マスタードとコンソメジュレのソース。辛子とマヨネーズをブレンドしたソースは、ヒールバンズに。
見た目には目立たないソースですが、鴨肉やパティやその他の食材の美味しさを引き立てまとめる、まさに影の立役者。

それぞれの食材の相性やバランスにこだわるパリスバーガーの魅力がわかる、人気NO.1にふさわしいハンバーガー。初訪問の方にもぜひおすすめです。

ブーダンノワールをトッピングした本格フレンチのようなハンバーガー

続いてご紹介するのは、「ブーダンノワール」と呼ばれる豚の血のソーセージをトッピングした本格フレンチのようなハンバーガー、その名も「豚の血のWパテバーガー」。

パティの上には豚の血のソーセージ「ブーダンノワール」とレバーペースト、下にはベーコンとアンディーブ(英語でチコリ)をトッピング。
ブーダンノワールは、最も歴史の古いシャルキュトリのひとつ。また、鉄分を多く含む食品の最上位としても知られています。

肉汁から溢れる肉の旨みに、ブーダンノワールから広がる鉄の香りが絶妙にマッチ。さらに、レバーのもったりとした独特な風味が後味に広がります。
ザクザクと歯触りがよいアンディーブ、少し苦味が感じられるのがまた、大人っぽくいいアクセント。本格的なフランス料理を感じさせるハンバーガーです。

普通のチーズバーガーはひと味違う！ヤギのチーズを使ったチーズバーガー

最後にご紹介するのは、フランス料理に使われる食材や技法にこだわったパリスバーガーらしいチーズバーガー「山羊乳のシェーブルチーズバーガー」。

山羊の乳から作ったチーズ「シェーブルチーズ」。ゴルゴンゾーラのような青カビ感はなく、塩気もまろやか。シェーブルチーズ独特の香りと濃厚な味わいが広がり、アップルビネガーでマリネした刻みオニオンが、チーズの風味を引き立てます。

パティの下の野菜はルッコラ、そして白ごまのソース。ルッコラといえばゴマのような香りが広がる野菜ですが、ソースと相まったゴマの風味がいいアクセントです。

フランス・パリの街角にありそうな小さなハンバーガーショップ

以前は鉄板フレンチ料理のお店を経営されていたオーナーが、閉店後このパリスバーガーの場所にフランス料理の総菜店をオープン。そこで人気だった「ハンバーガー」に目をつけ、総菜店からハンバーガー専門店にリニューアルし、2014年5月「Paris Burger (パリスバーガー)」がオープンしました。
他店のグルメバーガー店とは一線を画す「フレンチバーガー」というハンバーガースタイルが人気を呼び、テレビや雑誌でも数多く紹介されています。

今回ご紹介したハンバーガー以外にも、フォアグラやエスカルゴなど、フランス料理の王道である食材を贅沢につかい、まるでフランス料理をそのままバンズに挟んだような本格的なフレンチバーガーを気軽に頂くことができます。